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  • 効果検証・リライト コンテンツマーケティング 改善

    2024.05.07 WEB制作

    【WEB担当者向け】コンテンツマーケティングで成果を出す改善方法
    コーポレートサイト、ECサイト等で記事コンテンツを更新し続けていると、次第に公開して時間が経った記事のリライトなどの改善施策が視野に入ってくると思います。コンテンツマーケティングは作ったコンテンツが情報資産となるのがメリットですが、定期的に内容を更新していかなくては価値が下がってしまいます。コンテンツの価値を保ち、効率よく成果を出すための改善方法をチェックしておきましょう。1.コンテンツマーケティングを改善する3ステップコンテンツマーケティングの最適解は一定ではなく、取り扱うコンテンツの状況やユーザのニーズによって常に変化していきます。定期的なコンテンツのチェックを行い、コンテンツの鮮度を保つことが非常に重要です。具体的に以下の段階を踏むことで明確に改善施策を進められます。ここではコンテンツSEOの改善を前提として施策の進め方を解説しますが、他のコンテンツ改善を行う場合も基本的な手順は同じです。①現状分析をするコンテンツマーケティングによって効果が出た部分、出ていない部分とその原因を洗い出します。公開後に「どのような成果が得られたのか」「成果につながった理由」などを分析し、改善していくことで継続的な成果に期待できるでしょう。コンテンツのアクセス数訪問者の性質ゴールや目標との差異など、具体的な指標で分析するのがおすすめです。②改善の方針を決める②-1 目的の設定改善によって達成したい具体的な目標を明確にします。①で分析した際に用いた指標から目標を設定するとよいでしょう。改善施策のスケジュールを踏まえて期限も設定します。(例)6か月後までに月間UU数 10,000→15,000にアップ②-2 データの収集(棚卸し)Excelやスプレッドシートなどの表ソフトを使って全コンテンツのリストを作成します。上記は実際に当サイトで使用した記事リストの一部です。WordPressのプラグインで記事リストを出力したあと、記事の情報を追加で入力していきます。ちなみに、このようなコンテンツの洗い出し作業を「棚卸し」と言います。リスト内に入れるべき項目としては、最低限「投稿日」「タイトル」「URL」「カテゴリ」「タグ」を入れておきましょう。WordPressであればプラグインの設定で自動出力が可能です。その他、記事の特性によって項目を追加していきます。SEO記事の場合は「想定検索ワード」「検索順位」「記事内リンク」などをリストに入れておくとリライト時の参考になります。また、法律や医療など信頼性担保の為に更新が必要な要素がある場合、市況や統計データなど定期的に更新すべき要素がある場合は特記する欄を作っておきましょう。棚卸しを視野に入れて普段から記事リストを更新するのもおすすめです。②-2 評価基準の設定改善すべきコンテンツを見定めるため、評価基準を設定します。コンテンツの正確性、関連性、ユーザーエンゲージメントなどを基準にするとよいでしょう。また、改善が必要なコンテンツの重要度も評価基準の一つにすると便利です。可能であればGoogleアナリティクスやサーチコンソールでの分析結果も利用しましょう。(例)サーチコンソールでの表示回数は多いがCTRが低い記事をピックアップ など②-3 コンテンツの分析収集したデータと設定した評価基準に基づき、各コンテンツを分析します。シートを見ながら改善が必要なコンテンツの優先度を決めましょう。多少の手直しで済みそうなコンテンツ、早急な改善が必要な重要コンテンツは優先度を上げて、どこから取り掛かるかおおよその目安をつけやすくしておくのがポイントです。③改善の施策を決める分析結果から改善策や新たなコンテンツ戦略を策定します。2.コンテンツマーケティング改善の具体的な戦略・施策コンテンツの分析ができたら、次は改善のための具体的な施策を練ります。記事によって改善の方向性が異なる場合や別記事で書き直した方が良い場合もあるので、改善ポイントをしっかり見極めて戦略を設計するのが大切です。コンテンツの専門性・信頼性を上げるコンバージョンに結び付くコンテンツを提供するにはユーザに合った最新の情報を提供する必要があります。元々顧客ニーズに適していない内容の記事や、コンテンツ内の情報が古い記事はコンテンツの調整を行いましょう。情報が古い記事はリライトを行うのが一般的ですが、以前のコンテンツはそのままにして新しい記事を作った方が早いこともあります。その場合は基本的に過去の記事をわざわざ削除する必要はありませんが、法律や医療に関する記事など情報の古さが信頼性に大きな悪影響を及ぼす記事は取り下げてください。誤った情報をそのまま放置した場合、サイト全体が検索エンジンのペナルティ対象になってしまう可能性があります。コンテンツSEO向け:キーワードに適したコンテンツにする検索順位が上がらない記事コンテンツは検索ニーズに寄り添った内容になっていない可能性があります。キーワードによって対象となるユーザは異なるので、コンバージョンにつながらない記事はペルソナの洗い出しからやり直してみるのも一つの手です。優先度が高いのは自社サイトのニーズに近い記事。比較・おすすめ記事などコンバージョンしやすい内容のコンテンツから更新していくのがポイントです。リライトすべきか迷う記事はまずタイトルを変えてみるリライトしたり新しく記事を書いたりするのは手間がかかりますが、手っ取り早くタイトルを変えるだけでもGoogle検索の評価が上がることも意外とあります。特に検索上位にあるのにクリック率が低い記事はタイトルが原因でクリックされていないのかもしれません。コストのかからない箇所から修正して徐々に施策の範囲を広げていきましょう。新しいコンテンツの制作リライトを行うのも重要な改善施策の一つですが、分析していくうちに既存のコンテンツだけでは届かないターゲット層が見えてくることもあります。など、新しいコンテンツの制作によってこれまでの施策では得られなかった見込み顧客の獲得を狙いましょう。一から新しい記事を作成するだけでなく、ウェビナーの内容を小分けにして記事コンテンツ化するなどのアプローチも考えられます。既存コンテンツの改良であれば新規にコンテンツを作るよりもコストを抑えることができます。可能な限り取り入れていきましょう。Webサイトの改良Webサイト全体のCVR(コンバージョン率)が低いなど、Webサイト全体の構造に問題がある場合は中身のコンテンツだけではなくサイトそのものを改良するのも重要です。サイトの内部構造やユーザビリティの改善は業務の範囲上マーケティング担当の知見だけでは手に負えないケースも多いので、必要であれば外注などの選択肢も視野に入れることをおすすめします。表示スピード改善Webサイトの場合、掲載している画像の容量が大きく表示速度が遅いと離脱率が上昇します。画像の軽量化などで表示スピードを改善しましょう。→表示スピードの改善についてはこちらSEO内部対策の強化カテゴリ構造などサイト内の仕組みを変えるだけで表示順位が上がることも多いので、SEO対策としては必須の施策です。検索エンジンに評価されやすいサイトになっているか定期的にチェックするようにしましょう。ユーザビリティ改善問い合わせボタンが分かりにくい、スマホデザインに対応していない、などユーザ視点に立てていないデザインがサイトの回遊性を阻害している可能性があります。ユーザビリティ改善を行うことで、ユーザにとって快適で見やすいサイトになるでしょう。3.コンテンツマーケティングを改善するときの注意点ここまでコンテンツマーケティングの改善に必要な施策を具体的に解説してきました。ざっと並べ立てると一見誰でも簡単にできるように感じられますが、実際に効果が表れる改善を行うにはいくつか注意点を押さえておく必要があります。ユーザの視点を大切にするコンテンツマーケティングの最終目標は自社の売上を上げること。マーケティングを意識しすぎてつい自社の売り込みばかりを考えてしまいがちですが、常に顧客の視点を忘れずに施策を組み立てることが重要です。検索順位を上げるにしろ売り上げを伸ばすにしろ、コンテンツマーケティングで成果を出すにはニーズや期待に合致した情報を適切な方法で提供する姿勢が大切だと言えるでしょう。コンテンツSEOの場合キーワードに合致した記事を作ることはもちろん重要ですが、それ以前にコンバージョンしてほしいお客さんに興味を持ってもらわなければなりません。適切なキーワードを選び、ニーズに寄り添った記事を書けるよう意識するとよいでしょう。弊社マーケターが観測した実録残念事例はこちらから: そのコンテンツSEO効果ある?【泣ける】残念なコンテンツSEO事例※ノンフィクションツールによる分析と人による分析、両方を活用するGoogleアナリティクスなどの分析ツールを適切な場面で利用するスキルはもちろん、データだけでは推し量れないニーズを考慮した分析を行う力も同じくらい大切になります。マーケティングの知識を持った担当者がニーズに寄り添ってコンテンツ分析を行い、改善策を決めていきましょう。短期的な成果を求めないコンテンツマーケティングはすぐに成果が出るものではありません。公開から1週間、1ヶ月と経ってもアクセス数が伸びないと焦りが出てしまうのも分かりますが、すぐに改善の施策を打つ必要はありません。頻繁な更新によって生じる人的コストの浪費とGoogle評価に与える悪影響のリスクを考えると、最低でも数ヶ月は修正せずデータを蓄積すべきです。半年~数年単位で期間を置いてどの程度成果が現れたのか計測し、改善の手立てを考えるようにしましょう。4.まとめコンテンツマーケティングの改善にはニーズを踏まえた分析が必要です。顧客の興味に沿ったコンテンツを提供できるよう修正を行っていくことで、より成果の出るサイトに近づくことでしょう。弊社のコンテンツマネジメントでは、必要に応じて棚卸しやリライトのご要望にもお応えします。自社で手が回りきっていない、コンテンツマーケティングの知識がある会社に頼みたいという会社様はぜひご検討ください。
  • あなたの企業は導入済み?脆弱性診断

    2024.05.07 WEB制作

    脆弱性診断は必要?やり方や費用の相場を詳細解説
    Webサイトのセキュリティを強化するうえで不可欠になりつつある脆弱性診断。セキュリティ意識の強い企業は既に定期的な診断を行っています。現状のセキュリティ対策に危機感を覚え、社内で脆弱性診断を導入すべきか悩んでいる担当者の方もいらっしゃるのではないでしょうか?信頼性のある脆弱性診断を行うにはサイバーセキュリティへの知見を有したエンジニアの存在が不可欠であり、ツールを用いた簡易的な診断であっても一定のスキルが必要です。今回の記事では脆弱性診断を導入すべきか迷っている方向けに、基礎的な情報を解説します。1.脆弱性診断とはシステムやネットワークのセキュリティ状況を評価する診断を脆弱性診断と呼びます。同じような言葉として「セキュリティ診断」という単語がありますが、サイバーセキュリティにおいてはほぼ同義に扱われます。外部・内部から脆弱性を発見し、攻撃者からの悪意ある攻撃や情報漏えい事故などのリスクを未然に防ぐのが脆弱性診断の主な目的です。ウイルス対策の実施やOSやアプリケーションのバージョンアップなど基本的な対策の次に必要とされるサイバー攻撃への防御策で、比較的安価・短時間で行える施策の一つだと言えるでしょう。脆弱性とはそもそも脆弱性とは、インターネットに接続するデバイスやソフトウェアに生じるセキュリティ上の欠陥のこと。「セキュリティホール」とも呼びます。脆弱性そのものに害があるわけではありませんが、プログラムの設定ミスなどが原因となって脆弱性が発生すると、悪意を持った人物からサイバー攻撃を受けるリスクが高まります。2.脆弱性診断の目的・必要性軽く先述しましたが、脆弱性診断の目的はシステムへの侵害につながる可能性を有する脆弱性の特定とランク付け、レポーティングです。脆弱性のカテゴリや危険性、すなわち対策の重要度をランク付けし、セキュリティホールをふさぐ適切な施策を講じるために必要不可欠な定期健診のようなものです。特に企業サイトでは脆弱性診断を定期的に行い、安全なWebサイト、Webアプリケーションを提供することが重要視される傾向にあります。脆弱性診断の必要性は高まっている個人情報など経済的価値の高い情報の詐取はもちろんのこと、Webサイトの改ざんを目的としたハッキングなど、サイバー攻撃の手法は年々多様化しています。悪質な手口に対応すべく、より複雑かつ多面的な方法で脆弱性診断を行う必要性は高まり続けていると言えるでしょう。また、近年では短期間のうちに何度もアップデートを行うWebサービスが多く、導入側の企業でセキュリティ面の対応が追い付かないまま放置される事例が増えています。代表的なのはWordPressなどのオープンソースCMSを利用している企業がプラグイン等の脆弱性を突かれて攻撃を受けるケース。弊社のアンケート調査では、WordPressを使ってサイトを運用している企業のうち半数以上がサイバー攻撃の被害を受けた経験があると回答しています。→アンケート結果の詳細はこちらからセキュリティ意識の向上から、企業間でのやり取りでも脆弱性診断を含むセキュリティ対策を事前に確認して取引企業の選定基準に加えるケースも増えています。実際に被害を受けるリスクを減らす目的だけでなく、企業の信頼性を担保するためにも脆弱性診断の必要性は高まり続けていると言えるでしょう。3.脆弱性診断のやり方・費用の相場脆弱性診断の方法は大きく分けて2種類、ツール診断とマニュアル(手動)診断があります。同じ脆弱性診断でもエンジニアが手動で診断作業を行うかどうかで予算・やり方が大きく変わってきます。なお、実際に脆弱性診断を行うにはサイバーセキュリティに関する専門知識を持ったエンジニアが必要です。ここでは脆弱性診断のやり方を簡略化してご説明します。ツール診断予算:無料~数十万円自動検知ツールなどを用いて、システム全体の脆弱性を診断する方法です。手動では膨大な時間や手間がかかる作業を短時間かつ低コストで実施できますが、網羅性にはやや欠けます。ツールの多くは操作が難しいため、使いこなすにはセキュリティに対する専門知識を持っていることが前提条件になります。網羅性を高めようとするほどツールの学習コストも高まるので、いきなり社内で導入するのはハードルが高いと言えるでしょう。クラウド型クラウド型はインターネットを用いて診断できるツールです。ソフトなどのインストールが必要なくネット上で完結するので誰でも手軽にできるのがメリットですが、クラウド型の診断範囲だけではリスクをカバーしきれません。本格的な対策を行うのであれば、別のツール・手動診断と併用すべきでしょう。ソフトウェア型自社のパソコンやサーバに診断ソフトをインストールするツール。オフライン環境でも利用でき、クラウド型より脆弱性診断の範囲は広がりますが、インストールや管理には相応の専門性が必要です。オープンソース型インターネット上に公開されているソースコードを利用した無料のソフトウェアを用いるのがオープンソース型。オープンソースという性質上カスタマイズ性が高く、無料で利用可能ですが、ソフト自体の安全性は担保されないので注意しましょう。また、通常のソフトウェア型と同じく専門的な知識が必要です。マニュアル(手動)診断予算:数万~数百万円(数万のサービスはツールと併用)セキュリティの専門家などに依頼し、人の手で脆弱性を診断します。検査項目の網羅性が高く、ツールでは認識しにくいタイプの脆弱性を発見できますが、診断を行うエンジニアのスキルによってサービスの質やコストにはばらつきが生じることもあるので事前の企業選びが大切になってきます。専門性の高いエンジニアが直接診断を行うので完全に手動で診断するなら最低でも数十万円はかかります。予算上難しければ一部ツールを使って診断する「ハイブリッド診断」を用いるとコストを抑えることができます。ツールを併用した単発の診断であれば無料になることもあります。リモート型インターネットに公開されているアプリケーション、公開セグメント上のサーバなどの脆弱性をチェックします。エンジニアが直接赴かなくても実施できるので後述のオンサイト診断と比較すると費用はやや抑えられます。オンサイト診断顧客のオフィスやデータセンターなどのネットワーク環境がある場所へ直接エンジニアが出向き、内部ネットワークから脆弱性を診断するのがオンサイト診断です。費用はかさみますが、その分非常に網羅性の高い診断が可能です。一般的なマニュアル診断のやり方・手順ツール型の利用方法はシステムによって大きく異なるので、参考までにマニュアル(手動)診断の一般的なやり方を解説します。①事前調査まず対象となるWebサイト・アプリケーションの調査を行います。②診断する範囲・方法を決定対象アプリケーションの特性などを踏まえて診断メニュー/診断項目を決定します。手動診断は予算感などを踏まえて診断の範囲を重要な機能のみに絞る、事前の審査結果に応じて範囲を拡大するなど、相談によって柔軟に診断の内容を変更できるのがメリットです。③診断専門家が実際に対象アプリケーションにアクセスし、攻撃者の視点に立って脆弱性の有無を検証します。対象となる画面遷移数によって期間は異なりますが、数日~長くて数ヶ月程度かかることもあります。④診断結果の報告検出された脆弱性の内容や重要度、対策の説明などがレポート形式で提供されます。4.脆弱性診断の種類脆弱性診断は診断を行う対象によって2種類に分けることができます。Webアプリケーション診断対象:Webアプリケーション、CMSなどサーバ上で稼働させるWebアプリケーションを対象として行う診断のこと。攻撃者の視点に立ち手動またはツールを使って、Webアプリケーションに潜む脆弱性を見つけるのが特徴。「外側から見る脆弱性診断」と捉えると分かりやすいですね。プラットフォーム診断対象:ミドルウェア、サーバなどOS/ミドルウェア等の内部システムに潜む脆弱性への対応状況などについて検査します。脆弱性を内側から発見するタイプの診断形式です。5.推奨される脆弱性診断の頻度脆弱性診断は一度やって終わりではなく、定期的に行ってセキュリティホールが生じていないかチェックすることが重要です。情報セキュリティを推進している独立行政法人IPA(情報処理推進機構)が公式に発表している脆弱性診断の推奨頻度※は以下の通り。プラットフォーム診断:少なくとも四半期(3ヶ月)に1回Webアプリケーション診断:新機能開発や追加やシステム改修を行ったタイミング何らかの手段で定期的に脆弱性診断を行うための仕組みづくりが大切です。6.まとめ脆弱性診断は企業サイトの安全性を守り、企業全体の信頼性を維持するために必要不可欠なものです。社内で正確な脆弱性診断を行うことも可能ですが、かなり専門性の高い知識を必要とするので、これからサービスを導入したいと考えている企業は外注を検討した方がコスト的には最適でしょう。弊社ではWordPressを利用している企業様向けに現在脆弱性診断(セキュリティ診断)を無料で行っています。保守サービスに興味のある担当者様はもちろん、少しだけ話を聞いてみたいという方も是非ご相談ください。IPA+「ECサイト構築・運用セキュリティガイドライン」
  • 2024.04.10 WEB制作

    コンテンツマーケティングのゴールはブランディング?注意点を押さえて売上アップ
    集客施策のひとつと考えられているコンテンツマーケティングですが、本来はユーザーを育成したりファン化したりするための施策です。 そのため、流入数や閲覧数を追うだけでなく、いかに自社の強みを押し出し、ブランディングするかがカギとなります。 この記事ではブランディングの定義と、コンテンツを通してブランディングを行う時の注意点を解説します。   1. そもそもブランディングとは? そもそも「ブランディング」とは何を意味するのか、ブランディングがもたらす効果と合わせて解説します。 ブランディングの定義 ブランディングとは、自社に対する顧客の愛着や信頼性を高め、ブランドを形作る戦略のことです。 このブランドとは、自社と他社を区別するために作り出した独自の概念のことを指します。ブランディングは「自社に対する確立した良いイメージを浸透させる活動」ともいえるでしょう。 例えば、多くの人は「アップル」と聞いたときに、リンゴではなくiPhoneを販売している企業のAppleを思い浮かべます。同様にLINEと聞くと、ほとんどの人が文字通りの「線」という意味ではなく、SNSツールであるLINEを想像するでしょう。 スマホならアップル、連絡ツールならLINEと、「○○なら××」と想起されれば、ブランディングに成功していると言えます。 ブランディングがもたらすプラス効果 ブランディングが成功すると、顧客の中でイメージが定着しているため、広報活動の予算を削減でき、安売りをしなくても済むようになります。また、他社との比較検討なしに購入に至るケースも多く、リピーターやファンになってもらいやすのも特徴です。 例えば、多くの人はROLEXの時計を高級品として認知し、ご褒美やプレゼントに購入する品物として思い浮かべます。しかし、実際にどういった特徴があり、他の時計と比較してどのように優れているのかを答えられる人は多くないでしょう。つまり、ブランドイメージは、「消費者がどう認知しているか」が重要だということです。 いくら企業側が「自社の製品は高品質です」とアピールしても、消費者に認知されなければプラスの効果は生み出されません。そのため、良いイメージを確立するためのブランディング戦略は、企業にとって非常に重要なのです。   2.コンテンツマーケティングはブランディングが前提 コンテンツマーケティングは、ユーザーに有益なコンテンツを配信し、ユーザーをナーチャリング(育成)し、ファンになってもらう、ひいては顧客になってもらうためのマーケティング手法です。 ファンになってもらうためには、コンテンツにより自社の特色や価値を押し出してブランドを確立しなければならないため、必然的にブランディングを行う必要がでてきます。 注意しなければならないのは、目先の数字にとらわれることです。セッション数や再訪率といった数値を優先して質より量を重視すると、ブランディングの成果が上がりにくくなるでしょう。   3.コンテンツマーケティングでブランディングを進めるときの3つの注意点 コンテンツマーケティングでブランディングを進めるときに、注意したい点を3つ紹介します。 ①.むやみにコンテンツを大量投下しない コンテンツマーケティングを実行するときに、とにかく自社のことを知ってもらおうと、安易にコンテンツを大量にアップするケースが見られます。しかし、いくらコンテンツを作成しても、質が伴わなければブランド価値を損なう原因になりかねません。 コンテンツを増やしていくことは大切ですが、無理のない頻度で定期的に更新することをおすすめします。 ②.ペルソナ設定を軸に行う ターゲットユーザーであるペルソナの設定を行うことも重要です。 誰にでも好かれるブランドは存在しません。漠然とターゲットを設定しあやふやなコンテンツを作成するよりも、きちんとペルソナを設定し、ペルソナに共感してもらえる情報を提供するようにしましょう。ペルソナ設定に関しては、『ペルソナ設定のやり方と注意したいポイント』で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。③.自社の持つ価値を明確化する ブランディングの基本は、自社の持つ強みや独自性を理解し、そこを伸ばすことです。 この独自性は、コンテンツマーケティングだけで考えるのではなく、自社サービス・商品など企業全体に目を向けて考えましょう。コンテンツから受けた印象が、企業イメージにつながることを十分に意識したうえで、コンテンツを制作するようにしてください。   4.まとめ コンテンツマーケティングを行うときには、最終的な目標を「集客」ではなく「ブランド認知」におくことが大切です。自社の強みや独自性を見極め、コンテンツでユーザーに伝えることでファン化を促すことが、最終的に売上へとつながります。 コンテンツによるブランディングを成功させるためには、ペルソナを明確に設定し、ユーザーの課題解決につながる有益なコンテンツを制作するようにしてください。コンテンツマーケティングに関する他の記事は、こちらからご覧になれます。
  • 2024.04.10 WEB制作

    サイトリニューアルの目的は?成功に導く目標設定を伝授
    サイトリニューアルは、目的と目標を明確にしていないと方向性が定まらず、成功の確率が低くなります。目的によって、進め方や注力するポイント、選ぶ制作会社が変わってくるからです。しかし、初めてサイトリニューアルを担当する場合、目的をどのように設定すればよいのか、どんな目的が適切なのか分からない方も多いのではないでしょうか。この記事では、サイトリニューアルの成功確率を高めるための目的設定の方法を3つのステップで解説します。 1. サイトリニューアルにおいて目的・目標設定は必須 Webサイトをもっと使いやすくしたい、デザインを刷新したい、競合に見劣りしないWebサイトにしたいなど、漠然とした目的でサイトリニューアルを進めてしまうことはよくあります。サイトリニューアルをすべて1人で行うのであれば、大まかに目的を定め、進めながら方向性を決めていくケースもありますが、リニューアルをチームで行う、外注を利用するといった場合には、個々のイメージを統一できず失敗する可能性が高まります。複数人でサイトリニューアルを進行する時は、必ず目的を明確にして数値目標とともに共有することが大切です。 2. サイトリニューアルの目的設定は3ステップで行う それでは、サイトリニューアルの目的はどのように設定すればよいのでしょうか。目的を設定する手順を3ステップに分けて解説します。 ステップ1.現サイトの課題を整理する まずは、現在のWebサイトが抱えている課題を整理しましょう。<課題の例>商品カテゴリが間違っている お問い合わせ先が分かりづらい ログイン後のマイページが使いづらい 特定の商品、手続きに関するお問い合わせが多い システム化できそうな業務ができていない主観的な課題分析も有効ですが、アクセス解析を活用して数値データから分析する、被験者テストでユーザーのつまずきポイントを確かめるなど、様々な分析方法を取り入れて、多角的に分析を行いましょう。 ステップ2.解決策をまとめる 課題の洗い出しが終わったら、課題に対する解決策をまとめていきます。先ほどの例をもとに解決策を考えると、以下のようになります。<解決策の例>商品カテゴリが間違っている ⇒商品カテゴリを作り直す お問い合わせ先が分かりづらい ⇒お問い合わせ先の導線を改善する ログイン後のマイページが使いづらい ⇒マイページのUIを変更する 特定の商品、手続きに関するお問い合わせが多い ⇒Q&Aや解説ページを設置する システム化できそうな業務ができていない ⇒システム改修を行う課題に対する解決策をまとめていくと、大がかりなリニューアルは必要ないのでは、と気づくこともあるでしょう。一時的な対応や部分改修では根本的に解決できない課題があれば、サイトリニューアルを進めていきます。 ステップ3.一般的な言葉として整理し、数値目標を定める 課題と解決策の洗い出しが済んだら、それらをまとめて解決後のイメージを言語化していきます。これが、リニューアルの目的です。言語化されたイメージは、複数の人間が関わってリニューアルを進めるときに、共通方針となり重要な役割を果たします。この時、数値目標を立てられるものは合わせて設定しましょう。<目的の例>(目的)ブランドのファンを作る ⇒(目標)ブランド名での検索数10%増、リピーターの比率5%増 (目的)問い合わせ件数を増やす ⇒(目標)メルマガ登録者数月200件、セッション数2倍3.リニューアルの目的は手段にしない サイトリニューアルの目的設定でよくあるミスが、目的と手段を混同してしまうことです。動的システムを導入する、1カラムデザインにするといった目的はWebサイトを改善するための手段であり、リニューアルの目的としては不十分でしょう。例えば、Webサイトをスマホ対応にするとスマホユーザーからのお問い合わせ数増加につながると推測できます。突き詰めて考えると、目的だと思っていた「スマホ対応」が、「お問い合わせ数増加」という目的達成のためのひとつの手段に過ぎないということもあるのです。サイトリニューアルの手段を目的にしていないか見極め、その先にあるゴールをしっかり見据えることが大切です。 4.まとめ サイトリニューアルをする時、「よくしたい」という思いだけで漠然と進めると失敗してしまうかもしれません。特に、複数の人がリニューアルに関わるケースでは、それぞれが違った方向に進み、混乱が生じてしまいます。まずは、現在のサイトの課題を抽出し、解決策を考え、解決後のイメージを言語化してチームで共有するようにしましょう。目的と目標を明確に定めることが、サイトリニューアルを成功させる秘訣です。
  • 2024.04.10 WEB制作

    【プロ解説】Webライティングのスキルアップに最適な練習方法を解説
    ライターになって間もない人の中には、ライティングスキルの上達方法が分からないと悩む方がいるのではないでしょうか。特にWebライティングについては、周囲に指導者がいないケースも多く、どこから手を付ければ良いのか分からないことも少なくないと思います。そこで今回は、Webライティングに必要なスキルを独学でも伸ばすことができる、おすすめの練習方法をご紹介します。 1.Webライティングで求められるスキル そもそも、Webライティングとは、Web媒体に適した文章を書く技術のことです。書籍や新聞といった紙媒体のライターとは違い、Web上のコンテンツを書くライターは、まずWebの特徴をきちんと把握する必要があります。例えば、Web上のページの多くは、上から下にスクロールしながら読んでいくため、重要な情報や結論から書く必要があります。また、多くのユーザーが短時間でサッと読む傾向があり、飛ばし読みされても理解できるよう論理的かつ分かりやすい文章が求められます。また、多くのユーザーが検索エンジンを利用していることを考えると、SEOに効果的な文章を作成できることが理想的と言えるでしょう。SEOライティングのより詳しい情報は、『初心者でも書ける!SEOライティングの基本』で解説しています。合わせてご覧ください。2.Webライティングのおすすめ練習方法 ライティングスキルの向上は一朝一夕にはいきませんが、練習に時間をかけ、しっかりと経験を積めば上達していきます。Webライターに求められるスキルを理解したうえで、次の4つの練習方法を試してみましょう。 ①.ライター向けの書籍を読む まずは、Webライティングに特化した書籍を読み、知識を付けましょう。最近では、ライター職の人が増えていることもあり、さまざまなライティングのノウハウ書籍が出版されていますが、中でもWebライティングに的を絞った本はおすすめです。Webライティング専門の書籍はSEOについても解説しているケースが多く、検索エンジンに評価される文章についても学べます。また、これからWebライティングを学ぶ人は、全てを網羅した分厚い解説書で一気にステップアップを目指すよりも、分かりやすく読みやすい初心者向けの書籍から入ると良いでしょう。練習問題が付属している書籍もあるため、何冊か読んでみてライティングの基礎力を養いましょう。 ②.心に残った文章をノートに写す お金を払って読む本は熟読される傾向が強いですが、Web上の文字は斜め読みされてしまいます。きれいな日本語を心がけることはもちろんですが、目を引くような表現を身に着けなければいけません。書籍や新聞、SNS、コラムなどさまざまな媒体や形式の文章に触れ、良い文章・心に残ったキャッチコピーがあれば、ノートに書き写して自分のものにしていきましょう。また、途中で分からない単語が出てきたときは、辞書を引いて書き溜めておくと、実践的な語彙力が高まっていきます。 ③.構成から考える Webページを訪れるユーザーは、何かしらの目的意識を持って閲覧しているため、ページ内で主張したいポイントを明確に提示しなければなりません。そのためには、ただ漫然とライティングをするのではなく、ユーザーが何を知りたくて訪れるのかを考え、論理的に文章を組み立てる必要があります。文章を執筆する前に導入文、本文、結論それぞれで何を伝えたいかを定めた構成を作成することで、伝えたい内容がブレず、ユーザーにとって分かりやすいコンテンツが出来上がります。文章力だけでなく「構成力」も上達するように、構成を作成する練習も積んでおきましょう。 ④.何度も書いてPDCAを回す PDCAとは、Plan(計画)・ Do(実行)・Check(評価)・ Action(改善)を繰り返し、品質を管理・改善していく手法を指しますが、これはWebライティングのスキル向上においても当てはまります。ブログを例に見ると、ただコンテンツを更新するのではなく、掲載したコンテンツのうちどのような文章が好反応を得たか、アクセス数が伸びたかを検証して、次のライティングに活かすことなどが考えられます。また、記事を執筆する際は、5時間かけて1つの文章を完成させるより、3時間で完成させて、見直しと書き直しに2時間使った方が、記事がブラッシュアップされ良い文章になります。 3.Webライティング前に必ず行いたい準備 質の高い記事を執筆するには練習だけではなく、ライティング前の準備がとても重要です。文章作成前に必ず行いたい2点をご紹介します。 文章を読むユーザーとニーズを推測する 文章を誰が読むかを想像し、架空のユーザー像(ペルソナ)を設定しましょう。同じ恋愛に関するコラムを執筆する場合でも、学生を対象として書く場合と、婚活中の社会人を対象として書く場合では、記事のテイストや取り上げる内容は大きく異なります。まずは、検索されるであろうキーワードから推測してユーザー像を仮定し、そのユーザーの検索意図を考慮してライティングを行うことで、ターゲットに刺さる文章を作成できます。 ゴールを設定する ユーザーが文章を読んだ後、定期的に訪問してコンテンツを閲覧して欲しいのか、見込み客にしたいのか、自社商品・サービスを販売したいのかによってコンテンツに求められる要素も変化します。その文章を読んだユーザーに、どのような行動を取ってもらいたいかというゴール(目的)を設定し、ページ構成を決めることが重要です。この記事ではご紹介できなかった「リライトスキル」に関しては、『SEOに効果的なリライト方法と上位表示の秘訣』でご紹介しています。ライター必見ですので、ぜひご覧ください。4.まとめ Webライティングには、紙媒体とは異なるスキルが求められるため、まずは書籍などを活用して基礎的なWebライティングの知識を取り入れましょう。知識を身に付けたら実際に執筆してブログなどに掲載し、結果の検証を何度も繰り返すことで、徐々に総合的な力を伸ばすことが可能です。独学であっても、ライティングスキルは上達します。記事を執筆する際は、常にユーザーのニーズを推測し、記事の最終目的を見据えることを忘れないようにしましょう。
  • 2024.04.10 WEB制作

    ペルソナの作り方は?マーケティング・Web制作で効果を出すための設定ポイントや注意点を解説
    Webサイト制作時のコンセプトやプロモーション戦略などのマーケティングに関する戦略を立案する際に重要なのが「ペルソナ設定」です。 当然のことながら、企業のマーケティング担当者は自社のターゲットユーザーを把握しています。ただ、ターゲット属性しか把握していないケース、何となくペルソナを想定しているケース、ペルソナ設定をしていたとしても数年前に一度設定したままで見直しが行われないケースなど、企業として正確なペルソナ設定を実施していないケースは少なくありません。 そこで、今回はペルソナ設定の重要性や具体的な方法、注意すべきポイントについてご紹介します。   1.ペルソナとは ペルソナとは「自社サービスのユーザーとして具体的に仮定した人物像」のことです。ペルソナを作成すると多様化した顧客像の中から自社の顧客となり得るユーザー像を絞り込めるので、社内での認識の齟齬が起きにくくなる、商品や広告の訴求力を向上させられるといったメリットがあります。 ペルソナと近しい意味合いを持つ言葉に“ターゲット”があります。ここでは、ターゲットと比較しながらペルソナについてみてみましょう。 ターゲットは、「年齢」「性別」「居住地」「職業」「未既婚」「子供の有無」など、対象ユーザーの属性情報となります。それに対してペルソナは、直訳すると“人格”で、そのターゲットの「おかれた状況」「悩み」「課題」「生活習慣」など、ユーザーのインサイト(心理)を含めた人物像のことです。 もし、ペルソナを設定せずターゲットのみを共有してプロジェクトを進めると、チーム間で想定するユーザー像に個人差が生じ、行き違いが起こることも少なくありません。 「30代、既婚女性、子供あり、会社員」というターゲット向けに化粧品の広告戦略を立案する場合、ターゲットを踏まえて広告を出稿するメディアを選定するため、「30代、既婚女性、子供あり、会社員」が集まるメディアへの露出が考えられます。 (30代女性既婚会社員が閲覧するメディア例)育児サイト アパレルサイト レシピサイト 婚活サイト グルメサイト Q&Aサイト                                               など→この場合、選定するメディアの幅が広いため、対象メディアの絞り込みが困難になります。 一方、ペルソナを設定した場合、下記のようにユーザー像に対する対象メディアを絞り込むことができます。 ペルソナA)30代、既婚女性、子供あり、会社員、仕事と育児の両立が大変、夫が育児を手伝ってくれない、夫婦喧嘩が絶えない。育児サイト/アプリ 夫婦の悩みに関するQ&Aサイト/アプリペルソナB)30代、既婚女性、子供あり、会社員、家族でいることが幸せ、幸せが続けばいい、家族全員の趣味は旅行育児サイト/アプリ 旅行サイト/アプリ→ここまで絞り込めれば、精度の高いメディア選定が可能になります。 このようにペルソナは、ユーザーのインサイトを含めて具現化することで、精度の高いマーケティング戦略のプランニングを可能にするものです。同時に、マーケティング活動に携わる関係者が特定のターゲットを想定することができ、常に同じ方向を向いてプロジェクトを進めることができるのです。   2.ペルソナ設定の流れ それでは、実際にペルソナ設定を行う手順をご紹介します。 リアリティのある人物がゴール ペルソナ設定のゴールは、チーム全員が同じユーザー像を想像できるリアリティのある人物像を描くことです。 架空の人物を想像で作ることが難しい場合は、身近にペルソナに近い人がいないか探してみましょう。もしいれば、その人にインタビューやアンケートを行うことで、ターゲットに近いペルソナを作成することが可能になります。 情報収集を行う まずは、情報収集を行います。 基本的なものにはインタビューや座談会などの聞き取り調査がありますが、本音が聞けないと感じた場合は無記名アンケートも有効な手段です。 そのほか、自社サイトのアクセス解析やデータ、公的機関が公開している調査データなど可能な範囲で情報収集を行っていきます。 十分に情報収集ができたら、ユーザーの情報をグルーピングしていきます。 1人の顧客像を作る 情報収集が終わったら、実際にペルソナを作成する段階に入ります。情報収集から得た内容をもとに、下記のような項目を決定していきましょう。年齢 性別 職業 年収 趣味 特技 住んでいる地域 一人暮らしか実家暮らしかその他にも、スマホの使用頻度、よく使うアプリ、利用しているSNSと使用頻度、現在の悩み事、休日の過ごし方など、プロジェクトやPDCAサイクルの頻度に合わせてより細かく設定していきます。 また、1人のペルソナでは見えなかったポイントが、複数のペルソナから浮かび上がってくることもあります。必要に応じていくつか設定しましょう。   3.ペルソナ設定の注意点 ペルソナを設定する際、注意すべきポイントが3点あります。作り上げたペルソナを最大限に活かせるように、作成中と作成後に注意すべき点をお伝えします。 目的に合わせて設定する ペルソナは目的に合わせて設定する必要があります。 ペルソナを作成することでターゲット顧客を想定しやすくなり的確にマーケティングを行うことができますが、商品・サービスごとに目的が変わる場合はペルソナも変えるべきです。 例えば、同じ会社のA商品のプロモーションでは、学生と主婦が対象ユーザーであれば、学生と主婦のペルソナを作るべきで、B商品のプロモーションで対象ユーザーが違えば、別のペルソナを設定する必要があるでしょう。 自社の理想像とは切り離して考える ペルソナは自社のサービスや商品に興味を持っている(もしくは興味を持つと考えられる)ユーザーのイメージ像です。 自社の製品やサービスありきでペルソナを設定すると、「興味を持ってほしいユーザー」を設定してしまい、消費者ニーズとのギャップが発生することも少なくありません。自社としては20代女性をターゲットとしたサービスでも、実際に興味を持っているペルソナが30代女性になることもあります。 先入観や思い込みは排除して、あくまでも情報収集で集めたデータをもとに「興味を持っているユーザー」「これから興味を持つであろうユーザー」を作り上げていきましょう。 定期的に見直す ペルソナは一度作り上げたらそれで終わりではありません。 作ったペルソナが実際のユーザーとずれている可能性や、時代の流れとともに消費者意識が変化していく可能性もあります。 定期的に見直して改善を重ねることで、プロジェクトに合ったペルソナが成長していきます。企画の進行中であっても、ペルソナの見直しは必ず行っていきましょう。この記事では紹介しきれなかったペルソナ設定の注意点とうまく有効活用する方法に関しては、『ペルソナ設定の注意点と活用方法』で解説しています。ぜひご覧ください。  4.まとめ マーケティングに関する戦略立案に欠かせない「ペルソナ設定」。知識はあっても、実際に作ろうとすると具体的に何をしたらいいか分からず戸惑うことも多いかと思います。 しかし、しっかり手順を踏み、注意点を守ればきっと役立つペルソナを作ることができるはずです。 本記事を参考にペルソナを設定し、是非、プロジェクトに役立ててください。  
  • 2024.04.10 WEB制作

    コンテンツマーケティングとWebマーケティングの違いとは|コンテンツマーケティングが注目を集める理由
    コンテンツマーケティングは、Web施策の主流になりつつありますが、Webマーケティングとなにが違うのか、いまいち分からないという方も多いのではないでしょうか。今回は、Webマーケティングとコンテンツマーケティングの違いや特徴、コンテンツマーケティングがここまで注目を浴びるようになったきっかけについて紹介します。1. Webマーケティングとコンテンツマーケティングの違いWebマーケティングとコンテンツマーケティングは、両者には明確な違いがあります。そもそも概念が違うのです。Webマーケティングとは、集客や接客、追客などWebを使ったマーケティング施策全般のことであり、広告などの販促やSEO対策、SNSといったあらゆる手法が含まれます。一方で、コンテンツマーケティングは、ユーザーにとって有益と考えられるコンテンツ(コラムや動画など)を作成し、ユーザーとの接点や関係性を築くことによりブランディングやコンバージョンを促すための手法です。つまり、コンテンツマーケティングはWebマーケティングの手法の一部であり、概念的にはまったく異なると言えるでしょう。2. Webマーケティングの手法Webマーケティングにはどのような手法があるのか、一部を簡単に紹介します。SEOSEOはSearch Engine Optimizationの略語で、日本語では「検索エンジン最適化(日本ではGoogleの検索エンジンを指すことがほとんどです)」と呼ばれる集客手法です。ユーザーの多くが検索エンジンを活用することから、自社サイトを検索上位に表示する施策はWebマーケティングにおいては必須の施策といえます。SEOを対策した場合、そのWebページを上位表示するためにはある程度時間がかかるため、即効性はないものの、上位表示に成功した場合には長期的な自然流入が見込めることが特徴です。Web広告Web上に掲載される広告も、Webマーケティングの施策のひとつです。インターネット広告や、デジタル広告と呼ばれることもあります。Web広告にはユーザーの検索行動に連動したリスティング広告やSNSユーザーをターゲティングするSNS広告、アフィリエイターにリンクを貼ってもらい成果に対して報酬を支払うアフィリエイト広告など、さまざまな手法があり、ターゲティングや掲載メディアなどそれぞれ特徴が異なります。SNSマーケティングSNSマーケティングは、TwitterやFacebook、Instagramなどを運用しながらファンを増やしてエンゲージメントを高めるマーケティング手法です。SNSを介して情報を発信することで、ブランドや商品の認知度を高めることが目的ですが、顧客と直接コミュニケーションを取ることで関係を構築していくことが魅力です。UI改善自社サイトのUIを改善することも、Webマーケティングのひとつです。ユーザーにとって使いやすいサイトにすることで、直帰率の低下や回遊性の向上、コンバージョン率改善などにつながります。Web接客ツールWeb接客ツールとは、チャットボットやポップアップバナーなどが可能なツールを導入し、サイト上でユーザーを接客しながらコンバージョンまで誘導するツールです。適切なタイミングでバナーなどを表示させることで、購入までのサポートや離脱を防ぎ、顧客満足度を上げつつ離脱率を改善できることが特徴です。メールマーケティングメールマーケティングは、ステップメールやキャンペーンメールなど、主にメルマガを活用してユーザーとの関係を構築する手法です。「今すぐ購入するつもりはないけれども商品には興味はある」「また機会があれば買いたい」という潜在顧客に定期的にアプローチをすることで、効果的に購買意欲を高めていきます。3.コンテンツマーケティングの手法コンテンツマーケティングでは、記事やプレスリリースはもちろん、プロモーションビデオやウェビナーといった動画コンテンツ、ホワイトペーパーや商品カタログなどの資料など、あらゆるものがコンテンツとして考えられます。こういったコンテンツを、顧客のカスタマージャーニーのステップに応じて使い分け、組み合わせることで自社のサービスや商品が売れる仕組みを作っていきます。また、コンテンツマーケティング=コンテンツSEOと考えている方も多いですが、厳密には異なります。検索エンジンからの評価を高くする記事を作成して集客を目的とするコンテンツSEOに対して、コンテンツを用いてユーザーのナーチャリングを行うことが、コンテンツマーケティングの本来の役割です。4.なぜコンテンツマーケティングが注目されるのか?それでは最後に、コンテンツマーケティングが注目される理由を解説します。SEOの歴史の変遷前述の通り、SEOとは検索エンジン最適化であり、検索結果に対象ページを上位表示させ、集客をアップすることを目的とします。Webサイトが急増しはじめた2003年ぐらいには、外部リンクの数や質が重要視されていたため、被リンクによる外部対策をすればWebサイトの質が低くても検索結果で上位表示することが可能でした。しかし、検索エンジンは、「ユーザーがいち早く知りたい情報にたどり着けること」を目的として、アップデートを繰り返してきました。その結果、コピーされたコンテンツやユーザーにとって有益ではないコンテンツは、上位表示されない状況になっています。Googleも質の良く、ユーザーのインテント(検索意図)に合ったコンテンツを上位表示させると発表しています。インバウンドマーケティングの重要性の高まり「PC⇒ガラケー⇒スマホ⇒IoT」とインターネットの活用が一般的になるにつれ、ユーザーのネットリテラシーは高まり、広告慣れをする人も増えていきました。その結果、広告はタップしてもらえず、ポップアップはブロックされるなど、アウトバウンド型のマーケティング手法の難易度は年々上昇しています。以前は新規顧客を容易に集めることができていた手法も通じにくくなったことで、潜在層の育成(ナーチャリング)や既存顧客の囲い込みといった、インバウンド型のマーケティング手法に本腰を入れる企業が増え、代表的な施策であるコンテンツマーケティングの注目度も高まっていきました。5.まとめWebマーケティングはWeb上で行う様々な施策の総称であり、その中の一つにコンテンツマーケティングがあります。数ある手法の中でも、インバウンド型であるコンテンツマーケティングの重要は高く、今後も欠かせない施策の一つといえるでしょう。これからコンテンツマーケティングを始める方は、まずは優良コンテンツの作成からスタートしてはいかがでしょうか。
  • WEB担必見!検索流入増やすには?

    2024.04.04 WEB制作

    【基本情報まとめ】検索流入を増やすための施策を解説
    WEB担当の頭をいつも悩ませる流入数・アクセス数。売上を伸ばすためには検索流入を増やさなければなりませんが、効果が出ず施策の実施に苦慮している方も多いのではないでしょうか。商品の魅力を上手く伝えるページにすればおのずと流入数も上がります。ほんの少しの工夫で改善することもありますので、何をすればいいか分からないという方はまず、どんな施策が必要かチェックしてみましょう。1.自然検索からの流入を増やすポイントこの記事では広告を用いず自然検索からの流入を増やすためのポイントを主に解説します。自然検索とは自然検索とは、Googleなどの検索結果画面でリスティング広告の枠以外の面に表示される部分の検索結果を指します。オーガニック検索も同じ意味です。現在のGoogle検索ではリスティング広告の枠に「スポンサー」という表記が出てきますので、「スポンサー」と書いていない欄に表示させるのが自然検索です。ここでは自然検索流入を増やすための施策を紹介しますが、自然検索での流入アップを達成するには中長期的な戦略が必要です。短期間で流入数を伸ばしたいならリスティング広告を取り入れるのも一つの手でしょう。ポイント①検索上位を狙う自然検索で流入数を増やすためには、まず意図したキーワードの検索結果で出てくるようにしなければなりません。検索上位に表示されるためのテクニックを押さえておく必要があります。具体的には、Googleの検索アルゴリズムに評価されるような内容のコンテンツを作ったり、サイトの構造をカスタマイズしたりして検索上位に上がるようにするなどの施策が挙げられます。このように、検索上位表示を狙うための対策全般をSEO(検索エンジン最適化)と呼びます。→検索上位を狙う施策 ポイント②クリック率を上げる狙ったキーワードで検索上位に上がってきたら、次は検索したユーザがクリックしたくなるような施策を実施するとさらに流入数アップを狙えるかもしれません。→クリックを上げる施策ただし、クリック率を上げるための戦略はあくまで副次的に実施するものです。基礎的なSEO対策を行ったうえで取り組んだ方がよいでしょう。2.検索上位を狙うための施策Webサイトの内容をGoogle等の検索エンジンに理解しやすいよう最適化する、つまりSEOを意識するのが大切です。タイトル・文中にキーワードを入れるSEOのテクニックとしては基礎中の基礎なので言うまでもないかもしれませんが、対策したいキーワードを必ずタイトルに入れるようにしましょう。見出しや文中にも不自然でないレベルでキーワードを入れると評価されやすくなります。文中にここぞとばかりにキーワードを盛り込みすぎるのはNGですが、ところどころに情報を入れるのは重要です。内部対策を行うURLの構造設計スマートフォンへの対策表示速度改善 などサイトの土台となる部分を整備し、検索エンジンにコンテンツを正しく認識・評価してもらえるような対策を実施するのがSEOの内部対策です。>>内部対策について詳しくはこちら<<コンテンツの中身を充実させる単純なことですが、検索上位に上がるにはコンテンツとして魅力的であることが大変重要です。Googleの評価基準は定期的に変わりますが、「ユーザを第一に考えて作られたコンテンツを上位に置きたい」という基本方針は変わりません。アップデートの変動に負けないサイトを作るには、コンテンツの中身を充実させるのが一番です。検索意図に寄り添ったコンテンツを意識しましょう。また、キーワードに関する疑問を解消する内容を簡潔に伝えることで「強調スニペット」に掲載されやすくするのも対策の一つとして有効です。強調スニペットの例コンテンツの中身を評価する要素:E-E-A-T画像出典:Google General Guidelines評価されやすいコンテンツを制作するために重要な要素「E-E-A-T」について、ここでご説明しましょう。Googleはより優れたコンテンツを評価し表示されやすくするため、独自のガイドラインに4つの指標を定めています。E-E-A-Tは以下の4指標の頭文字です。Experience(経験)Expertise(専門性)Authoritativeness(権威性)Trustworthiness(信頼性)E-E-A-Tはあくまで評価の指標を分かりやすく明文化したものであり、直接検索順位に影響を与えるものではありませんが、コンテンツの中身を充実させるために意識するとよいでしょう。Experience(経験)2022年に新しく追加された要素。コンテンツに筆者自身・もしくは他者の経験が織り込まれているかどうかを指します。例えばレストランを比較する記事を執筆するとしたら、ただインターネットで情報を調べただけの記事より実際にさまざまなレストランに赴いて写真や感想を入れている記事の方が評価されやすくなります。自分自身の体験を述べるのが難しい場合は、他者の経験を伝える形式をとるのも一つの手です。【具体的な施策】お客様の声を引用する商品レポートを書くその分野で経験を積んだ人の体験を書く などExpertise(専門性)その分野に関する専門的な知識を持っているかどうか。特に難解な領域では分野に特化したノウハウや知見をアピールし、信頼できる内容を発信することが重要です。特にまだインターネットに載っていない情報で役に立つものがあれば、積極的に入れるとよいでしょう。【具体的な施策】専門家が業界に関する細かい知識を交えながら解説する一般人の疑問に対して専門性の高いアドバイスをする などAuthoritativeness(権威性)認知度の高い制作者・サイトによるコンテンツかどうか。もともとその分野で知名度の高い企業、既に関連キーワードでたくさんの記事が検索上位に上がっているサイトであれば、それだけで権威性が高いコンテンツであると判断されやすくなります。SEO施策としてはサイト全体に権威性を向上させるものとコンテンツ単体に権威性を持たせるものの2種類があります。【具体的な施策】著名な専門家に監修もしくは執筆してもらう関連記事を増やしてドメインの権威性を高める などTrustworthiness(信頼性)ユーザにとって安心できる/信頼できるサイトかどうか。E-E-A-Tの中でも最も重要性の高い指標であり、ここまで紹介した3指標が「信頼性」を高める補助的な役割を果たします。【具体的な施策】HTTPS化に対応する内容の正確性をチェックする法律に関する情報をこまめに更新する など3.クリック率を上げるための施策検索結果の順位はロボット・AIが決めるため、アルゴリズムやルールに沿った分かりやすい施策で成果が出ることも多いのですが、実際にクリックしてページに飛ぶのは人間ですのでそうはいきません。また、クリックしたくなるようなページにするには検索上位に上がるための施策を押さえておくことが最も重要です。クリック率を上げる施策はあくまで副次的なものだと考えてください。タイトル、ディスクリプションを分かりやすくディスクリプションはSEOには直接関係なく、実際に検索結果に出てくるときは設定したディスクリプションが表示されない場合も往々にしてあるので必須ではありません。ただ、クリックしてもらいやすい文章を表示させるために設定するのは一つの施策として取り入れてみるのも一つの手です。リッチスニペット(リッチリザルト)を利用するページのタイトル名以外にも表示される内容(スニペット)を指します。特にコーポレートサイトや店舗情報、通販の検索結果などはリッチスニペットが表示されやすいので、アクセス数が多いページでは特に対策しておくとよいでしょう。必ずしも表示される保証はありませんが、構造化データを実装するなどの内部対策である程度表示されやすくすることは可能です。4.検索流入を増やすときの注意点特にSEO対策に慣れていないWEB担当者は、流入数を増やそうとするあまりいくつか注意点を見逃して落とし穴にはまってしまいがちです。なかなか検索流入が増えないという場合は以下の注意点に着目してみるといいかもしれません。細かいテクニックに頼りすぎない「文中にたくさんキーワードを入れる」「信頼できそうな監修者を設定する」「SNSで記事のURLを貼る」など小手先のテクニックはたくさんありますが、それらに頼りすぎないよう注意しましょう。例えば以前なら外部リンクをお金で買って増やす外部対策が当たり前に行われていましたが、Googleのガイドラインの変更に伴い今ではペナルティの対象になっています。表面上のテクニックで検索順位が上がる可能性もゼロではありませんが、内容が伴っていないサイトはいずれアルゴリズムによって弾きだされるでしょう。今用いられている対策もいつかは使えなくなるかもしれません。とにかくユーザ目線でコンテンツの内容を充実させることが一番大切です。流入を狙うキーワード選定は慎重にそもそも、検索流入を増やす本来の目的は自社の売上を増やすことです。自社商品を買ってもらえる人に届けるキーワードを選ぶのが重要であることは言うまでもありません。極端な例を出すと、果物を売っているサイトで最新スマホの情報を発信してもコンバージョンにはつながらないでしょう。コンテンツマーケティングの基礎的な考え方を念頭に置いて、潜在顧客にリーチできるようなキーワードを選びましょう。→コンテンツマーケティングの基礎について詳しくはこちら5.まとめ検索流入を増やすには、アクセスしたユーザのニーズを満たせるような魅力的なサイトを作るのが最も大切です。戦略に迷っているようでしたら、コンテンツSEOを通じて検索流入を増やすコンテンツマネジメントサービスの利用もぜひご検討ください。
  • 2024.03.21 WEB制作

    コンテンツSEOの外注費用・相場は?信頼できるSEO対策会社の選び方
    検索流入から新規顧客・既存顧客を集客するコンテンツSEOは今やWebマーケティング手法の定番になりつつあります。導入のハードルが低く小~中規模の業種でも取り入れやすいのですが、一方で確実に成果を出すにはそれなりのスキルが必要です。内製でのSEO対策に限界を感じているWEB担当者の方も多いのではないでしょうか?社内のリソースが不足している企業では外注でSEO対策を行うケースも増えています。必要に応じてコンテンツSEOサービスを利用することで売上改善につながるかもしれません。 この記事では外注でコンテンツSEOを行う場合の費用相場、結果を出せるSEO対策会社の選び方をご紹介します。1.施策別・コンテンツSEOの外注費用実際のところ、コンテンツSEOの外注費用はピンキリです。月額換算すると安くて5万円程度、大企業向け・ビッグワード狙いだと100万円以上かかるケースもあります。効果を出すためのコツは「とにかく安いものを選ぶ」のではなく、「自社に合った施策を提供してくれる会社を選ぶ」こと。多くの企業は複数の施策を一気通貫で担ってくれますが、安価なSEO会社は何らかの施策をやらない/スキルの低い人に任せてコストカットしているケースが多いので注意してください。以下、施策ごとの一般的な費用相場です。施策価格①戦略立案5万円~20万円(初期費用)②構成案作成2万円~5万円/1本あたり③ライティング2万円~5万円/1本あたり(構成案なし)5万円~7万円/1本あたり(構成案あり)④入稿・公開単体での請負はほとんどなし専門家による監修2万円~10万円/1本あたり図解の制作点数による(1点2,000円~)①戦略設計(ニーズ分析、キーワード調査など)初期費用として5~20万円程度かかるのが相場です。SEO記事で成果を出すには「どんなターゲットに」「どのようなキーワードで」アプローチするのか明確にしてから戦略を立てる必要があります。ターゲット層の調査やキーワード選定など、より効果的な記事を制作するために必要な作業だと言えるでしょう。初期費用を取らず単発で安価な記事を書く業者はしっかりキーワード分析をしておらず、質の低い記事を量産している可能性が高いでしょう。戦略設計が内部のリソースでしっかりできていればそれでも問題ないかもしれませんが、SEOに詳しい人材がいない場合は特に注意して見極めるようにしてください。②構成案作成相場は3万円~10万円。狙うキーワードを選定後、上位表示されるような記事の構成案を考えます。上位記事などからニーズを上手く抽出し、分かりやすく見出し別にまとめる力が必要です。関連記事→コンテンツマーケティングのためのSEO記事に重要な「構成」とは?記事作成に重要な構成の作り方や意識したいポイントを紹介!③ライティング相場は2万円~7万円。構成をもとに実際に記事を書いていきます。「SEO外注」と言うとライティングの代行をイメージする方もいらっしゃるかもしれませんが、実際のところ文章表現そのものは検索順位で上位に出られるか否かにはあまり関与しません。見やすい文章で書かれているか、読者層に合った表現を使えるかなど基礎的なライティングスキルはもちろん必要ですが、それよりも重要なのは「中身となる構成がしっかりしているか」「土台となるターゲティングが適切か」です。構成無しでライティングを依頼した場合、内容が薄くなりやすいので注意が必要です。内容に齟齬があった場合は構成段階で修正した方が工数はかかりませんし、記事執筆後の修正に追加費用がかかるケースも多いです。できるだけ構成案の作成まで一貫してサービスを提供してくれる企業を選んだほうが無難でしょう。④入稿・公開WordPress等のCMSへ入稿し、装飾を施してから公開します。記事のライティングまでを外注して入稿は自社で行う企業が多いのですが、入稿は意外と手間がかかる作業です。社内のリソースによっては外注することを考えてみてもいいでしょう。その他、追加でかかる費用専門家による監修:2万円~10万円図解の制作:点数による(1枚2,000円~)2.サービス別・コンテンツSEOの費用ここまでご説明してきた通り、どの施策を含むかによってコンテンツSEOの外注費用は大きく異なります。単純に安いかどうかではなく、求めるサービスを提供してくれるかチェックするようにしましょう。以下、コンテンツSEOのサービスをいくつかの種類に分類したものです。同じ会社が複数のプランに対応しているケースもあります。サービス名特徴SEOコンサルティングサービスマーケティング戦略の策定~効果測定までコンサルティング内部対策まで行うことも固定報酬型サービス内容に応じて毎月決まった月額成果による報酬変動なし成果報酬型検索順位が上がったキーワード数に応じて報酬額が決定ライティング代行サービス記事単位の都度払いSEO戦略には関与しないSEOコンサルティングサービス月あたりの相場は30万~100万円程度。現状のサイト分析を行ったうえで、マーケティング戦略の策定から効果測定までコンサルティングします。どんなキーワードでどうやって検索順位を上げるか一緒に戦略を立案するので、SEOの知見に自信がない企業におすすめです。戦略のアドバイスのみ行うコンサルからコンテンツ制作まで代行するコンサルもあるので、自社のリソースに対応した企業を選ぶのがおすすめ。コンサルの一環でサイト設計を含む内部対策まで行ってくれるケースもあります。固定報酬型サービス内容に応じて毎月決まった月額を払います。記事の数や種類に応じて一括払いにする企業もあります。検索順位上昇などの成果による報酬変動はないので、実力・実績を見極めるのが大切です。成果報酬型検索順位が上がったキーワード数に応じて報酬額を決定する仕組みを採用している企業もあります。会社によっては具体的な施策を公開せず、外部リンクを増やすなどのグレーゾーンなSEO対策を行っているケースもあるので、施策をしっかり確認することをおすすめします。ライティング代行サービスあらかじめコンテンツマーケティングとしての戦略の方向性が決まっている状態で、中身の記事を制作する形をとるのがライティング代行サービスです。記事単位の都度払いで1件あたり3万円~10万円程度が一般的な相場です。ライティング、構成案の実績・質によってだいたいの価格が決まります。クラウドソーシングなら極端に安い案件もありますが、品質はほとんど担保されません。SEOコンサル型より比較的安価な傾向にありますが、記事単位なので記事の専門性によってはコストが見合った結果が得られないこともしばしばあります。売り上げを出すための工程にはほぼ関与しないので、「知見はあるが内部にリソースが不足している」という企業におすすめです。3.自社にぴったりなコンテンツSEO制作会社の選び方一口にコンテンツSEO制作と言っても、個人が副業感覚で運用する小規模なものからグローバル企業向けの大規模なものまで多種多様なサービスがあります。種類が多すぎてどの会社を選べばいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか?ここからは実際にコンテンツSEOに携わっている企業の視点から、自社に合った信頼できる外注企業の選び方を伝授します。自社に不足している施策を考える企業によってかかる課題は大きく異なります。例えば「ライティングができる社員でなんとなく記事だけ作って全く戦略立案ができていない」のが課題であれば、SEOコンサルティングに分析やキーワード選定から任せるのがよいでしょう。「SEOの優れた知見を持った担当者がいるのに記事を作る人員が足りない」という場合は、ライティング代行に記事の執筆だけ頼めば安価に済ませることができます。予算の兼ね合いが気になるのであれば、自社が持っているリソースはそのまま使って足りないところを外注に頼むなどの使い分けが大切です。実績を見る同じようなサービスを提供している企業を比較する際に重要なのがこれまでの実績です。実績を持たない企業ほど安請け合いしていることが多いため、コストカットのために実績の浅い企業に頼んだら思うように成果が出なかったというのはありがちなパターンです。最終的に必要なのはSEOを通じて新規顧客を増やすことなので、価格だけでなくその会社の実績をしっかり見ることをおすすめします。ある程度規模の大きな企業であれば実績・事例のページがあるはずですので、そこから具体的な施策を確認してみると信頼のおける企業か判別できます。対応の柔軟さをチェックするその時々によってコンテンツSEOに必要な施策は変わってきます。最初は競合分析やキーワード選定を念入りに行い、場合によっては内部対策も並行して行う必要があるでしょう。記事公開後しばらくしたら、順位が上がっていない記事のリライトや戦略の改善を行わなければならないかもしれません。状況に応じて費用や施策を柔軟に変え、必要とあらば相談に乗ったりアドバイスをくれたりする企業を選ぶと安心です。(手前味噌ですが、弊社のSEOコンサルティングではどんなことでも細かくご相談いただけます)4.まとめコンテンツSEOの外注は安くて数万円~高くて100万円以上かかるケースもあります。サイトの規模、求める戦略や施策によって異なるため、自社サイトの課題を解決するにはどんなサービスが必要か考えたうえで外注する企業を選ぶとよいでしょう。集客につながるコンテンツSEOをお求めでしたら、ぜひ弊社のサービスもご検討ください。
  • 2024.03.13 WEB制作

    ECサイトで効果を出すためのコンテンツマーケティングと成功事例
    ECサイト・通販事業を強化するための手段としてよく用いられるコンテンツマーケティング。しかし、なんとなくみんながやっているからと安易にオウンドメディアやSEOを取り入れた結果、十分な成果が出ず「コンテンツマーケティングは意味がない!」と思ってしまう方が多いのが実情です。コンテンツマーケティングは決して「楽に誰でも売上をアップさせられる魔法」ではありませんが、しっかりとした手順を踏めば効果を出すことは可能です。この記事では、ECサイトでコンテンツマーケティングを行うときのポイントを解説し、アプローチすればECサイトの売上を伸ばすことができるのか分かりやすくお伝えします。コンテンツマーケティングのコンサルを専門とする当社のオリジナル事例も解説しますので、よろしければ参考にしてください。1.ECサイトでコンテンツマーケティングを行うメリットECサイトを運営している企業がコンテンツマーケティングを行うメリットはいくつかあります。まずはコンテンツマーケティングそのものの特徴やメリットを確認しましょう。コンテンツマーケティングとは顧客に有益な情報を発信して集客するマーケティング手法のこと。コンテンツマーケティング自体の主なメリット商品・ブランドの認知度の向上コンテンツが長期間資産として残る比較的低予算で始められる以上のメリットはECサイトを運用していなくても得られるメリットです。ただし効果を出すにはある程度の時間と予算は必要な点には留意しておきましょう。コンテンツマーケティングに関する基礎知識は「コンテンツマーケティングとは?目的や効果、成功するためのコツを伝授!」で解説しています。興味のある方は参照してください。メリット①効率的に新規顧客を集められるEC特有のメリットとしてまず挙げられるのは集客のしやすさです。ECサイトは基本的にWeb以外の手段で集客することはできませんから、裏を返せばWebをメインに発信するコンテンツマーケティングに取り組むのはほぼ必須のタスクになってきます。ECサイトにおけるアクセス数は店舗の近くを通りかかるお客さんと同じ。つまり実店舗を持たないECサイトで売り上げを伸ばすには、サイトへのアクセス数が重要になってきます。新しい顧客にとって有益な情報を提供することで「商品を買う価値がある」と思ってもらえるようになり、最終的には収益の向上につながるのです。メリット②既存顧客にアプローチしやすいリピートを増やすには「商品/ブランドのファンになってもらう」のが一番です。例えば既存顧客に対してメルマガで購入後のアフターケアやカスタマーサポート、限定の特典や情報などを送り、満足度と関与度を高めるなどのアプローチができるようになります。また、記事を通じてユーザーにとって有益な情報や質の高いコンテンツを提供し続けることで、継続的にECサイトを訪れるきっかけになります。再購入や口コミの発信など、積極的な行動を促すことにもつながるのは大きなメリットだと言えるでしょう。2.ECサイトにおすすめのコンテンツマーケティングコンテンツマーケティングにはいくつか種類があります。(それぞれの詳しい解説はコンテンツマーケティングの手法10選!種類別に解説【選び方・成功するポイント】で行っています)ECサイトにおすすめなのは特に「コンテンツSEO」「メルマガ」。展開が進んだら「SNS運用」にもチャレンジしてみるとよいでしょう。コンテンツSEO自然流入から見込み顧客を呼び込むコンテンツSEOは新規顧客からリピートまで幅広く集客できる基本中の基本です。ECサイト内にSEOを意識したコラム記事のコーナーを設けることで、コンバージョンへの導線も作りやすくなります。検索を通じて悩みを解決したいユーザーに対して必要な情報を与え、同時に付随した商品のメリットやユニークな価値を伝えることができるのも大きなメリットです。<広告運用/コンテンツマーケティング担当・ニャーケッターより>[word_balloon id="unset" src="https://www.ecmarketing.co.jp/contents/wp-content/uploads/2024/02/icon_white-1-1.webp" size="M" position="L" radius="true" name="" balloon="talk" balloon_shadow="true"]ECサイトでSEO対策を行うと必ず躓くのが内部対策の実装(仕様上変更できない・改修が必要など)にゃ。コンテンツSEOは商品詳細やカテゴリページではなく静的ページとしてコラム領域を設けて行うため、カートASPやECシステムの仕様に依存せずに取り組める。そのため、ECサイト運用と並行しておすすめすることが多いにゃ。[/word_balloon]メルマガメルマガは特に既存顧客へのアプローチに有効です。ECサイトは会員登録時・購入時に収集したメールアドレスをメルマガに流用できるため、相性が良い媒体だと言えるでしょう。再購買を促したり、興味を持ってもらえそうなコンテンツを配信したりしてユーザーの満足度を高めるとリピーターを作りやすくなります。(上級者向け)SNS運用SNSを利用して発信すれば、検索流入ではリーチできない潜在層にアプローチすることができます。発信の内容によっては既存顧客のファン化も促進できるので、上手く利用すれば見込める価値は高いと言えるでしょう。しかし、SNSの利用が無料だからといって誰でも簡単に取り入れられる集客方法だと考えてはいけません。フォロワーがいないアカウントは広告を使わないとそもそも発信内容を誰にも見てみらえませんし、SNSを通じてファンを獲得するにはスキルとセンスを持った運用者が必要です。幅広い層へ訴求できる一方、コンバージョンにはつながりにくく見込める効果は限定的です。他のコンテンツマーケティングである程度効果を出したうえで、さらなる戦略として取り入れるべきでしょう。コンテンツマーケティングで効果を出すには、広告運用など他の集客方法と組み合わせた戦略的な展開が必要になります。社内のリソースが足りない場合、ECコンサルを利用するのもおすすめです。関連記事→WEBマーケティング歴20年の著者が選ぶ 本当に実力のあるECコンサルティング会社5選3.ECサイトがコンテンツマーケティングで効果を出すためのポイント自社のコンテンツマーケティングで効果が出ない…とお悩みの方は、まず以下のポイントを押さえているかチェックしてみましょう。質の高い情報を提供するECサイトとのつながり以前の前提として、ユーザーが求める情報を提供しなければコンテンツマーケティングとして成立しません。「お客さんになってくれそうな人が知りたい情報」を提供することが一番重要です。それに加え、ECサイトではコンテンツ→商品ページへの流入という明確なコンバージョンポイントがあることを考慮する必要があります。顧客を購入につなげるため、商品の価値を上手く伝えるよう意識する必要があります。「ユーザーの知りたい情報」と「こちら(売る側)が伝えたい情報」を同時に盛り込むのが難しければ目的ごとにコンテンツを分けるのもおすすめです。ユーザーが直帰せずサイト内で回遊することを前提として、検索流入を狙う広範な内容のSEO記事と商品への理解度を高めるための記事をつなぐ導線を作ります。さらにそこからECサイトへ誘導できれば理想的です。継続的に更新するECサイトに関わらず、分かりやすい効果を出すにはある程度の時間(半年~数年)が必要です。コンテンツマーケティングに即効性がないのは広告と比較したときのデメリットでもあります。最終的に効果を出すためには、ターゲット層を的確に捉えてユーザーを取り込むスキルのある人材が継続的にコンテンツを更新することが重要です。最適な導線を設計する導線とはユーザーを商品の購買まで誘導するルートのこと。情報の質にばかり目がいって盲点となりやすいのが導線の設計です。せっかく良いコンテンツを作っても、肝心の商品ページへの導線がなければコンバージョンにはつながりません。抜本的なユーザビリティの改善にはサイト設計の専門的なスキルが必要ですが、コンテンツからECサイトの流入につなげる導線を整備するのも大きな効果があります。何もできていないという場合はとりあえず記事内に購入率の高いページへのCTA導線を設置するだけでも一定の効果はあるでしょう。「最適な導線を敷く」という視点でお話しすると、本当のところはサイト制作時からの入念な戦略設計が一番重要です。質の悪い制作会社にサイト制作を依頼したり、言われるままテンプレートでサイトを構築したりすると、コンテンツを作っても流入数が増えない設計になってしまうことがあります。ECサイトの場合は特にサイト設計を組み直すのに莫大なコストがかかることが多いため、後から苦労することも珍しくありません。「これからECサイトを作る」という段階の方は十分に注意してください。4.【自社事例】SEOコンテンツでECサイトへのCV獲得当社が実際にコンテンツマーケティングで成果を出したA社のECサイト事例をご紹介します。ECサイト内に設置するSEOコンテンツを発信するオウンドメディアの立ち上げを依頼され、当社は設計と初期段階でのSEO記事作成を担当しました。設計時に骨格として内部SEO対策を組み込み、さらにターゲット層に届くSEO記事を制作する施策を実行。サイト内の商品に興味を持ってくれそうな顧客からの検索流入を獲得し、コンバージョン率の高いコンテンツになりました。5.まとめコンテンツマーケティングはECサイトの展開にぴったりのWeb戦略です。コンテンツを見て興味を持ってくれたユーザーに訴求できるような環境を整備することで、しっかりと効果が出やすくなります。もし成果が出ず悩んでいるようでしたら、ターゲットとなる層を捉えたコンテンツを制作できているかもう一度確かめてみるとよいでしょう。実際に当社が担当した案件でも、コンテンツマーケティングの施策実行・改善によってECサイトの売上が伸びたケースは多々あります。自社のコンテンツ制作にお困りのようでしたら、ぜひご相談ください。
  • 2024.03.13 WEB制作

    コンテンツマーケティングでCV数を増やすための導線設計【プロが解説】
    自社サイトやSNSから見込み顧客を集めるコンテンツマーケティングは一見万能な集客方法に思えるかもしれませんが、実際のところ売上につながるようなコンテンツを作るのは簡単ではありません。なかなかコンバージョン数が伸びず悩んでいるWeb担当の方も多いのではないでしょうか?思うようにコンバージョンしない場合、内容だけでなくユーザーを購入まで誘導するための道のり=導線をしっかり整備できているかチェックした方がいいかもしれません。今回は、主に自社サイトやオウンドメディアに掲載する記事コンテンツにおけるコンバージョン数の増やし方として導線の設計方法をお伝えします。1.コンテンツマーケティングにおける導線の種類コンテンツマーケティングの導線は「CTA導線」のことを指します。コンテンツマーケティング(主に記事コンテンツ)において用いられる主要な導線の種類は以下の通りです。会員登録お問い合わせ資料請求・ダウンロードSNSのフォローボタンCTA導線とはCTAとは「Call To Action(行動喚起)」の略。Webサイトの訪問者を具体的な行動(コンバージョン/CV)に誘導する導線のことを指します。記事を読んで自社製品に興味を持った人が購入に至るようアシストする役割を持っていると言えるでしょう。求めるコンバージョンによっていくつかの種類に分けることができ、サイトや商材によっていくつか使い分けるのが一般的です。導線の種類特徴顧客から見たハードル会員登録メルマガ、ECサイトなどユーザーとの接点を増やす低SNSフォローボタン幅広い層に認知を広げるエンゲージメントが重要低資料請求・ダウンロード主にBtoB向け詳細/専門的な内容に最適中お問い合わせコンバージョンにつながりやすいがハードル高め高顧客から見てハードルが高いCTA導線はクリックするのに抵抗を感じやすいものの、上手く誘導できればコンバージョンにつなげやすいとも言えます。反対にハードルが低い導線は手軽にクリックできる一方、その場では購入につなげにくいでしょう。詳しくは後述しますが、コンテンツを訪れるユーザーにマッチした導線を設置することが非常に大切です。まずはそれぞれの導線の特徴を弊社のコンテンツマーケティング担当・ニャーケッターからの本音コメントと共に細かく見ていきましょう。①会員登録メルマガやECサイトへの会員登録など。業態によってはLINE登録の導線を挿し込む場合もあります。直販のECサイトを運用している場合を除き、直接購買にはつながりにくいでしょう。その分登録のハードルは低めなので、ユーザーとの接点を増やすための中間コンバージョンとして用いられることも多いです。ウェビナー・セミナーの参加フォームへのリンクを設置するケースもあります。<監修者・ニャーケッターより>比較的高単価の商品を扱うECサイトはとくに初回訪問で購入するユーザーは非常に少ない。そのため購入よりハードルの低い会員登録をCVとすることも一つの手だ。会員登録においては登録メリットを提示し、同時にメルマガ受信してもらうことが重要にゃ。初回訪問で購入に至らなかったとしても、その後のメルマガ配信で商品の魅力や選び方、最新・期間限定のなどユーザーにメリットのある情報を届けることができれば、サイトの再来訪や先々の購入につながる可能性が期待できる。特に衝動買いできない商品や他社比較ありきの商品では、検討期間が発生しやすいことも考慮してコミュニケーションをとることが大切にゃ。②SNSへのフォローボタン幅広いユーザーの認知を獲得したいときに向いています。企業とユーザー間でコミュニケーションを取ることでて親しみを持ってもらえますが、その一方購買につなげにくい点には注意が必要です。他の導線と併用する形で使う長期的なアプローチ方法だと言えるでしょう。<監修者・ニャーケッターより>メルマガ(会員)登録よりさらにハードルを下げたユーザーとのタッチポイントだ。ワンタップでフォローできる反面、お別れもワンタップにゃ。そのためユーザーを飽きさせない内容と頻度を意識しつつ、エンゲージメント(ユーザーの反応)数を見ながら自社のベストを模索することが大切にゃ。キャンペーンなどで短期間に集めたフォロワーもコミュニケーションが伴わなければ数字だけのフォロワーになってしまう。フォロワーの数と反応の数が合っていない企業アカウントが多いのはまさにそういったケースだったりするにゃん。SNSで大事なのはエンゲージメント。フォロワー数だけで満足しないことにゃ。③資料請求・ダウンロード主にBtoB向けですが、BtoCでも教育系など一部の業界にも用いられる導線です。「商材について検討の為に詳しい情報を知りたい」「専門的な解説が欲しい」というニーズがある商材は特に資料請求を使うとよいでしょう。商材によってはよりハードルの下がる資料ダウンロード形式をとるケースもあります。コンバージョンにややつながりにくく、資料ダウンロードの場合は特に競合他社の分析資料となりうる点には注意が必要です。<監修者・ニャーケッターより>余談だが資料請求について最近のトレンドも触れさせてほしいにゃん。BtoCでは金融業界(証券会社・保険会社・クレジット会社など)でよく見られた資料請求が、最近はWebコンテンツにシフトしている傾向もある。NISAやiDeCo、証券会社、少額保険など従来は資料請求を設けていた業種も昨今はWebで完結できるものが増えているにゃん。検討に必要な情報をコンテンツで表現できれば、資料請求というステップを踏まずダイレクトに成約につなげることができる。そう考えるとサイトのUI・UX・リッチコンテンツ作成は今後より一層重要になるという捉え方もできるのにゃ。お問い合わせコンテンツを見て問い合わせをしてくれるユーザーは商材への関心も高く、コンバージョンに近い傾向にあります。優良な見込み顧客を集められるCTA導線だと言えるでしょう。ただしその分導線を踏むハードルは高くなることには注意すべきです。問い合わせ経由をメインに受注しているBtoB企業は特にどのような経路でフォームへつなげるかが重要になってきます。2.コンテンツマーケティングにおいてCTA導線の設計は重要か結論から申し上げると、コンテンツマーケティングにおいてCV(コンバージョン)に直接結び付くかどうかは必ずしも大事ではありません。そもそも、コンテンツマーケティングの目的は「見込み顧客の獲得と関係性の構築」です。サイトを訪れたユーザーがその場で購入を決断せずとも、あとから何かしらの形でコンバージョンするケースも多々あります。購入ボタンを押すよう直接誘導することに特化している(=直接CVに結び付くことが分かりやすい指標となる)メディアは広告なので、その点には留意しておきましょう。とはいえ何の導線もない/不適切な誘導では機会損失に繋がりうるため、適切な導線設計はユーザーのためにも重要です。不適切な誘導の一例お問い合わせへの導線は直接CVにつなげやすいのが特徴ですが、そもそも「問い合わせてみよう」と思うユーザーがいない状態では上手く機能しません。そのため、例えば初心者向けの簡単な解説コンテンツの後ろに問い合わせ導線を設置するのは多くの場合不適切です。他の記事への回遊導線サービス内容を説明するページホワイトペーパー、資料ダウンロードなどへのCTA導線をつけるとよいでしょう。3.CTA導線の形式記事内に挿入するCTA導線にはいくつかデザイン上の形式があります。どの形式を使うのが正解ということはありませんが、ユーザーに応じて使い分けるとよいでしょう。強く訴求したい場合は複数の形式を併用することもあります。(各項目の下にCTA導線の見本を挿入していますが、リンク先は弊社のコンテンツマーケティングサービスのページです。興味がある方はクリックしてみてください。)テキスト文章の中にテキストリンクを入れる形。目立ち過ぎず記事の中になじみやすいのが特徴です。コンテンツを主役にしてさりげなく導線を設置したいときにおすすめ。→テキストリンクの見本バナー画像を入れて誘導する形式です。視覚的に分かりやすく伝えられます。記事の途中に挿し込むほか、目立つので横カラムやトップページにテンプレートとして入れることが多いです。ボタン枠の中にテキストを入れる形の導線。記事内によく用いられます。WordPressであればテーマにボタンのテンプレートが入っているので取り入れやすく、かつ視認性の高い導線です。ボタンの見本4.CTA導線を入れる場所おすすめ3選導線の内容やデザインも大切ですが、コンテンツ内のどこに設置するかもCVに深く関わってきます。ここからは記事コンテンツ内に入れることを想定してCTA導線を入れる場所としておすすめの場所を3つ紹介します。記事の文末文章を最後まで読んでいる状態であれば商品やサービスに強い関心を持っている可能性が高いので、興味を持ってくれたユーザーを効率的に誘導することができます。うるさすぎないのでコンテンツ内に配置する導線として一番おすすめです。ファーストビュー内ファーストビューとはページを開いて最初に表示される画面のこと。一番見ているユーザーが多い画面なので、タイトルを見た段階ですぐに誘導したい場合はファーストビュー内に大きく入れると見やすいです。ただし、PR感が増し敬遠されるリスクがある点には注意してください。当サイトではファーストビューに表示される導線はPCのみ右カラムに設置していますが、コンテンツによっては記事内中央に配置する場合もあります。横カラム(PC向け)記事横のカラムに固定で設置することで、興味を持った時にいつでも遷移できるようになります。一画面に幅を持たせられるPC向けのレイアウトではよく採用されます。テキストだと存在感がなく見づらいので、バナー・ボタン形式で載せるのがよいでしょう。スマホ向けの導線としては固定のヘッダーをつけるのがおすすめです。5.効果的にコンバージョン数を増やすための導線設計のコツCV数を増やすには、ユーザーに合わせた導線設計が必要です。売上アップを目的にしてコンテンツを制作しているとどうしても購入に近い目立つ導線を設置したくなるかもしれませんが、実際に効果を上げるには別の手段が必要になってくることもあります。ターゲット層に合わせた種類・形式を選ぶ記事の内容に合わないCTA導線を敷いても意味がないのはもちろん、「目立つボタンや画像にするとCVしやすい」「問い合わせへのリンクを貼れば売り上げが増える」わけではありません。消費者側になって考えてみると想像しやすいと思いますが、分かりやすく購入へ誘導するボタンが便利に思うときもあれば鬱陶しく感じることもあるでしょう。CVさせたい一心で押しつけ・押し売りにならないよう注意してください。ユーザーの意欲・状態に合わせた導線を選ぶことが重要です。なるべくシンプルに商品を売る側としてはユーザーが何を選んでもいいように「会員登録」「問い合わせ」「SNSボタン」などたくさん導線を設置したくなるかもしれません。会員登録お問い合わせお電話はこちらしかし、上記のようにひたすらボタンが並んでいるとどれを押していいか分からなくなってしまいますよね。ユーザー目線で考えると選択肢が多すぎるのはかえって負荷になってしまいます。一番優先したいものをなるべくシンプルに配置することが重要です。同じ画面に複数導線を設置したい場合は、デザインにメリハリをつけるよう心がけましょう。テンプレートにしすぎないカラム内のバナー画像くらいは固定でも構いませんが、記事のカテゴリや種類ごとに導線を固定するのはあまり推奨されません。特にありがちなのはカテゴリごとに導線を設置してしまい、文脈に合わないテンプレートが挿入されてしまうケース。CVにつながらない導線はユーザーを邪魔してしまうだけなので、なるべく避けたいところです。少し手間がかかりますが、いくつかのテンプレを作成して記事ごとに導線を決めるようにしましょう。内容の濃いコンテンツであればオリジナルのCTA導線を都度作成するのもおすすめです。6.まとめコンテンツマーケティングでCV数を上げたい場合は、内容だけではなく記事内の導線にも注意を払ってみましょう。記事に合っていない導線が配置されていたリ、デザインによってユーザーが抵抗感を抱きやすかったりすると、良い内容のコンテンツでもCVにつなげることができなくなってしまいます。自社が売りたい商品はなんなのか、商品を買ってくれそうなユーザーは何を好むのか、しっかり分析することが重要です。
  • 2024.03.06 WEB制作

    コンテンツマーケティングの費用は内容次第!具体例や選び方までくわしく解説
    Webコンテンツの伸び悩み解消はマーケティング会社への依頼が確実です。しかし、費用感や選び方のポイントが分からないと進めるのは難しいですよね。実際のところ、コンテンツマーケティングの費用は依頼内容によって大きく変わるため、具体的な話をしてみないと分からない場合が多いでしょう。また、依頼先は費用よりも実績と質で選ぶことが大切です。今回はコンテンツマーケティングの費用相場と対策内容、依頼先の選び方について解説します。悩みに対する費用の具体例もご紹介するので依頼時の参考にしてください。1.コンテンツマーケティングの費用相場は「月額+初期費用」コンテンツマーケティングの依頼費用は「月額10~60万円程度+初期費用10~30万円前後」を目安にしましょう。コンテンツマーケティングの費用に大きな幅があるのは、課題の改善に対する施策内容が多岐にわたるためです。例えば、記事制作のみなら月額10万円程度から可能ですが、CMS設置やアクセス解析も加えると月額40万円~、さらに本格的な戦略設計や改善支援まで含めるとなると月額50万円以上になることも珍しくありません。そのためコンテンツマーケティングを依頼する際は、具体的な目的と依頼したい内容を絞検討から連絡するのがいいでしょう。また、各社でコンテンツマーケティングの考え方や得意とする施策内容が異なるため、複数の会社を比較することも大切です。2.コンテンツマーケティングの費用と対策内容一覧コンテンツマーケティングの主な施策内容と費用は以下の通りです。施策内容によって依頼先の会社が変わる点にも注目しましょう。費用の目安(月額)施策内容依頼先10万円~・記事制作のみ記事制作会社40万円~50万円・CMS設置・記事制作・アクセス解析CMSベンダーWebマーケティング会社50万円~60万円・戦略設計・CMS設置・記事制作・アクセス解析Webマーケティング会社60万円~・戦略設計・CMS設置・記事制作・アクセス解析・コンサルティング・改善支援上記の一覧はあくまで目安です。記事の納品本数や品質、SEO効果など同じ項目でも求める要素によって費用は変わります。コンテンツマーケティングでは費用と効果が比例する場合が多いので、コストばかりにとらわれずパフォーマンスも意識しましょう。3.コンテンツマーケティングの費用の具体例よくあるWebコンテンツの悩み別にコンテンツマーケティングの費用を具体的に見ていきましょう。とにかく記事作成を助けてほしい費用の目安:月額10万円程度~依頼先:記事制作会社すでに構築済みのWebメディアがあり、運用方針も決まっている場合は「記事作成のサポート」だけでいいケースもあるでしょう。記事作成は予算に応じた本数の作成で、テーマ出しや編集は自社対応となるのが一般的です。CMSを導入してほしい費用の目安:月額50万円程度~依頼先:CMSベンダー、Webマーケティング会社これからWebコンテンツを立ち上げる場合はCMSの導入からプロに依頼するのがおすすめです。事業規模に合ったCMS製品選びや万全のセキュリティ対策には専門知識が欠かせません。アクセス解析でCV課題を見つけたい費用の目安:月額30万円程度~依頼先: Webマーケティング会社運用中のWebサイトで「離脱が多い」「売り上げにつながらない」などの悩みがある場合は、Webマーケティング会社にアクセス解析を依頼してCV課題を見つけるのが効果的です。結果がでない原因の解明や改善提案も受けられます。SEO対策で確実な集客UPを目指したい費用の目安:月額30~50万円程度依頼先:Webマーケティング会社Webサイトの集客には検索で上位にあがるコンテンツ作成が有効ですが、それには最新のSEO対策を盛り込んだ記事作成が必要です。市場動向、ターゲット、KW、文章構成まで考慮できるWebマーケティング会社への依頼がおすすめです。立ち上げから運営方針の提案まですべてサポートしてほしい費用の目安:月額20~60万円以上依頼先:Webマーケティング会社初心者だがWebメディアを一から立ち上げたい、自社で運用できるようにアドバイスが欲しいなど、Webコンテンツをプロと一緒に作り上げたい場合は伴走型DX(デジタルトランスフォーメーション)サービスがあるマーケティング会社に依頼しましょう。事業の成長段階に応じた中長期的なサポートが受けられます。4.コンテンツマーケティング会社を選ぶときのポイントコンテンツマーケティング会社は「費用だけで選ばない」ことが重要です。同じ業界での実績数や納品物の質などポイントを押さえて複数の会社を比較して選びましょう。上位獲得の目的を定めてから依頼するはじめに、検索上位を目指す目的(認知拡大や売上げUPなど)を整理してから依頼しましょう。コンテンツマーケティング会社にはさまざまな戦略があり目的や状況によって最善策は変わります。「何がしたい」が明確なほど結果につながるはずです。自社の業界で実績がある会社を選ぶ費用とのマッチはもちろんですが、「同じ業界で実績がある」というのは需要なポイントです。業界によってターゲットや傾向、競合が大きく変わるため、ケーススタディをより多く持っているマーケティング会社ほど成功確率が高くなります。記事制作は本数よりも質を重視する検索エンジンの選定基準において、以前はコンテンツ記事を量産するほど有利とされていましたが、今は情報の信頼性や記事の有用性で判断されるようになりました。実際、1万字びっしりと書いてある記事より3,000字で簡潔かつ有用な記事が評価されるケースは往々にして存在します。「安くてたくさん」書ける会社よりも、「信頼できる・情報が充実している・分かりやすい」記事を納品する会社を選びましょう。[word_balloon id="unset" src="https://www.ecmarketing.co.jp/contents/wp-content/uploads/2024/02/icon_white-1-1.webp" size="M" position="L" radius="true" name="" balloon="talk" balloon_shadow="true"]〈WEB広告/コンテンツマーケティング担当・ニャーケッターより〉1文字◯円のような業者は実績がないゆえに安さを売りにしているケースが多いので実績、質をよく確認する。文字数が多ければ良いというものではないにゃ。[/word_balloon]SNSや動画など様々なアプローチ方法を検討するWebコンテンツのニーズは日々変化しています。テキスト記事だけでなくSNSや動画、アニメーションなど時代に合った切り口を出せる提案力もコンテンツマーケティング会社には必要です。成果確認は3か月以上の長期を見込むどの会社に依頼しても、コンテンツマーケティングの成果が出るには半年~数年を見込むのが一般的です。検索エンジンが情報を精査するのに時間がかかるため、検索順位が出るのに3ヵ月以上かかることも珍しくありません。すぐに結果がでないから違う会社に乗り換えるのではなく、中長期的なパートナーとして数年単位で付き合えるマーケティング会社を選びましょう。5.まとめコンテンツマーケティングの費用相場は月額10~60万円、それに初期費用10~30万円程度と考えましょう。コンテンツマーケティングには様々な施策内容があり、目的や課題によって施策が変わるため費用には大きな幅があります。記事制作のみなら10万円程度から、CMS導入から戦略提案などすべてを任せるなら60万円からという形です。ただし、コンテンツマーケティング会社は費用よりも実績で選ぶことが重要です。業界の特性を熟知し、ケーススタディをより多くもっている会社ほど成功確率は高くなります。さらに制作物の質、柔軟な提案力などにも注目するといいでしょう。コンテンツマーケティングは結果が出るのに半年~数年かかる業務です。大切なWebメディアを長く一緒に作り上げていくパートナーとして、よりよい会社を選びましょう。
  • コンテンツマーケティング 手法 10種類をわかりやすく

    2024.02.29 WEB制作

    コンテンツマーケティングの手法10選!種類別に解説【選び方・成功するポイント】
    コンテンツマーケティングとは、見込み客にとって有用な情報を提供し、問い合わせや商品の購入などのコンバージョンにつなげるマーケティング手法のことです。スマホの普及など生活様式の変化により、近年より重要性が増してきています。しかし「コンテンツマーケティング」という名前を知っただけで、具体的にどんな内容・効果があるのか把握せずに取り入れようとしていないでしょうか?コンテンツマーケティングではさまざまな媒体(メディア)を用いて発信を行います。自社サイトはもちろん、場合によっては動画サイトやメールなども利用してマーケティングを行うべきです。 この記事では、コンテンツマーケティングの手法を10種類に分けて詳細に解説し、どの種類を選ぶべきかプロの視点から詳細に解説します。【詳説】コンテンツマーケティングの種類10選コンテンツの種類特徴・メリット向いている企業/サイト形式記事コンテンツ文章メインのコンテンツ幅広い企業/サイトに対応SEOコンテンツ検索流入を目的とする事例コンテンツ利用イメージを具体的にする比較・検討に時間がかかる商材を扱う企業プレスリリース他社メディア経由で広報潜在層からのリードを増やしたい企業LP1枚のページで訴求EC(通販)サイトメルマガユーザーを分類してメール配信既存顧客にアプローチしたい企業ホワイトペーパー課題解決のための資料BtoB、専門性の高い商材を扱う企業動画文字とは違う角度で情報を届けられる記事とは異なる方法でリードを獲得したい企業ウェビナー双方向かつ大規模にセミナー発信見込み顧客とコミュニケーションを取りたい企業SNS特定のターゲット層に訴求記事とは異なる方法でリードを獲得したい企業①記事コンテンツWebサイト上にコラムなどの形で掲載された文章のこと。多くの場合は写真やイラストも入っていますが、大部分を文字が占めるコンテンツは「記事コンテンツ」とみなされます。自社メディア(オウンドメディア)で発信する方法と他社の媒体(アーンドメディア)に載せてもらう方法があります。[word_balloon id="2" size="M" position="L" radius="true" name="" balloon="talk" balloon_shadow="true"]当サイト「Webly」も記事コンテンツを発信するオウンドメディアです。[/word_balloon]②コンテンツSEOコンテンツSEOとは、検索流入を目的として行うコンテンツマーケティングのこと。基本的には記事の体裁をとることが多いので、記事コンテンツの一種とみなすこともできます。コンテンツSEOにおいて重要なのは検索ニーズと企業の意図を結び付ける記事を制作できるかどうかです。検索で入ってくるユーザーは何かしらの目的を持ってサイトを訪れているので、その目的(ニーズ)と自社商品を上手く結びつけることができれば、新規流入を効果的に増やすことができます。安価かつ取り組みやすいためコンテンツSEOを導入する企業は年々増加していますが、流入に結び付かない・流入がコンバージョン(売上)につながらない事例も散見されます。>>>コンテンツSEO運用についてはこちら<<<③事例コンテンツ商材を導入した顧客や企業にインタビューし、ユーザーに利用イメージを具体的に示すのが事例コンテンツです。サイト上にインタビュー記事として掲載することが多いため基本的には記事コンテンツの一種と捉えても問題ありませんが、中には動画サイトやSNSなどを用いて事例を発信するケースもあります。実際に商品を取り入れたお客様の声や実績を掲載することで、よりサービスの信頼性を上げることができます。④プレスリリース新商品発売のお知らせやイベント・アンケートの広報などを他社メディア経由で拡散するのがプレスリリースです。代表的なプレスリリースのサイトとしては「PR Times」が挙げられます。記事コンテンツの形式をとるのが一般的で、アーンドメディアによる発信方法の一つと考えてよいでしょう。プレスリリースに掲載してもらうことで別媒体のメディアに引用される、SNSで拡散されるなど、自社メディアでは得られない宣伝効果を得られます。[word_balloon id="2" size="M" position="L" radius="true" name="" balloon="talk" balloon_shadow="true"]検索では出会えない潜在層に広くリーチできるのが大きなメリットです。[/word_balloon]⑤ランディングページ(LP)主に広告経由でアクセスしてきた顧客に対して1枚のページでサービス内容を伝えるページのこと。記事コンテンツと類似していますが、画像や図を多用するため直感的にユーザーに情報を伝えられるのが特徴です。また、他のページへのリンクが少なく、直接問い合わせや購入につなげる導線が多く、1枚でコンバージョンに誘導できるデザインが求められます。WEB広告と併用し、広告流入とコンバージョンをつなぐクッション的な役割でLPを制作するケースも多いです。>>>LP/サイト制作の制作実績<<<⑥メルマガ記事コンテンツなどを通じて登録した顧客に商品やキャンペーンについてなどの情報をメールで配信するのがメルマガです。Web黎明期から使われている古典的手法ですが、現在でも一定の人気があります。基本的にはあらかじめ何らかの方法でリードを獲得する必要はありますが、登録者の情報(年齢・性別・役職など)が分かった状態で発信するため、特定のユーザーに配信するなどのコントロールができるのがメリットです。メルマガの種類セグメントメール:特定の条件で抽出したユーザーを対象に配信するステップメール:購買までの段階に応じて複数のステップに分け配信する休眠発掘メール:休眠顧客(一定期間購入がない既存顧客)に再度アプローチする⑦ホワイトペーパー顧客が抱える課題を解決することができるサービス、ソリューションを紹介する資料のこと。現在では専門性の高いBtoB向け情報資料を指すのが一般的です。オウンドメディアやメルマガから資料をダウンロードできる導線を作り、主に自社サービスについて紹介します。記事コンテンツよりもユーザーが絞られるため、より詳しく専門的な内容にして顧客からの信頼度を高められます。見込み顧客の情報を効率的に収集できるのが企業側のメリットで、顧客側も問合せよりハードルが下がって検討材料を集めやすいというメリットがあります。[word_balloon id="2" size="M" position="L" radius="true" name="" balloon="talk" balloon_shadow="true"]資料はPDFやスライド形式になっていることが多いので、営業の説明資料や新入社員の研修資料に流用しやすいです。[/word_balloon]⑧動画YouTubeなどのメディアに公開する自社のコーポレートサイト・オウンドメディアに掲載する など媒体がテキストか動画かという違いだけで、与える情報は記事コンテンツとそこまで差異はないでしょう。より時間当たりの情報量が多く、テキストや画像で説明しきれない情報を届けることができる場合もあります。⑨ウェビナーオンライン上で開催するセミナーのことをウェビナーと呼びます。通常のセミナーを開けなかったコロナ禍で急速に普及した主にBtoB向けの手法です。ユーザーと双方向でコミュニケーションを取ることができるのが特徴で、オフラインでのセミナーと比較するとより大人数に向けて発信できます。また、録画したウェビナーの映像を動画コンテンツとして公開することも可能です。⑩SNSX(Twitter)やInstagramなどのSNSでは話題性・拡散力のあるコンテンツを発信できるのが特徴です。アカウントの運用は基本無料なので、安価で手軽に始められるのがメリットです。ただし、効果的な運用には他のコンテンツ同様一定のスキルが必要になります。SNSによって特性が違うため、ターゲットによって使い分けるのも大切です。Instagram:10代~40代くらいまでの幅広い層に訴求できるSNSに。インスタ経由で売上を出すには商品または企業のブランド力が影響しやすい。知名度の低い商品であればオファー(割引率など)の強さが必須ため、見誤らないように身の丈に合った活用方法を検討することが重要。Facebook:ビジネスパーソン、BtoB向け。X(Twitter):短期間での情報拡散に最適。ニッチで専門的な内容が反響を呼ぶことも。[word_balloon id="2" size="M" position="L" radius="true" name="" balloon="talk" balloon_shadow="true"]単に企業アカウントを作って発信するだけでなく、SNSを通じて記事コンテンツに誘導するという手法もあります。[/word_balloon]BtoB/BtoCはそれぞれ特徴が異なる個人をターゲットにするBtoCと法人(企業)をターゲットとするBtoBではコンテンツマーケティングの戦略も若干異なってきます。「顧客にとって価値ある情報を提供する」という基本的な考えは同じですが、購買までの検討期間や予算、メインとなる端末などの面で違いが生じることを覚えておきましょう。選ぶべきコンテンツの種類もBtoBかBtoCかによってある程度傾向が分かれます。上記のイメージはあくまで傾向なのでもちろん例外もありますが、相手が個人なのか法人なのか意識したうえでコンテンツを選ぶのも大切です。BtoB向けのコンテンツマーケティング戦略については「【BtoB企業特化・事例あり】コンテンツマーケティングの特徴・成功のコツを解説」でも詳しく説明しています。興味のある方はぜひ参考にしてください。コンテンツマーケティングにおいて種類選びは重要思い付きでコンテンツを作ってみても発信する内容が伴っていなければ効果は出ません。見込み顧客に有益な情報を分かりやすく届けるには適切な種類のコンテンツを選ぶ必要があります。種類の選び方について詳しくは後述しますが、まずはユーザーが商品を知ってから購入するまでの態度変容を4つのプロセスに分けて考えてみましょう。それぞれのコンテンツがどの段階に向いているのか理解しやすくなると思います。認知:企業・サービス・商品について知る興味・関心:商品・サービスについて興味を持つ比較・検討:購入後のイメージを持ち、他社サービスと比較する購入:購入を後押しするそれぞれのコンテンツごとに届きやすいプロセスを分類・図示すると、以下のようになります。上の図で示しているコンテンツごとのカバー範囲はあくまで一例ですので、発信方法や内容によってはもっと幅広い層にリーチできる場合もあります。一般的に手広く訴求しやすいのは記事コンテンツですが、当然どんなターゲットに届けたいかによって内容が変わってくる点には注意が必要です。【4ステップ】コンテンツマーケティングの種類を選ぶ方法どのようなコンテンツを制作するべきか分からない場合はまずマーケティングとしての戦略を練るところから始めてみましょう。その過程でおのずと利用するコンテンツが決まっていきます。①コンテンツマーケティング全体の目標を設定するコンテンツマーケティングの最終的な目的は「自社の課題解決」です。現状のサービスが抱える問題点・改善できるポイントを洗い出し、その課題を解決することを全体の目標とします。コンテンツマーケティングによってどんな課題を解決したいのか明確にすることが重要。コンテンツ制作に関わる全員が同じ目標を持てるよう、具体的な目的と目標をドキュメント化して共有するのもおすすめです。例課題:ECサイトへの流入が少なく新規顧客・売上が増えない(食品業界)具体的な目標:ECサイトの売上20%アップ②顧客のイメージを明確にする的確な情報を発信するために、まずはターゲットとなる層を明確にしましょう。顧客像としてペルソナを設定し、「顧客が何を知りたいか」を分析するのがおすすめです。>>>ペルソナの設定方法について詳しくはこちら<<<コンテンツマーケティングで重要なのは顧客の情報ニーズです。何を知りたいのか、商品についてどの程度認知しているのか理解するためのプロセスなので、作りこみ過ぎないよう注意しましょう。ペルソナを設定するときは、状況や周囲の環境も一緒に考えてみてください。リーチしやすい媒体・方法は人によって異なるので、細かい生活の文脈を分析することで選ぶべき種類が見えてくる場合もあります。例50代女性高血圧が心配、対策方法を知りたい分からないことはスマホで検索している③顧客の行動を分析する設定したペルソナの人物が購入までに取る行動(態度変容)を「認知」「興味・関心」「比較・検討」「購入」で分けて考えます。態度変容のフェーズごとに情報を整理するカスタマージャーニーマップを作ってみるとよいでしょう。例1. 認知:高血圧が心配。SNSで高血圧対策のドリンクがあることを知る。2. 興味・関心:検索経由でコラムや商品サイトへアクセス。製品の効果などを知る。3. 比較・検討:外部サイトの口コミを見て類似製品と費用・効果を比較。4. 購入:ECサイトに会員登録、購入。各プロセスでどのようなコンテンツと接点があるのかも書き出してみます。カスタマージャーニーマップ内にアクション(施策)を落とし込んで整理するのも有効です。①で設定した課題と照らし合わせ、どのプロセスを強化するコンテンツを制作していくべきか検討しましょう。Q.どの種類から始めるべきかコンテンツマーケティングを始めるなら、小さく/部分的に始めて徐々に拡大させることをおすすめします。最初は購買プロセスの中で強化したい段階に焦点を当てて考えていくのがよいでしょう。例当初の課題は「ECサイトへの流入が少なく新規顧客・売上が増えない」なので、「認知」「興味・関心」のプロセスを強化するとよいでしょう。検索流入から自社製品に合ったユーザーを増やすSEOコンテンツを取り入れるのがコスト・取り組みやすさから考えてもおすすめです。④KPI(数値目標)を設定するKPIは「Key Performance Indicator」の略。最終的な目標を達成するのに必要な具体的数値目標を指します。コンテンツの方向性が決まったらKPIを設定するのも大切です。エンゲージメント(顧客と企業の信頼関係)の向上を意識した数値を設定できるとよいでしょう。例ページビュー(PV)数を3ヶ月で1.5倍にユニークユーザー(UU)数を1年で160%アップ など設定するKPIはプロセスごとに異なるため、複数の評価基準を測定する必要があります。具体的な例は以下の通りです。【事例】オウンドメディアの立ち上げ成功により良質なEC送客とコンバージョン率アップ※施策実行当時のデータを使用していますきちんと戦略を立ててコンテンツを選ぶことは前提として、どのフェーズにも対応しやすく比較的ローコストで取り入れられるのは記事コンテンツです。その中でもコンテンツSEOはきちんと対策ができていれば効果が出る見込みも高いため、当社のWeb戦略でも積極的に採用しています。実際にSEOコンテンツを導入して成功したA社の事例を紹介しましょう。大手通販サイトを運営するA社ECサイトに紐づいた商品紹介サイトを所有新しいオウンドメディアの立ち上げ依頼コンテンツSEOの記事で検索流入を獲得したいA社の課題A社はECサイトに紐づいた商品紹介サイトを有しており、依頼時点で既に内製でコラムページを制作していました。しかしコラムページからの流入がほとんどなく、コンバージョンに結び付かないことが課題になっていました。検索からの流入を狙うコンテンツSEOは一見誰にでも取り組めそうな施策に見えますが、キーワードの選び方やサイトの内部構築がしっかりしていなければ結果は出ません。A社のように社内のリソース・スキル不足が原因で効果を出せないケースはよく見られます。具体的な施策A社は検索流入増加を目指して新規でオウンドメディアを立ち上げることになり、当社がお声がけをいただきました。オウンドメディアの立ち上げにあたって行った主な施策は以下の二つ。内部SEO対策を踏襲したサイト制作アクセス数のスタートダッシュを叶えるSEO記事コンテンツ作成サイト(WordPress)の構造にSEO対策を踏襲した設計を施し、ターゲット層の検索ニーズを汲んだSEOコンテンツを作成しました。成功ポイントA社からご依頼いただいた新規オウンドメディアの立ち上げは成功し、コンテンツマーケティングによる集客効果がさまざまな指標に表れました。①検索順位上昇SEO施策の中間指標はGoogleでの検索で上位に表示できるかどうか。もちろん最終的に売り上げが向上しなければ意味はありませんが、まず意図したキーワードでユーザーに記事を届けることも重要です。A社の案件ではオウンドメディアの立ち上げからわずか2ヶ月で複数の検索ワードにおける順位上昇が認められました。新規ドメインで効果を出すには半年~1年程度かかる場合もありますが、A社のサイトは商品力が高かったため、短時間で分かりやすい結果が出せたと考えます。②検索流入数の増加検索順位の上昇に伴い、検索からの流入数も順調に増加。立ち上げ直後すぐにアクセス数が増えはじめ、1年で10倍以上になりました。③コンバージョン率(CVR)、直帰率の改善A社の商品に興味・関心を持つユーザーから流入を集めることで、コンバージョン率や直帰率、ユーザーの滞在時間も改善しました。特にコンバージョン率は内製コラムサイトの100倍以上。適切なターゲティングと検索ニーズの分析、戦略的な流入誘導が功を奏した結果となりました。ユーザーにとって興味のあるコンテンツを提供することで、直帰率も3分の1程度に改善。平均滞在時間も長くなるなど、さまざまな面で効果を実感していただけました。5.まとめコンテンツマーケティングは顧客のニーズや状況に合わせて適切な種類を選ぶことが重要です。商材の知名度や特徴、社内のリソースや予算から展開すべき規模を割り出すのもよいでしょう。さまざまな要素を総合的に考えて選択する必要があります。初めてコンテンツマーケティングを始める場合は購買プロセスに沿った戦略を立てるのがおすすめです。バランスの取れた戦略立案を誰かに相談したいというWEB担当者はコンサルに依頼してみるのも一つの手です。
  • BtoB向け コンテンツマーケティング 特徴

    2024.02.29 WEB制作

    【BtoB企業特化・事例あり】コンテンツマーケティングの特徴・成功のコツを解説
    コンテンツマーケティングとは、ユーザーにとって価値あるコンテンツを発信することで集客するマーケティング手法のこと。現在ではWEB戦略の一つとして大きな注目を集めています。個人向けに集客するBtoC事業ではもちろん、BtoBビジネスでも集客効果を表します。BtoB/BtoCに共通する特徴もありますが、BtoB特有のポイントもあるため、違いを押さえたうえでコンテンツ制作に取り組むとよいでしょう。この記事では、BtoB企業におけるコンテンツマーケティングの特徴や成功するためのポイントを詳しく、分かりやすく解説します。コンテンツマーケティングを専門に扱う当社での実際の事例もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。BtoB企業におけるコンテンツマーケティングの特徴・BtoCとの違いBtoBのコンテンツマーケティングは企業を相手にしたアプローチをしなければならないため、BtoC企業とは若干戦略が異なる場合があります。違いを把握し、適切な方法でアプローチできるようにしましょう。BtoBBtoC(一般的な例)マーケティング対象企業・組織個人顧客の主な目的企業のビジネス目標達成人によって異なる購買の意思決定に必要な人数多い(複数人)基本的に1人成約までの検討期間長い短い顧客が求めるコンテンツ専門的な知識・ノウハウ簡単で分かりやすい解説アクセスが多い時間平日の昼間朝と夜、休日アクセスが多いデバイスPCスマホBtoB/BtoC共通の特徴コンテンツマーケティングには大まかに以下のような特徴があります。見込み顧客を効果的に増やせるコンテンツが資産になる(広告と比べると)取り組みやすい顧客のデータを収集できる効果が出るまでに比較的時間がかかるこれらのポイントはBtoB/BtoC問わず共通しています。コンテンツマーケティングの基本的な目的、メリット・デメリットについては「コンテンツマーケティングとは?目的や効果、成功するためのコツを伝授!」で詳しく解説しています。興味がある方はこちらもご覧ください。BtoB特有のポイント①成約までの検討期間が長いマーケティングの対象は企業なので、購買に至るまでには複数人の判断が必要です。最初に社内に提案する担当者やその上長、ケースによっては他の部署・責任者の許可が必要になってきます。また多くの場合商品単価も高くなるため、コンテンツの質に関わらず成約・購買までには時間がかかるのがBtoBの特徴です。BtoB特有のポイント②平日・PCからのユーザー数が多いBtoBの顧客は勤務中に情報を確認することが多いため、平日かつPCからのアクセスが多いのも大きな特徴の一つです。実際、BtoB向けに発信している当サイトのユーザーも平日・スマホよりもPCからのアクセスが多い傾向にあります。更新時間によって大きくアクセス数が変わるケースはそこまでありませんが、ユーザー数が多い時間を狙ってコンテンツを発信してみるのも戦略になるでしょう。そして、もっと大切なのはコンテンツのUI・デザインです。スマホ/PCどちらでも見やすいデザインにすべきというのは前提ですが、レイアウトは基本PC寄りにするのがおすすめです。BtoB特有のポイント③専門知識が必要顧客は業務に必要となる専門的な知識やノウハウ、価値ある情報を求めています。そのため、発信するコンテンツも「顧客の業務上役に立つかどうか」を基準にして制作しましょう。内製ではなく外注でBtoBのコンテンツを制作する場合は、あらかじめ制作側が業界の専門知識やニーズを把握してから発信する内容を考えることが重要です。特に専門性の高い業界だと、外注の制作サイドが業界知識をよく調べないままコンテンツを制作して全く効果を上げられないケースも少なくありません。BtoB特有のポイント④ビジネス上の成果が顧客の目的BtoBのコンテンツマーケティングにおける顧客の目的は企業のビジネス目標を達成すること。BtoCなら趣味に近いコンテンツや娯楽を目的としたコンテンツも好まれる場合がありますが、BtoBに限っては顧客の目的はあくまでビジネスです。基本的に「サイトを訪問するお客様が楽しめるかどうか」ではなく、「最終的に事業課題を解決できるかどうかを」をコンテンツの価値基準に置くことが重要です。BtoBコンテンツマーケティングで成果を上げるためのポイントBtoBのコンテンツマーケティングで成果を上げるには、BtoCとは異なる戦略が必要になってくる場合があります。ポイントを押さえて適切な戦略を策定しましょう。>>>コンテンツマーケティング共通のポイントについてはこちらから<<<①企業ペルソナを設定するペルソナというと一個人の仮想顧客像を作ってそこからニーズを分析する手法が思い浮かぶかもしれませんが、企業の場合は意思決定までのプロセスが長いため分析すべきポイントがいくつか増えてきます。そのため、企業のペルソナを設定した上で担当者が抱えている課題が推測できるようになれば、どのようなコンテンツに価値を感じるのか考えやすくなります。できれば企業ペルソナ→個人ペルソナの順に作るとよいでしょう。企業ペルソナを決定する場合は既存の優良顧客をもとに設定すると現実的になり、分かりやすいです。優良顧客となっている企業の特徴・共通点を見つけ出して、同じ属性の企業を見つければ同じく優良顧客になってくれる可能性が高まります。企業ペルソナの項目(一例)業界売り上げ規模業界での立ち位置従業員の規模事業全体の課題 など企業ペルソナを整理したら、予算決定権を持つキーマンや製品導入を提案する担当者など複数名の個人ペルソナを想定し、それに合ったコンテンツを制作します。個人ペルソナの項目(一例)所属・部署・役職担当業務自身やチームが抱える課題課題から導き出されるニーズ など注意点コンテンツマーケティングにおけるペルソナ設定の目的はあくまで企業が抱える課題と情報ニーズの把握です。BtoCにも言えることですが、詳細に作りこみ過ぎないよう注意しましょう。>>>ペルソナの設定方法について詳しくはこちらから<<<②事例・成果を盛り込むことを意識するBtoBの特徴は検討段階でのコンテンツ閲覧が多いことです。見かけ上の満足度よりもビジネス的な成果を検討材料として重要視する傾向にあるため、「過去にどれだけ成果を出したか」を提示する事例コンテンツはBtoBにおいて特に効果的です。他社との違いがどこにあるのか、導入によってどの程度売り上げやコストが改善するのかなど、見込まれる成果を論理的に説明するよう心がけましょう。検討材料として客観的なデータがあると理想的です。③専門性のあるコンテンツ・トーンを心掛ける顧客の求める情報が高度かつ専門的であることは先述した通りです。そのため、見込み顧客のトーンやスタイルに合った言葉遣い、表現方法、コンテンツのフォーマットを選ぶことも大切になってきます。例えば当記事ではBtoB向けのコンテンツマーケティングについて知りたい人に向けた情報を取り扱っていますが、記事の最初に「そもそもBtoBとは?」という解説が入っていたらどうでしょうか。他の記事では解説が必要になることもあるかもしれませんが、読む人全員が知っているであろう情報をわざわざ入れても冗長に感じるでしょう。ユーザーが既に有している情報を省略しながらコンテンツを制作するのがポイントです。また、ビジネス向けの記事で砕けすぎた表現を用いるのもふさわしくありません。分かりやすく簡潔な表現が必ずしも適切ではないことを頭に入れておきましょう。BtoBにおすすめのコンテンツ3選+α一口に「コンテンツマーケティング」といってもさまざまな種類があります。その中でも特にBtoB向けコンテンツとしておすすめなのは「コンテンツSEO」「ホワイトペーパー」「メルマガ」です。コンテンツSEOで入り口を作り、メルマガ・ホワイトペーパーに誘導しつつ別のコンテンツ記事で情報を提供するのが理想的な流れです。詳しく見ていきましょう。コンテンツSEOコンテンツSEOは検索流入で顧客を獲得するコンテンツマーケティングのことを指します。顧客は比較検討する過程で、より価値の高い情報を提供してくれた企業を信頼性のある候補として選ぶ傾向にあります。そのため、検索で参考になる情報を探しに来た新規顧客の情報ニーズを満たしつつ、自社の認知度も上げられるSEOはコンテンツマーケティングの入り口として最適です。キーワードの選び方とコンテンツの内容がうまく合致すればかなりの確率で成果を上げられます。ホワイトペーパー顧客の抱える専門的な問題とその解決策を詳細なコンテンツとして発信するホワイトペーパーはBtoBのマーケティングと相性が良いといえます。ホワイトペーパーの内容がしっかりしていれば、「この企業は信頼性の高い情報を提供してくれる」と顧客にアピールすることができ、イメージアップにつながります。メルマガプライベートではLINEなどのSNSを使うことが増えてきた現在でも、ビジネスにおいてはメールによるコミュニケーションの比率は大きいです。ある調査※によれば、99.1%の人が仕事で1日に1回はメールを確認する習慣があると回答しています。そのため、BtoBでは特にメルマガを用いたマーケティングが効果を表しやすいといえます。コスト面でもかなり安価なので、コンテンツSEOやホワイトペーパーを組み合わせて施策を行うとよいでしょう。メルマガは顧客を条件分けして配信することができるので、既存顧客の満足度向上やリピート率アップにも有効です。(上級者編)SNSSNSでは専門的もしくは主張の強いコンテンツが好まれる傾向にあります。また、潜在的なニーズを取り込む力もあります。一部の人に刺さる癖の強い内容で集客したい場合や企業全体の知名度・イメージを向上させたい場合はSNSでの発信も視野に入れるとよいでしょう。ただし業務中にSNSから情報収集することは稀で、比較検討段階に入っている顧客にはあまり効果を表しません。SNSごとの特性を掴んだ効果的な運用には一定のスキル・コストが必要なので、上記のコンテンツが充実してきてから取り組むべきです。事例①業界知識からのターゲティングでコンテンツの質アップここからはコンテンツマーケティングのコンサルティングを行っている当社が実際に受注したBtoB向けコンテンツの事例を2件ご紹介します。今回の事例はどちらもサイト内のコンテンツSEO代行をご依頼いただいたものです。お客様のご要望やサイトの状態にもよりますが、「コンテンツマーケティングからの集客を強化したい」とのご希望があった場合は効果が表れやすいコンテンツSEOの導入をおすすめすることが多いです。中堅BtoB企業のA社BtoB向けに製造業を展開以前外注したコンテンツSEOで効果が出なかった質の高いコンテンツSEO記事を制作してほしいA社の課題A社は以前別の会社でコンテンツSEOの外注を行っていましたが、専門性を欠いたライティングに不満があったそう。何度も修正を繰り返した末、最終的に社内で記事をリライトすることが何度もあったそうです。成果が出ず内部で工数のかかるコンテンツ制作に限界を感じ、改めて当社に依頼していただきました。過去の外注記事で満足のいくコンテンツを制作できなかった理由の一つが「専門性の高さ」。ライティングの難易度が高いため、何も知らないライターがいきなり記事を書いてもニーズに到達しない見当外れのコンテンツができてしまいます。A社のように、BtoBでは豊富な業界知識を必要とするケースが珍しくありません。かといって内製で記事を書くとSEOの知見・社内のリソース不足に苦しめられるジレンマに陥りがちです。具体的な施策施策の第一段階として、まずは実際にA社で使用されている新入社員向けの研修資料や顧客向けのホワイトペーパーをいただき、ターゲット層と商品の分析を行いました。なんとなくキーワードを決めていきなり記事を書き始めるのではなく、顧客となるビジネスパーソンはどんな人なのか知っておくことが非常に大切です。特に当社のようにSEOの知見を他社に提供する場合は、コンテンツに盛り込むべき内容とターゲット層への理解をいかに短期間で/正確に行うかが重要だと考えています。分析結果をもとに潜在顧客が抱える悩みを想定し、流入を狙うキーワードを選んでいきます。A社の担当者様から記事に関する希望を伺いつつ、記事の執筆を進めていきました。上の図は実際に使用するキーワード候補シートの一例。コンテンツ全体の基軸となる「軸ワード」を決め、その後記事にする具体的なキーワードを決めていきます。コンテンツの質向上により工数大幅削減念入りなターゲット調査と業界分析を行ってからコンテンツの制作に取り掛かった結果、A社側での修正がほとんど発生せずほとんどの記事が校了。コンテンツ制作に割く工数が以前より大幅に削減され、記事の質も向上したとの声をいただきました。事例②ドメイン強化で検索流入が8倍にアップ次にご紹介するのは内製オウンドメディアの強化を依頼していただいたB社の事例です。大企業・グローバル企業をターゲットとするB社BtoBをメインに事業展開(メインターゲットは大企業・グローバル企業)業界情報を発信するコラム(オウンドメディア)を社内で制作コンテンツSEOで流入数を増やしたいB社の課題運用代行の依頼をいただいたB社のオウンドメディアは、もともと内製で更新していたものでした。しかし社内のリソースでは成果を出すのに限界があり、スキルやノウハウを持った運用を行いたいとのことで当社にお声がけいただきました。B社の場合、内製でコンテンツ制作を行った結果SEO的な知見が足りていなかったため十分な結果が出なかったものと思われます。またニッチな分野ということもあり商材自体の知名度も低めで、コーポレートサイトのドメインで順位が上がりにくいことも課題でした。事業で扱うキーワードはビッグワードが多く、コンバージョンにつながらないターゲット外からの流入がノイズになってしまうのも運用難易度が高い理由の一つだったと考えられます。具体的な施策当社にコンテンツ制作をご依頼いただいた際、まず行った戦略は「ロングテールでのドメイン強化」。検索流入数が比較的少ない=ライバルが少ないキーワードから検索順位を上げていき、流入数を徐々にアップさせるという戦略です。信頼性の高いコンテンツが増えていくと、ドメインそのものの信用度も高まります。ドメイン自体の力を強化して新規記事の検索順位が上がりやすい状態になると、流入数の多いビッグワードでも順位が出るようになってきます。またやみくもにビッグワードを狙うのではなく、適切な流入を得るためのターゲティングを意識してキーワード選定を行いました。ビックワードで1位を獲得→流入数が約8倍に急増B社の事例ではロングテールワードでの検索順位上昇に伴い、導入後3ヶ月~半年ほどで流入数の増加が顕著になりました。コンテンツの充実によってその後もさらに流入数は増加し、契約後18ヶ月で検索流入が約8倍に増加しました。最終的な流入数増加の一因は複数のビッグワードで1位を獲得したこと。ドメインの力が強くなったことにより、業界に関連するキーワードで順位の出やすいオウンドメディアに成長しました。実際にGoogleで検索したときの画面。知りたいことを調べたときに一番上に出てくるので、流入数や商品に興味を持つユーザーを効率よく増やすことができます。5.まとめBtoBのコンテンツマーケティングは企業を相手に行うという性質上、BtoCとはいくつかの相違点があります。顧客となる企業の事業課題を適切に把握し、ニーズに届くようなコンテンツの制作を行うことが重要です。「何から始めたらいいか分からない」という場合は検索流入から見込み顧客を集めるコンテンツSEOの制作がおすすめです。効果を出すにはノウハウとスキルも必要。自社にコンテンツ制作のリソースがない場合は外注に頼るのも一つの手でしょう。※一般社団法人日本ビジネスメール協会+「ビジネスメール実態調査 2023」
  • Webサイトのセキュリティ、把握していますか?Web担125人にアンケート

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    52.8%がセキュリティ被害に遭ったことがあると回答!サイト運営者125人にアンケート
    コーポレートサイトやオウンドメディアなど複数のWebサイトを運用するのが当たり前になった昨今、セキュリティ管理の重要性は日に日に大きくなっている。セキュリティリスクに対し予算や人的リソースを割く企業も増えているにもかかわらず、サイバー攻撃による被害は後を絶たない。特に海外、国内問わず最大シェアを誇るCMSのWordPressは無料かつ便利で使いやすいと同時に、セキュリティ保守を怠ると脆弱性を悪用した犯罪に狙われやすいCMSともいえる。内製・外部委託問わずセキュリティ人材の確保が急務だといわれているが、現実はどうなのだろうか。今回は、実際にWebサイトを運営している企業の担当者125名を対象にアンケート調査を行った。アンケート回答者:Webサイトを運営している担当者125名アンケート回答期間:2024/2/15~2024/2/16アンケート機関:ECマーケティング株式会社アンケート方法:インターネット調査WordPressの使用状況・用途Q1:サイト運用業務におけるWordPressの使用状況を教えてください。(単一選択)Webサイト運用担当者のうち92.0%はWordPressの使用経験があると回答。現在WordPressを利用している担当者は「1年未満」が全体の16.8%、「1年以上」が56.0%と、ある程度の期間WordPressの運用に携わってきた担当者が多い結果となった。Q2:WordPressを導入していたサイトの用途を教えて下さい。(複数選択)※「WordPressを利用したことがある」と回答した方への質問WordPressを使ったサイトの用途として最も多かったのは「コーポレートサイト」46.1%、次いで「ブランドサイト」が41.7%。やはり会社や自社商品の基本情報を掲載するWebサイトをWordPressで制作している企業は多いようだ。採用サイトやサービスサイトのページ制作にWordPressを利用しているケースも多くみられる。サイトセキュリティの状況把握Q3:WordPressのバージョン情報を把握していましたか。(単一選択)※「WordPressを利用したことがある」と回答した方への質問78.3%の参加者が「WordPressのバージョン情報を把握している」と回答。WordPressにおけるバージョン管理の必要性を認識している担当者は多いということだろう。Q4:WordPressの保守で実施したことがあるものを教えて下さい。(複数選択)※「WordPressを利用したことがある」と回答した方への質問全体の50.4%が保守の一環としてWordPressのコアアップデートを実施したことがあると回答。しかし、コアアップデート以外は一気に50%未満にとどまった。Q5:サイト運用におけるセキュリティリスクについて、自身は正しく認識していると思いますか?(単一選択)サイト運用におけるセキュリティリスクについて正しく認識していると思うか聞いたところ、33.6%は「そう思う」、44.0%が「どちらかといえばそう思う」と回答。合計で77.6%、およそ8割のWeb担当者がサイト運用に関わるリスクをしっかり認識していると捉えているようだ。Q6:次の単語を知っていますか?「死活監視」「サプライチェーン攻撃」「マルウェア」「ランサムウェア」「フィッシング」「DDoS」(単一選択)前項の質問で「セキュリティリスクを認識している」と回答したのは全体のおよそ8割であると述べたが、具体的なセキュリティ用語すべてを知っている人は41.6%とその半数程度にとどまっている。また、すべての単語について「完璧に説明できる」と回答したのは全体のわずか15.2%。リスクの認識に対する自己評価が高いわりに、リスクの詳細までは知らないというのが現実のようだ。セキュリティ対策の実施状況Q7:運用サイトのセキュリティ対策について、あてはまるものを答えてください。(単一選択)「全て社内で管理している」が32.0%で、「部分的に外部委託している」が46.4%。多くの企業が自社でセキュリティ対策を行っているものの、外部に委託している企業も少なくない。「部分的に」もしくは「全て」外部委託していると答えた企業は全体のおよそ6割。半数以上の企業が内部の運用担当者とは別に外部委託でセキュリティ対策を行っていることが分かる。また、「セキュリティ対策をしていない」「わからない」と回答した企業は8%いることが判明した。サイトの運営者でありながらセキュリティ対策においては、関与していない担当者も一定数いるようだ。Q8:運用サイトにおけるセキュリティ対策は万全だと思いますか?(単一選択)運用サイトにおけるセキュリティ対策は万全だと思うか聞いたところ、23.7%が「万全だと思う」、51.7%が「どちらかといえば万全だと思う」と回答。合わせて75.4%の担当者が自社のセキュリティ対策状況に自信を持っているようだ。Q9:運用サイトで実施しているセキュリティ対策を教えて下さい。(複数選択)自社サイトで行っているセキュリティ対策として一番多かったのが「定期バックアップ」63.5%。サイト運用には必須の保守作業だが、自社では管理せず外注しているケースやリソース不足で作業に手が回っていない企業が多いのかもしれない。Q10:あなたの勤め先はサイバー被害に備えた保険に加入していますか。(単一選択)サイバー被害に備えた保険に加入していると回答した参加者は60.0%。セキュリティ対策としてサイバー保険に入るという選択肢は一般的になりつつあるようだ。WordPressのアップデートについてQ11:運用サイトに導入しているツール・システムのバージョン情報や、アップデート時に想定される影響など把握できていますか。(単一選択)バージョン情報やアップデート時の影響の把握を「完全にできている」と回答した人は21.6%。次いで「どちらかといえばできている」と答えたWEB担当者は55.2%と半数以上に上っており、アップデートの影響を把握している担当者はかなり多いことがわかる。一方、全体の約4分の1にあたる23.2%のWEB担当者は「どちらかというと(把握)できていない」「(把握)できていない」と回答している。状況を把握せず運用しているケースも一定数あるようだ。Q12「表示崩れ」や「不具合」を理由にシステムやプラグインのアップデートを後回しにした経験はありますか?(単一選択)アップデートを放置した経験が「かなりある」「おそらくある」と回答したのは合計で77.6%。前項で述べたアップデート時の影響に関する意識の高さから鑑みると、バージョンによる影響をある程度理解していても、更新に手が回っていない企業も少なからずあると思われる。セキュリティ対策の予算についてQ13:サイト運用予算におけるセキュリティ維持費用(月額換算)を教えてください。(単一選択)サイト運用予算におけるセキュリティ維持費用について聞いたところ、20.8%は5万円以下、29.6%が6万円~10万円と回答。月額10万円以下に収まっている企業が半数以上、その他の企業のうち33.6%は月額11万円~50万円の費用を投じている点も興味深い。Q14:運用サイトのセキュリティ対策予算はここ数年間で変化しましたか。(単一選択)運用サイトのセキュリティ対策予算について聞いたところ、15.2%が「増えた」、40.0%が「どちらかといえば増えた」と回答した。半数以上の企業において予算増加があったと答えていることから、企業としてセキュリティリスクへの意識は高まっていると推測される。Q15:運用サイトのセキュリティ対策予算は足りていると思いますか?(単一選択)サイトのセキュリティ対策予算について、「足りていると思う」と回答した参加者は28.0%、「どちらかといえば足りていると思う」と回答した参加者は47.7%。予算の増加に伴い、現状で十分と考える担当者が多いようだ。セキュリティ被害に関する意識Q16:セキュリティ被害について「うちは大丈夫」と他人事に思った経験はありますか。(単一選択)セキュリティ被害について「うちは大丈夫」と他人事に思った経験はあるか聞いたところ、「ある」と答えた人は40.0%、「どちらかといえばある」と答えた人は31.2%。合わせて71.2%のWeb担当者がサイバー被害を他人事に思った経験があることが分かった。Q17:ウェブサイトの不正アクセスや情報漏洩、個人情報の流出などのニュースを耳にしたとき自社の対策状況を不安に思いますか。(単一選択)不正アクセスや情報漏洩、個人情報の流出などのニュースを耳にしたとき自社の対策状況を不安に思うか聞いたところ、32.0%が「そう思う」、58.4%が「どちらかといえばそう思う」と回答した。他人事に思う経験もある一方、他社のニュースを見て危機意識を抱く担当者も多いようだ。Q18:もし運用サイトがセキュリティ被害に遭った場合、心配することは何ですか。(複数選択)もしサイトがセキュリティ被害に遭ったら心配することは何か聞いたところ、最も多かったのは「サイト利用者への影響」53.6%だった。ほか選択した参加者が多かったのは「取引先への影響」36.8%、「個人情報の流出」35.2%、「ネットでの炎上」「損害賠償」33.6%など。一方、「人材の流出」「従業員からの訴訟」など、社内への影響を不安視する担当者はかなり少ない傾向だ。サイバー攻撃に関する状況Q19:これまで運用サイトがセキュリティ被害に遭ったことはありますか。(単一選択)過去に運用サイトがセキュリティ被害に遭ったことがあると回答したのは全体の52.8%。半数以上の企業がこれまでにサイバー攻撃の被害に遭った経験があることが分かった。Q20:具体的にどのような被害に遭いましたか。(複数選択)※Q19で「被害に遭ったことがある」と回答した方への質問実際に受けた被害のうち最も多かったのは「サイトの改ざん」53.0%。次いで「不正アクセス」「ランサムウェア被害」が47.0%で同率2位、4位は「情報漏洩」40.9%と続く。回答結果から、一度攻撃に遭うと複数の被害を受けやすいことが分かる。セキュリティに関する社内状況Q21:運用サイトがサイバー被害に遭った場合の対応マニュアルの構築や周知はできていますか?(単一選択)62.4%の担当者が対応マニュアルの構築・周知をしていると回答。社内のセキュリティ体制が整っている企業は多い傾向だ。Q22:社内にセキュリティ関連の知識・技術をもった人材はいますか。(単一選択)68.6%の回答者が「社内にセキュリティ関連の知識・技術をもった人材がいる」と回答。およそ7割の企業では社内にセキュリティの知識を有した人材がいるようだ。Q23:セキュリティに関して困ったときに相談できるパートナー企業はいますか。(単一選択)※前項で「社内に人材がいない」と回答した方への質問68.0%の回答者が「社内にセキュリティ関連の知識・技術をもった人材がいる」と回答。一方、社内に人材が「いない」と回答した担当者のうち、54.5%が社外においても相談できる企業がいないと回答。いざ困った時にセキュリティ対応できるリソースがない状態でサイトを運用している企業が一定数いるという実態が浮き彫りとなった。Q24:社内でセキュリティ関連に強い人材の育成は行っていますか。(単一選択)社内でセキュリティ人材の育成を行っていると回答した参加者は63.2%。およそ6割の企業でセキュリティ人材の育成が進められているようだ。また、前項の「社内にセキュリティ人材がいるか」への回答と併せて集計した結果、以下のようになった。既に社内に人材を持っている企業はさらに育成を行っており、人材がいない企業は育成もしていないという二極化が進んでいることが分かる。Q25:セキュリティ対策における社内の理解度・意識についてどう感じますか。(単一選択)セキュリティ対策における社内の理解度、意識について聞いたところ、「高いと思う」「どちらかといえば高いと思う」と回答した担当者は合計25.6%。「どちらかといえば低いと思う」「低いと思う」と回答した担当者は69.6%と過半数を超えた。サイト運営者のセキュリティ意識はあっても従業員間の意識はまだまだ低いと感じる現実が垣間見えた。最後に、セキュリティ以外も含めサイト運営全般に対する担当者の悩みを質問した。サイト運用における悩みQ26:サイト運用業務で困ることはありますか。(複数選択)サイト運用業務で困っていることとして最も多かったのは「予算が足りない」40.8%、次いで「自分自身・社内のスキル不足」「社内の理解が足りない」36.8%という結果だった。上位にあがった項目から、「自分自身・社内のスキル不足」「現状の課題が分からない」「効果的な改善ポイントが分からない」などのスキル不足・アドバイザー不足に悩みを抱える担当者も多いことが伺える。ここで前項の質問にあったセキュリティ対策の運用状況別に悩みを集計したところ傾向に差が見られた。セキュリティ対策を自社で行っている企業のうち52.5%が「自分自身・社内のスキル不足」に困っていると回答。予算は足りているものの人材が不足している状況が伺える。一方、「部分的」もしくは「全て」外部委託でセキュリティ対策を行っている企業は48.0%が「予算が足りない」と回答。また、「効果的な改善ポイントが分からない」37.3%、「現状の課題がわからない」36.0%と、リテラシーに悩む傾向も強いようだ。調査まとめ・「表示崩れ」や「不具合」を理由にWordPressのシステムやプラグインのアップデートを後回しにした経験があると回答したサイト運用者は77.6%・71.2%のサイト運用者がセキュリティ被害を「他人事に思ったことがある」と回答・52.8%がWebサイトのセキュリティ被害に遭ったと回答今回の調査でWebサイトがセキュリティ被害に遭った経験を持つ担当者が過半数を超えていた。その一方、「(被害を)他人事に思ったことがある」「保守の内容や予算を把握していない」など、Web担当者の把握が不十分であること、知識不足が散見する場面もあった。ここから推測されることは、運営担当者の業務がコンテンツ更新作業や集客効果の測定がメインでセキュリティ対策は二の次になっていることだ。それゆえ、運営はするがセキュリティ対策は責任対象外という担当者が多いように感じられた。セキュリティ対策や保守に関して外部委託しているケースや、複数部署で共同管理している企業でも、運営担当者が自社の状況を把握しておくことは重要である。「誰かがやっているだろう」という油断がセキュリティの穴となり、被害を生み出すことを忘れずに運用してほしい。ECマーケティングのWordPress保守サービス調査を通じ、セキュリティ対策や保守作業が十分にできていない企業が多いことが分かりました。また、いざというときに頼れる人材、パートナー企業がいない状態で運用している企業も一定数見られました。ECマーケティングの「WordPress丸ごとおまかせ(保守)サービス」は低コストで健全なWebサイト運用をサポートしています。【関連サービス】WordPress丸ごとお任せ保守
  • CMS セキュリティリスク 比較 WordPressの強化方法は?

    2024.02.28 WEB制作

    CMS製品のセキュリティリスク比較!WordPressの強化方法も紹介
    Webサイトを構築するCMSといえばWordPressが有名ですが、種類によってセキュリティリスクが違うことはご存じですか?使いやすいCMSほどサイバー攻撃に狙われやすく、手軽なCMSの普及と比例してWebサイトのマルウェアの感染事例も増えています。CMSはセキュリティリスクも考慮して選び、製品に適した対策をとっていくことが大切です。今回は代表的なCMS製品のセキュリティリスクを比較しながら、狙われやすい製品のセキュリティ強化方法を解説します。これからCMSを選ぶ人も、すでにCMSを稼働している人も参考になる内容ですので、ぜひご覧ください。1.CMSは種類によってセキュリティリスクが違うCMS(Contents Management System)は、Webサイトの画像・テキスト・テンプレートなどの情報を一元管理するシステムのことです。CSSやHTMLなどの専門知識がなくてもWebページの作成・更新が可能になるため多くの企業が導入しています。ただし、「専門知識が不要」という特性から、CMSのセキュリティ知識がないまま運用してサイバー攻撃の標的にされる事例が増えています。CMSは種類によってセキュリティリスクが異なるので注意しましょう。CMSは以下の3種類に分かれます。オープンソース型:セキュリティリスク 高プログラムのソースが公開されているCMS。安価で誰でも利用しやすい反面、もっともサイバー攻撃で狙われやすい。ベンダーのサポートがないため自主的なセキュリティ対策が必要。パッケージ型:セキュリティリスク 低ベンダーが独自開発したCMSを自社サーバーにインストールして利用する。ソースが非公開であり、セキュリティ対策もベンダーが対応するため比較的安全性が高い。自社サーバーをもつ中規模以上のサイト向けが主流。クラウド型(SaaS型):セキュリティリスク 低ベンダーが独自開発したCMSをインターネット経由で利用する。パッケージ型と同様に、ソースが非公開でベンターがセキュリティを担当するため比較的安全性が高い。サーバー不要のため個人や小規模企業でも運用しやすい。使い勝手の良いオープンソース型を利用する場合は、しっかりとしたセキュリティ対策が必須と覚えておきましょう。さらにくわしく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。 CMSのセキュリティリスク|種類ごとの危険性・対策を紹介2.代表的なCMS製品のセキュリティ比較日本でよく利用される5つのCMS製品のセキュリティリスクを比較してみましょう。CMSの種類セキュリティリスクセキュリティ対応オープンソース型WordPress最も高い自社Drupal高い自社パッケージ型Movable Type低いベンダーMovable Type低いベンダークラウド型MTCMS Cloud低いベンダーWordPress(ワードプレス)WordPressはオープンソース型でプラグインが豊富な上、80%以上のシェア率があるためもっともサイバー攻撃に狙われやすいCMSといわれています。セキュリティ情報も豊富でますが、利用者の自己対応頼りのため脆弱性が出やすいのが特徴です。→WordPressのセキュリティリスクについて詳しくはこちらDrupal(ドゥルーパル/ドルーパル)Drupal もオープンソース型でセキュリティが自己対応のため脆弱になりやすい面があります。日本で知名度が低いこともあり、セキュリティ情報が少なく万全な対策が難しいCMSです。Movable Type(ムーバブル・タイプ)Movable Typeはソース非公開のパッケージ型CMSであり、比較的セキュリティリスクは低いでしょう。純国産でベンダーからのサポートが受けられ、セキュリティ対策やトラブル時の対処も任せられるので安心です。SiteCore(サイトコア)SiteCoreは顧客データの保護に特化したパッケージ型CMSです。ベンダーがセキュリティの対策と対処を担当し、24時間体制でセキュリティ監視・脆弱性の管理・外部侵入テストを行っています。MTCMS Cloudクラウド型CMS のMTCMS Cloudは、プラットフォームであるAmazon Web Serviceの提供元の㈱スカイアークがセキュリティを担当します。専門家に対策を任せられるため安全性は高いでしょう。このようにセキュリティに力を入れているCMSを選ぶことでリスクは下げられますが、知識を身につけて利用者自身で対策をすれば、より安全性は高まります。使い勝手の良さを優先したい場合にも役立つでしょう。次章ではCMSのセキュリティを強化する方法をご紹介します。3.WordPressのセキュリティを強化する方法もっとも利用者が多いWordPressは、もっとも狙われやすいCMSだといわれています。以下の方法でセキュリティを強化しておきましょう。→WordPressのセキュリティ対策について詳しくはこちらプラグインやテーマ、バージョンを最新に保つ古いプログラムやツールでは新たなマルウェアに対応できません。常に最新のバージョンにしておくことがセキュリティ対策の基本です。CMSの自動更新機能を過信せず自らチェックし、確実にアップデートする。不要なテーマやプラグインは削除する。PCも同様にOSやアプリケーションを常に最新バージョンに適用する。利用者が多いWordPressは、プログラムに脆弱性が見つかったその日に攻撃を仕掛ける「ゼロデイ攻撃」が起きた事例もあります。更新通知がきたらすぐに適用しましょう。→セキュリティに強いプラグインの選び方複雑なユーザー名やパスワードに設定する法則性があるユーザー名やパスワードはセキュリティリスクが高いため複雑なものに設定し直します。10桁以上の英数字を組み合わせたものか、自動生成ツールの活用がおすすめです。使用するPCも同様に設定しましょう。セキュリティ対策がしっかりしたサーバーを選ぶレンタルサーバーのセキュリティ対応は提供会社によって大きな差があります。セキュリティ規約をよく確認し、WordPress専用のセキュリティ対策機能があるなど信頼できるサーバーを利用しましょう。サイトをSSL化する「サイトのSSL化」とはデータ通信を暗号化し情報漏洩や改ざんを防ぐ方法です。WordPressの場合はレンタルサーバーにSSL化に対応したプラグインをインストールして利用するのが一般的ですが、サーバーによっては無料提供もあるので活用しましょう。→サイトのSSL化について詳しくはこちらWAFを導入するWAF(ウェブ・アプリケーション・ファイアーウォール)はファイアーウォールでは防ぎきれない攻撃に備えるセキュリティソフトです。顧客情報や金融情報を扱う場合は確実に入れた方がいいでしょう。セキュリティ対策用プラグインを導入するシェア率が高いWordPressにはセキュリティ対策用プラグインがたくさんあります。ログインページ保護に特化したSiteGuard WP Plugin、サイトのSSL化機能があるiThemes Security、スパムメールを防止するAll In One WP Security & Firewallなど、サイトの特性に合わせて導入しましょう。→WordPressのおすすめセキュリティプラグイン設定ファイルへの外部アクセスを防ぐ設定ファイルへの外部アクセスを防ぐのもセキュリティ強化に有効です。以下の設定をしましょう。FTPソフトでファイルの属性(パーミッション)を400にするwp-config.phpと同じディレクトリにある「.htaccess」ファイルにorder allow,deny deny from all」を追記するセキュリティ状況を定期的にチェックするサイバー攻撃の手口は日々巧妙化しており、プログラムの脆弱性が後から見つかることも珍しくありません。WPScans.com、WPdoctorなどの診断サービスや対策用プラグインのWordfence Securityを使って定期的に脆弱性をチェックして対策を見直すことも大切です。4.CMSのセキュリティ強化は保守サービスがおすすめCMSは事業規模や担当者のスキルに適した製品を選ぶ必要もあり、セキュリティばかり重視するわけにはいかないのが現実です。結果的に使い勝手の良いオープンソース型を選ぶ企業も多いでしょう。かといって、専門知識を学びながら自社でCMSのセキュリティ対策をしていくのは大変なことです。そんなときは保守サービスの利用がおすすめ。手ごろな費用でCMSのセキュリティを丸ごと依頼できます。例えば、ECマーケティング株式会社の「WordPress丸ごとお任せ(保守)サービス」では月額3万円から以下のようなサービスが受けられます。独自のAIを用いたセキュリティチェック脆弱性のチェック~更新まで半自動化WAFと不正アクセス検知による高いセキュリティ対策充実した監視体制による安定稼働その他、定期的なバックアップや改ざんチェック、トラブル時のデータの復元まで経験豊かなエンジニアが対応してくれるので安心です。ECマーケティング株式会社「WordPress丸ごとお任せ(保守)サービス」WordPressのほか、どんなCMSにも柔軟に対応しておりますので詳しくはお問い合わせください。CMSを選ぶ際に使いやすさや機能はとても大切です。不安なセキュリティを外部に任せられれば、本当に欲しいCMSを選べるようになるでしょう。5.まとめCMSにはオープンソース型、パッケージ型、クラウド型の3種類があり、ソースが公開されているオープンソース型はセキュリティリスクが特に高いといわれています。中でも、圧倒的なシェアをもつWordPressはサーバー攻撃の標的にされやすいため利用者自身がセキュリティ強化に積極的に取り組まなくてはいけません。WordPressのセキュリティを強化するには、プラグインやOSの更新、サイトのSSL化、WAFの導入など様々な方法がありますが、専門知識を持った保守サービスを利用するのが安心です。セキュリティを保守サービスに委ねることで、CMSの選択肢の幅も広がります。ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
  • コンテンツマーケティングとは?効果・目的

    2024.02.26 WEB制作

    コンテンツマーケティングとは?目的や効果、成功するためのコツを伝授!
    最近何かと注目を集めている「コンテンツマーケティング」。よく聞く言葉ではありますが、そもそもコンテンツマーケティングとは何か、どんな効果があるのか理解できているでしょうか?記事や動画などのコンテンツを通じて集客するマーケティング手法のことで、中小企業・大企業問わず、BtoBでもBtoCでもWebサイトやSNSのアカウントがあれば気軽に始めることができます。しかし、むやみに「コンテンツマーケティングを始めてみよう」と手を付けてみても成果には結びつかないかもしれません。根底的な考え方・目的を理解し、順序を踏んで時間をかけてコンテンツを作ることが大切です。この記事では、コンテンツマーケティングの基本情報と成功するための戦略をプロの視点からお伝えします。1.コンテンツマーケティングとは?目的・効果コンテンツマーケティングは顧客にとって価値のある情報(コンテンツ)を提供することで、集客や売上の向上につなげるマーケティング手法のことです。言葉の意味としては雑誌などの紙媒体での発信も含まれていますが、現在は主に「Webやインターネットを用いたコンテンツによる集客方法」を指します。新規参入する企業が始めるコンテンツとしてはオウンドメディアを利用したコンテンツSEOやメルマガ、ホワイトペーパーの導入が一般的でしょう。コンテンツマーケティングが注目されている背景かつてはマーケティングといえば顧客に商品を直接宣伝する「売り込み型」が一般的でした。企業が自社の情報を外部に大きく発信するにはテレビや街頭の広告などで多額の費用をかけて売り込みにいくことが最も効果的だったからです。しかし、インターネットの普及などの要因により、企業と消費者との接点は徐々に増加していきます。また、顧客は広告で発信される情報を受動的に見るだけでなく、買う前の商品の情報を自分で調べることができるようになりました。このような経緯から、自ら売り込むのではなく見込み顧客の求める情報を発信して間接的にユーザーを増やすコンテンツマーケティングが注目されるようになったのです。コンテンツマーケティングの目的コンテンツマーケティングの主な目的は、顧客となりうる人にとって有益な情報を発信し、自社や商品との接触の機会を増やし、売り上げを伸ばすことです。購買までのプロセスと関心度でユーザーを分類すると、以下のような小目的があります。フェーズ小目的①非認知層(関心度低)商品について知ってもらう、ニーズに気付いてもらう②潜在層(関心度中)商品を思い出してもらう、購入を検討してもらう③顕在層(関心度高)購入を後押しする、再購入につなげる段階によってアプローチが異なる場合もありますが、最終的に「コンテンツを見たユーザーの行動変容を促す」ことが目標である点は共通しています。コンテンツマーケティングには効果があるのか?コンテンツマーケティングは自社製品について知っているか否かに関わらず幅広く集客できる手法です。例えばコンテンツSEOはWebサイトさえあれば簡単に始めることができます。しかし、その手軽さゆえに十分な施策を用意せずにスタートして失敗してしまう事例も少なくありません。他のマーケティング手法と同じく見込み顧客に合わないアプローチをしていては結果に結び付かないので、「コンテンツマーケティングには効果がない」と言われてしまう場面も散見します。もちろん、適切な方法を用いてユーザーに接触すれば成果もついてきます。ただし、広告費を払って宣伝したときと比較すると結果が出るまでに時間がかかるのは事実です。短期的な売上アップを求める施策ではないことには留意しましょう。2.コンテンツマーケティングのメリットコンテンツマーケティングを行うことでいくつかのメリットが見込めます。見込み顧客を増やせる見込み顧客とはニーズがあるものの購買には至っていない顧客のことを指します。コンテンツマーケティングを通じて自社製品の情報を発信することで、ニーズに適合した見込み顧客を効果的に増やすことができます。コンテンツが資産になる一度作ったコンテンツは情報としてインターネット上に蓄積され、長期的に利益をもたらす資産となります。コンテンツを作ってからしばらく経ってコンバージョンするケースも少なくありません。ただし、何もしていない状態では資産としての価値が劣化する恐れもあるでしょう。定期的な更新や改善は必須です。比較的取り組みやすい広告で十分な効果を出すためには数十万~数千万かかることも珍しくありませんが、コンテンツマーケティングは無料もしくは安価に始めることができます。ただし、一見安価に見えたとしても成果を出すには相応のコストがかかる点には注意しましょう。[word_balloon id="unset" src="https://www.ecmarketing.co.jp/contents/wp-content/uploads/2024/02/icon_white-1-1.webp" size="M" position="L" radius="true" name="" balloon="talk" balloon_shadow="true"]〈WEB広告/コンテンツマーケティング担当・ニャーケッターより〉無料・安価でコンテンツマーケティングを展開するには知見のある人間が社内にいて内製できる状態でなければならないにゃ。文章書くだけならできそう、と手を出すと残念なコンテンツSEO事例で紹介したような費用と工数を無駄にする自己満マーケティングに陥るので注意して欲しいにゃん。[/word_balloon]顧客のデータを収集できるコンテンツを見たユーザーのデータを収集すれば、それが見込み顧客のデータになります。Webサイトならアクセスしたユーザーのうちどのくらいが資料請求したのか、購入に至ったのかツール等を使って分析することで、新たな戦略を生み出すことができるのは大きなメリットです。3.コンテンツマーケティングのデメリット・注意点先んじて注釈をつけた箇所もありますが、コンテンツマーケティングにはいくつかの注意点があります。「取り組めばすぐに利益が発生する」という魔法ではないので、相応のデメリットを理解したうえで臨みましょう。効果が出るまでに時間がかかるコンテンツマーケティングの最大の注意点は売り上げに直結せず、長期的な施策が必要なことです。安価で始められるからと言ってサイトを作って記事を数本出して終わりではありません。中途半端な導入は却って損害になる可能性すらあります。最低でも半年、商材によっては数年単位で見る必要があるかもしれません。一定期間こつこつコンテンツを更新し続けて費用、時間、工数を確保し続ける覚悟が必要です。効果検証しづらい「Webサイトからの集客」というと購入や問合せなどのCV(コンバージョン)で効果を測るイメージが強いかと思いますが、コンテンツマーケティングの場合は分かりやすいゴールに直結するとは限りません。SNSで美味しそうな食べ物やオシャレな洋服の情報を見て、リンク先のネット通販ではなく実店舗へ買いに行った経験はないでしょうか?検索からサイトにアクセスしたことがきっかけで社名を知り、しばらくしてからふと思い出してサービスを利用するケースもあるかもしれません。成果に至らずとも自社名や事業内容、実績など認知してもらうことで後のコンバージョンにつながるパターンも往々にしてあります。特にBtoBではその傾向は顕著でしょう。(かくいう当社もBtoB企業ですので、実際の体感でも時間差でお問い合わせをいただくケースは非常に多いです)直接なきっかけではなかったとしても、成約に至るまでのフェーズのいずれかに貢献しうるのがコンテンツマーケティングです。効果検証しづらいというデメリットゆえ上層部に効果を理解してもらえず、道半ばで断念してしまうような事例も中にはあります。スキルが必要ここまで述べてきた注意点を包括すると、「スキルを持った人材による専門的なフォローが必要」ということになります。顧客の分析やコンテンツの制作方法を理解したWeb担当者はもちろん、Webサイトであればセキュリティ管理のための保守なども必要です。>>>Webサイトの保守についてはこちらから<<<4.コンテンツマーケティングとコンテンツSEOの違い「コンテンツマーケティング」と「コンテンツSEO」は領域が類似しているため間違われがちですが、正確には意味合いが異なります。コンテンツSEOは特定の検索ワードでの検索結果で上位表示することで、より多くの検索ユーザーにページやコンテンツを見てもらうための施策です。検索流入に特化しているマーケティング手法だと言えるでしょう。一方、コンテンツマーケティングはコンテンツSEOを含む「コンテンツを利用したマーケティング全体」を指します。5.コンテンツマーケティングで効果を出すコツ3選大切なことなので繰り返し説明しますが、「とりあえずコンテンツマーケティング」「とりあえずSEO」では効果的な集客はできません。コンテンツマーケティングを専門に扱う当社が考えるに、上手く結果を出すには少なくとも以下のコツを押さえておくべきでしょう。顧客がほしい情報を分析するコンテンツを制作する前にまずは「自社製品をほしがるのはどんなお客様か」「見込み顧客はどんな情報を求めているか」を考え、整理しましょう。既存顧客、営業担当へのアンケート・インタビュー既存顧客データの分析研究機関、政府組織が取ったデータなどを分析し、顧客のニーズを把握できるとよいでしょう。価値のある情報を提供するコンテンツマーケティングにおいて大切なのは「企業側が提供したい情報」ではなく「顧客が知りたい情報」です。ニーズを分析したら、求める情報に沿った方法でコンテンツを制作しましょう。昨今ではコンテンツの中身をより充実させたリッチなコンテンツが好まれ、需要が高まっています。内容に富んだ専門性・独自性のある記事コンテンツは検索エンジンにも高く評価されるため、同時にSEO対策もできます。>>>リッチコンテンツについて詳しくはこちらから<<<誰にとって価値あるコンテンツを作るべきか一つ注意すべきは、多くの場合自社の商品について全く知らない人(非認知層)と実際に購入を検討している人(顕在層)では求めている情報が異なることです。冷蔵庫を売るためのコンテンツを制作すると仮定して考えてみましょう。自社製品のことを全く知らず、買い替えも考えていない非認知層の顧客には「キャベツを長持ちさせる方法」という内容の記事コンテンツを用意すれば機能の高い冷蔵庫に興味を持ってもらえるかもしれません。実際に買い替えを考えてくれる可能性もあるでしょう。一方、既に自社製品のことを知っている顕在層の顧客に対してはどうアプローチすべきでしょうか。実際に購入を検討しているユーザーに対して野菜を長持ちさせる方法を発信しても、売り上げにはつながりません。この場合は、第三者に近い立場から冷蔵庫の性能や価格を詳しく比較する記事を制作するのがよいでしょう。複数の顧客像(ペルソナ)が考えられる場合には、基本的に購入に近い顕在層のニーズに寄り添ったコンテンツ制作から始めるのがよいでしょう。そこから徐々に購買から遠い潜在層→非認知層にもリーチを広げていくと、説得力を持って施策を推し進めることができます。継続的にコンテンツを更新するコンテンツマーケティングはすぐに結果が出るものではありません。効果を感じられたかに関係なく、最低でも半年~1年程度はコンテンツの更新を継続することが大切です。また、既に制作したコンテンツも情報が古くなってしまうと資産として機能しなくなるケースもあります。例えば法律改正時に更新せず古い情報のまま放置したコンテンツは、情報資産どころかむしろマイナスの評価を受ける可能性すらあるでしょう。出したら終わり、ではなく定期的に内容を見直すことが大切です。6.まとめコンテンツマーケティングとは、記事やメルマガ、ホワイトペーパーなどのコンテンツを通じて見込み顧客の求める情報を発信する集客方法のことです。「何を売りたいか、伝えたいか」ではなく、「誰に求められているか、どんな情報を欲しているか」を考え、ユーザーに寄り添った施策を行うことで効果をもたらします。しかし、ターゲットを狙い撃つ的確なコンテンツを制作するのは至難の業。自社製品への理解はもちろん、マーケティングの知識やコンテンツ制作スキルも必要です。内製で始めるのであれば、コンテンツマーケティングに携わった経験のある人材を用意しましょう。もし内製でコンテンツ制作が難しいようなら外部へ委託するのも一つの手です。当社ではSEOの観点から専門的なアドバイスを加えつつ、フルオーダーメイドで高品質なコンテンツ制作プランを設計します。
  • 分かりやすく解説!DoS攻撃とDDoS攻撃の違い

    2024.02.20 WEB制作

    DoS攻撃とDDoS攻撃の違いとは?手法や対処法まで分かりやすく解説!
    「大量のデータ送信を受けてサーバがダウンした!」これはDoS攻撃またはDDoS攻撃を受けた時の症状ですが、この2つに違いはあるのでしょうか?実は、サーバに負荷を与えて妨害する点は同じですが、対応の難しさや被害規模には大きな違いがあります。対処する際はDoS攻撃とDDoS攻撃を見極めることが大切です。この記事ではDoS攻撃とDDoS攻撃の違いや特徴、代表的な手法を解説しながら、それぞれの対処法にも触れていきます。1.DoS攻撃とDDoS攻撃の違いは「攻撃元のパソコン数」サイバー攻撃を受けたときは「攻撃の種類の見極め」が最適な対処につながります。DoS攻撃とDDoS攻撃は、どちらもサーバに大量の不可を与えて正常な稼働を妨害するサイバー攻撃です。ただし、攻撃元のパソコン台数が違うため被害規模や対処法が変わってきます。DoS攻撃は攻撃者本人の1台のパソコンが発信元ですが、DDoS攻撃は不正アクセスで支配下におかれた複数のパソコンから攻撃されます。1台のIPアドレスを特定すればいいDoS攻撃にくらべ、不特定多数の端末を利用するDDoS攻撃は相手の特定や対処が難しく、下記のような障害の規模や損失も大きくなるのが特徴です。DoS攻撃やDDoS攻撃による被害・Webサイトやサービスの停止、メールの停止による機会損失や賠償の発生・サーバの大量処理による利用料金の増大・攻撃に紛れたマルウェアへの感染・社会的信頼の失墜 など次章からDoS攻撃とDDoS攻撃の特徴をくわしく解説していきます。2.DoS攻撃の特徴と手法まずは、DoS攻撃の特徴と代表的な手法からご紹介します。DoS攻撃とはDoS(Denial Of Service)攻撃とは1台のパソコンから標的のサーバに多数の要求を送信して負荷をかけ、システムダウンを強いるサイバー攻撃です。サーバは大量の情報処理にリソースを割かなければならず、運用しているWebサイトやサービスに障害が発生します。一般的なDoS攻撃のほとんどはデータ盗難や乗っ取りなどのプログラムは含まれておらず、攻撃者に利益はありません。いたずらや嫌がらせの要素が強いサイバー攻撃といえるでしょう。DoS攻撃の代表的な手法メールボム攻撃一度に大量のメールを送り続け、メールサーバのパンクを狙う攻撃。メールの送受信ができなくなる。●F5攻撃キーボードの「F5」(再読み込みキー)の入力を繰り返させてサーバに負荷を与える。3.DDoS攻撃の特徴と手法つぎにDDoS攻撃の特徴と代表的な手法をみてきましょう。DDoS攻撃とはDDoS攻撃とは「Distributed(分散型) Denial Of Service」の略称で、マルウェアで支配下においた複数のパソコンを使って大規模なDoS攻撃を仕掛ける手口です。「踏み台」とも呼ばれる攻撃用パソコンは犯人との関連性がなく、IPアドレスの特定やブロックが困難なため対応に時間がかかります。最近ではネットワークカメラやルーターなどのIoT機器が踏み台にされるケースも多く、より特定が難しくなっています。DDoS攻撃は被害規模が大きい上、不正アクセスやマルウェア攻撃の窓口としても利用されるため慎重な対処が必要です。DDoS攻撃の代表的な手法SYNフラッド攻撃支配下にある複数のパソコンからSYNパケット(接続要求)を大量に送る手法。システム障害に乗じて不正アクセスを仕掛ける。その他の攻撃SYNフラッド攻撃と同様の手口でFINパケット(切断要求)、ACKパケット、UDPフラッドを利用した攻撃もある。4.DoS攻撃とDDoS攻撃は対処法にも違いがあるDoS攻撃とDDoS攻撃は対処法にも違いがあります。DoS攻撃の対処法は相手のIPアドレスを特定し、サーバのIPアドレス制限機能でアクセスを遮断します。攻撃元の端末が1台のため、知識さえあれば特定もそれほど大変ではありません。一方で、複数の端末から攻撃してくるDDoS攻撃はすべてのIPアドレスの特定と制限は難しいのが現実です。各手法に対応したファイアウォールやIPS、DDoS攻撃対策ツールなどでの対処になるでしょう。ただし、どちらも専門知識がない場合や大規模攻撃になった場合は自社での対処は困難です。被害が大きくなる前に保守サービスへの依頼を検討しましょう。保守サービスでは現在の攻撃への的確な対処はもちろん、DoS攻撃やDDoS攻撃以外のサイバー攻撃も含めた対策や定期的な脆弱性チェックなど、Webサイト全体の保守を強化できます。最近では自社のWebサイトに遠隔操作系のマルウェアを仕掛けられ、閲覧者の端末がDDoS攻撃に使われたという事例も増えています。自社の信頼や大切なユーザーを守るためにもDoS攻撃やDDoS攻撃をきっかけに、全体の保守を見直すことが重要です。5.まとめDoS攻撃とDDoS攻撃の大きな違いは攻撃に使われるパソコンの台数です。DoS攻撃では1台、DDoS攻撃では複数のパソコンが使用されます。また、DoS攻撃はいたずら要素が強く、DDoS攻撃はさらなるサイバー攻撃の窓口にされやすいといった特徴があります。対処法としては、DoS攻撃にはIPアドレスの特定とアクセス制限が有効ですが、複数の端末が利用されるDDoS攻撃は同様の対処は困難です。使われた手法に対応できる、より専門的な方法が求められます。知識に不安がある場合や被害を最小限に抑えたい場合は、専門知識をもった保守サービスに依頼しましょう。攻撃の対処はもちろん、今後の対策においても大きな助けになるはずです。
  • もし不正アクセスされたら?

    2024.02.20 WEB制作

    【企業向け】不正アクセスされたらどうすべき?対処法をくわしく解説
    サイバー攻撃はもう日常です。「不正アクセスされたら、どうするか?」は、すべての企業がすべての従業員に伝えるべき最優先事項ともいえるでしょう。不正アクセスは「権限を持たない人間がシステム内部に入り込んだ」ということ。情報の盗難や改ざん、マルウェア感染、システムの異常がいつ起こってもおかしくない状態です。気が付いた本人がすぐに正しく動かなければ、大きな損害につながります。この記事では、不正アクセスされたときの対処法をくわしく解説します。落ち着いて確実に対処できるように手順を頭に入れておきましょう。1.不正アクセスされたときの対応手順まずは、すぐにネットワークから遮断しましょう。不正アクセスは「アクセス権限のない人間がシステム内部にいる」状態です。データの盗難や改ざん、マルウェアの感染と拡大、システムの停止など大きな被害を防止するために端末の隔離を優先します。被害を最小限に抑えるには不正アクセスに気づいた時点で、すばやく正しい手順で対処することが大切です。「①遮断、②パスワード変更、③報告」は特に迅速に行いましょう。不正アクセスされたときの手順サーバや端末をネットワークから遮断パスワードを変更する関係者や上司、セキュリティ担当に報告原因を調べる(マルウェア感染・情報漏洩など)被害状況を調べ・証拠を保存する復旧作業を行う警察へ連絡する再発を防ぐ対策をするこれらの手順について、次章からより詳しく解説していきます。2.不正アクセスされたら「被害の拡大防止」が最優先不正アクセスを発見して最初に考えるべきことは「被害の拡大防止」です。下記の手順を何よりも優先しましょう。サーバや端末をネットワークから遮断すぐにサーバや端末をネットワークから遮断します。「不正アクセス」と確定していない時点でも動きましょう。もし拡散型のマルウェアで攻撃されていたら、ネットワーク全体が被害を受けることになります。パスワード変更現在のパスワードは入手されている可能性が高く、攻撃者にパスワードを変更されてしまうと、こちらがログインできなくなります。早急に分かりにくいパスワードに変更しましょう。不正アクセスの報告ネットワークからの遮断とパスワードの変更が済んだら、感染拡大防止と対処のため関係各所へ連絡します。職場によって違いはありますが、企業端末の場合は下記3か所への報告が一般的です。上司同じネットワークを使用している全スタッフセキュリティ担当3.次に不正アクセスされた原因と被害を調べる端末の隔離や報告が終わったら、原因と被害状況を調べます。不正アクセスの原因を調べる不正アクセスの原因はこのような方法で調べます。不審なファイルやサイトの開封履歴はないか通信履歴のあるサイトやメール相手にも被害がでていないかセキュリティ上の脆弱性(古いOSやアプリなど)がないかIDやパスワードが漏洩する機会がなかったか(人的要素も含める)ウイルススキャンでマルウェアを検出する※※ウイルススキャンでの確認はマルウェアの種類やソフトウェアの性能によっては検出できない場合もあるので注意しましょう。被害状況を調べる覚えのないパスワード変更通知やパソコンの動作異常などで不正アクセスに気づくケースが多いようですが、その他の被害も潜んでいる可能性が高いので注意深く調べましょう。企業でよくある被害は以下の通りです。Webサイトの改ざん(マルウェアの感染経路にされる)データの改ざん・破壊・流出データ破壊による身代金要求(ランサムウェア)個人情報・機密情報の漏洩遠隔操作による不正送金企業アカウント盗難による「なりすまし被害」 など通報のために証拠を保存する不正アクセスは「不正アクセス禁止法違反」にあたる犯罪です。各都道府県の警察に設置されたサイバー犯罪相談窓口への届け出が必要となります。証拠保存のためサーバログのバックアップをとりましょう。警察のサイバー犯罪相談窓口は不正アクセスの対処や復旧の相談にものってくれます。4.不正アクセスの復旧と防止対策は専門家へ不正アクセスが日常的に増えているとはいえ、オフラインにした後の対応は自分では難しいと感じる方も多いでしょう。不正アクセスの被害の確認はデータの異常有無やメールの送受信点検など多岐にわたり、「マルウェア感染があった」ともなれば駆除や復旧にさらなる専門知識が必要です。また、復旧後は再発防止のために脆弱性を見直し、新たな対策をたてなければなりません。社内にセキュリティ部門がない場合は、外部の保守サービスの利用がおすすめです。月3万円程度の費用で不正アクセスの被害検証からサイトの死活監視、今後のセキュリティ対策まで丸ごと任せられます。オプションで障害発生時の復旧まで受けられる手厚いサービスもあります。日々手口が巧妙化している不正アクセスに、通常業務をこなしながら万全の対策をするのは難しいものです。専門家の手を借りることも視野に入れましょう。5.まとめ不正アクセスをされたら、まずネットワークから遮断しましょう。乗っ取りやマルウェアの被害拡大を防ぐために「遮断→パスワード変更→報告」の手順で対処することが大切です。それらが済んだら、落ち着いて原因の究明や被害状況の把握を行います。セキュリティ対策ソフトウェアでのマルウェア検出や人的要因の可能性までしっかりと調べ、警察へ届け出るときの証拠としてログの記録もとっておきましょう。これらの不正アクセスへの対応は専門知識がないと難しい場合もあります。不安がある場合は保守サービスの利用も検討しましょう。対処復旧から今後の対策まで、かなり頼りになるはずです。
  • CMSセキュリティリスク

    2024.02.16 WEB制作

    CMSのセキュリティリスク|種類ごとの危険性・対策を紹介
    CMSはContents Management Systemの略。Webサイトの更新と管理を助けてくれるシステムのことです。代表的な例としてWordPressをご存知の方も多いのではないでしょうか。基本的にインターネットを通じて利用するシステムなので、サイバー攻撃や内部の情報漏えいなどのセキュリティリスクにさらされることもあります。CMSでも種類によって生じやすいリスクや対策が若干変わってきますので、しっかり把握しておくことが大切です。この記事ではCMSのセキュリティリスクについて、種類ごとに分かりやすく解説します。1.CMSは種類によってセキュリティリスクが異なる?CMSは日本語で言うと「コンテンツ管理システム」の略称です。CSSやHTMLへの専門知識が必要なサイト制作を管理システム内で簡単に行えることから、現在ではサイト作りのために多くの人が導入しています。しかし、運用者の中にはセキュリティリスクに無知な人もおり、サイバー攻撃の被害に遭うケースも少なくありません。企業のサイト運用でありがちなのは、担当者が売上アップを狙えるコンテンツ(記事など)の制作にリソースを割きすぎて保守に手が回っていないパターン。特にWordPressなどのオープンソース型CMSでは自主的なセキュリティ管理が肝要です。>>>WordPressのセキュリティリスクについてはこちらから<<<CMSの種類・メリットとデメリット種類メリットデメリットオープンソース型カスタマイズ性が高い自主的なセキュリティ対策が必要パッケージ型ベンダーによる安全対策が整っている自主サーバーの整備が必要クラウド型サーバーがなくても安価or無料カスタマイズ性が低いCMSは大きく分けてこの3種類。それぞれの特徴について詳しくは後述しますが、最もシェアが大きいのは無料で誰でも使えてカスタマイズもしやすいオープンソース型のCMSです。2.オープンソース型CMSのセキュリティリスクオープンソース型CMSにもさまざまな種類がありますが、その中でも一番多くの人に使われているのはWordPressです。W3Techsのデータ※によれば、CMSで制作したサイトのうち62.8%はWordPressを使っているそうです。シェアが大きい上、以下のような問題点があるためセキュリティリスクは比較的高いと言えます。もちろん安全に利用しているユーザーもたくさんいますし、必ずしも危険というわけではありません。WordPress向けの保守サービスを提供している会社としては、セキュリティ対策を認識せず脆弱性を突かれて攻撃を受けるWebサイトが多いことは非常にもったいなく思います。「サイトを作ったら終わり」ではなく、以下のようなセキュリティリスクを踏まえたうえで一定の対策を講じる必要があることは認識しておきましょう。コードが公開されているオープンソース型CMSの特徴はカスタマイズ性の高さです。Webサイトを構築するためのコード(具の中身)は基本的にどのサイトも同じで誰にでも見られる状態になっています。攻撃者から見ると脆弱性を突きやすい状況だと言えるでしょう。プラグイン・モジュールなどから侵入されやすいオープンソース型CMSはあらかじめサイトを作るための基本的な機能を搭載した状態で誰でもダウンロードできるよう公開されていますが、便利に使うためにはカスタマイズが必要になります。オープンソース型では、追加で機能が必要になった時のために拡張機能が使えるようになっていることがほとんどです。ツールによってプラグイン・モジュールなどさまざまな言い方はありますが、「誰でも作れる」「他の人とも共有できる」拡張機能であることは共通しています。拡張機能はCMSの開発者でなくとも自由に作ることができますし、中には作るだけ作って更新を放置してしまう人もいます。オープンソース型の場合、こういったプラグインやモジュールの脆弱性から攻撃を受けるリスクがあるのです。対策を十分にしていない人が多いオープンソース型CMSのサイトで被害を受ける人が多い一番の理由は、シェアの大きさと参入のハードルの低さゆえに対策のやり方を分かっていない初心者でも簡単に導入できてしまうためです。特にWordPressは対策の浅さが原因でセキュリティが甘い状態になっているサイトが多く見られるので、「狙われやすい」と言われがちです。実際、バージョンの管理をしていないようなサイトがどんどん標的になっています。>>>WordPressの脆弱性事例<<<3.パッケージ型・クラウド型(SaaS型)CMSのセキュリティリスクパッケージ型、クラウド型のCMSはオープンソース型CMSと違い、制作と管理を担う企業(ベンダー)が存在します。そのため、基本的には自社でセキュリティ対策に割くリソースは少なくなるでしょう。その分カスタマイズ性が下がり、高度な拡張機能の搭載には比較的高額なオプション代が必要になります。パッケージ型CMSの特徴ベンダーが独自に開発したCMSライセンスを購入し、自社サーバーにインストールするタイプのCMSです。オープンソース型はフォーム機能やデザインのカスタマイズなどの基本要素を拡張機能によって補う必要がありますが、パッケージ型の場合はあらかじめ必要な機能が搭載されています。CMSをインストールするサーバーを運用側で調達・管理することが前提になっているので、サーバーを自社で用意できる中~大規模サイトに利用されることが多いのが特徴です。クラウド型(SaaS型)CMSの特徴ベンダーが制作したCMSをインターネット(ブラウザ)経由で利用できるのが特徴です。パッケージ型と違って自前でサーバーを用意する必要がないので、小規模なサイトや個人ブログ運用にも手軽に利用できます。ただし、カスタマイズの自由度はかなり下がることには注意が必要です。代表的なクラウド型CMSといえば、「WordPress.com」。初心者には混同されがちですが、「.com」の方はWordPressと同じ開発者がオープンソース型のWordPressをクラウドで使える形にしたサービスです。オープンソース型CMSとの違い、セキュリティリスクパッケージ型CMSもクラウド型CMSもベンダーが提供するシステムを利用するという点が共通しています。オープンソースと比較すると自由度が低くなる分、比較的セキュリティリスクは低いと言えるでしょう。ただし、セキュリティリスクがゼロになるわけではありません。パッケージ型はサーバー等への不正アクセスの対策やアップデートなどのメンテナンスは自社で行う必要があります。クラウド型は自社サーバーがなくても利用できますが、サービスを提供しているベンダーのセキュリティ対策や有事のサポート制度によるところが大きいのがセキュリティ的なデメリットになりうるでしょう。サイト制作が終わった後にCMSを乗り換えるのは至難の業なので、これからサイトを作る方は熟慮して利用するCMSを決めるべきでしょう。4.CMSのセキュリティリスクを回避する対策CMSはインターネットを通じてサイト制作を管理するシステムなので、利用するうえではどうしてもセキュリティリスクが生じてしまいます。では、どんな方法を取ればリスクを回避できるのでしょうか。自社に合ったタイプのCMSを取り入れるどのタイプのCMSも一長一短。「これを選んだら安全」ということもないので、作りたいサイトの形式や制作環境に応じて使い分けるのが大切です。それぞれのCMSの特徴を把握して、自社の求めるコンテンツに沿ったものを取り入れましょう。セキュリティ対策ソフトを導入する特に自分で環境を整えなければならないオープンソース型では、WAFやファイアウォールを設置して自分の身を守ることが重要です。例えばWordPressにはWAFをサイトのシステムに組み込めるプラグインなどもあるので、利用する場合は導入しておいた方がいいでしょう。(セキュリティ対策のプラグインについては「WordPressの安全を守る!セキュリティ対策プラグイン7選」で詳しく解説しています。)脆弱性情報を収集する脆弱性情報の収集も非常に重要です。特にオープンソースCMSの運用者は誰かが定期的にチェックしておくことをおすすめします。システム内の脆弱性は時間が経ってから見つかることもあるので、更新される情報についていかなければどんどん穴のあるサイトになっていってしまいます。セキュリティ対策をして終わりではなく、日々移り変わる情報を集めて対策することが大切です。アップデートを管理するアップデート(バージョンアップ)は新しい機能の追加のほか、セキュリティの脆弱性を修正する目的で実施されることも多々あります。そのため、アップデート情報が出たら可能な限り早く実装するようにしましょう。特にオープンソース型ではアップデート後に拡張機能との互換性の問題で表示崩れなどが発生するケースがかなりの確率(弊社エンジニアの体感だとメジャーアップデート時は40%くらい)で起こります。「サイトの表示を保ちたいから」という理由でバージョンをそのままにしてしまう事例が散見されますが、しっかり管理されていないサイトはサイバー攻撃を受けるリスクを増大させてしまいます。表示崩れ等が起こるのはある程度仕方のない現象ですので、放置せずしっかり対応するのが重要です。自社のリソースでアップデートの管理が難しいようなら、保守サービスの利用も検討してみましょう。定期的にサイトのセキュリティ診断を行うどんな形式のサイトでも、脆弱性診断を行うことでセキュリティの課題点を洗い出して改善することができます。また検索流入を増やしてコンバージョンを上げるには、表示スピードの改善などの対策も必要です。セキュリティ保守と並行してSEOの内部対策を行うのもおすすめです。5.まとめCMSにはオープンソース型パッケージ型クラウド型(SaaS型)の3種類があります。特にシェアの大きいオープンソース型はカスタマイズ性が高い分、対策を怠るとセキュリティリスクが高まります。しかし、どんなCMSであっても基本的なセキュリティ対策は非常に大切です。もし自社サイトのセキュリティへの対策が十分でないとお考えでしたら、保守サービスの利用をおすすめします。当社のサービスでは、WordPressはもちろんご相談次第で他のCMSの保守も代行できます。「自社のCMSに対応してくれるか知りたい」という方はまずお問い合わせください。当社の専門家が丁寧にヒアリングいたします。→WordPressサイトの無料セキュリティ診断はこちら※W3Techs+「Usage statistics of content management systems」