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  • 2020.07.20 WEB広告

    Web広告におけるクリック率の考え方と改善方法
    Web広告の運用者なら誰しも気になる指標、クリック率(CTR)。Web広告を出稿してみたけれど、一向にクリック率が上がらない、自社のクリック率は良いのか悪いのか分からないと悩んではいないでしょうか。この記事では、Web広告におけるクリック率の考え方と、クリック率が上がらないときの理由、改善方法について解説していきます。 1.クリック率の計算方法とその読み解き方 クリック率(CTR: Click Through Rate)とは、画面上に広告が表示された回数に対してクリックされた割合を示す指標で、以下の計算式を用いて算出します。クリック率(%)=クリック数÷表示回数(インプレッション数) × 100クリック率は、高ければ高いほど「ユーザーの興味を引いた」と考えられるため、広告のクオリティに対しての成果」とも言い換えられます。広告にはリスティング広告やネイティブ広告などさまざまな種類があり、それぞれの広告種類や業界別に平均値を算出したデータもありますが、あまり当てにはなりません。クリック率は単純に高い・低いといった評価ではなく、前回と比べてどうだったのか、またキーワードを変えた結果どう変化したのかといった分析に必要な目安として考えるのがよいでしょう。そのため、クリック率は高ければいいという指標ではありませんが、今回はクリック率が低く悩んでいる方に向けてクリック率を上げる方法について見ていきます。  2.クリック率が上がらない理由 広告を出稿してもクリック率が上がらない場合には、どのような理由が考えられるのか3つ紹介していきます。 ターゲット設定がずれている まず考えられるのは、広告のターゲット設定がずれていることです。配信したい広告を適切なユーザーが見ていなければ、その広告に興味を持ってもらえないためクリックされる可能性は低くなります。適切なターゲット設定では、Googleアナリティクスなどで分析した自社商品・サービスのメインユーザーと、その属性に近いユーザーの2つのターゲットを決めると良いとされています。しかしどこかで分析内容がずれていたり、設定が間違っていたりすると、クリック率が上がりにくくなってしまいます。 目を引くフレーズが使われていない リスティング広告(検索連動型広告)では、ターゲットユーザーに広告が表示されたとしても、興味を引く広告文でないとクリックしてもらえません。商品の訴求ポイントがターゲットユーザーとずれていないか、あるいはユーザーの興味を引く表現とかけ離れていないかを確認する必要があります。 バナーや動画の訴求力が低い 文字よりも直感的にユーザーに訴えられるバナーや動画を広告に使用している場合、情報の記載やデザインだけにこだわってしまうケースがよくあります。いくらデザインがよくても、ユーザーの興味関心を引くクリエイティブになっていなければ、クリック率は上がりません。記載されている内容やデザインが、ターゲットユーザーに適した内容となっているか確認しましょう。  3.クリック率を上げる!広告の改善方法 Web広告にはさまざまな種類があり、リスティング広告やネイティブ広告、ディスプレイ系広告(バナー)では改善方法も少しずつ異なります。ただ、Googleは「クリック率が高い広告=ユーザーにとって有益で関連性が高い」という意味であると解説しており、その考えはどの広告であっても変わりません。ではユーザーにとって有益で関連性が高い広告にするためにはどうすればよいのか、考えられる対策を3つ紹介していきます。 ユーザーニーズを把握する ユーザーは広告文やバナーから読み取れる限られた情報から、自分が知りたい情報を得られるかどうか判断しています。そのため、広告のターゲットユーザーが何を知りたいのかという、ニーズの把握が非常に重要です。そのユーザーニーズの把握に役立つのが、ペルソナ設定です。ターゲットユーザーのプロフィールや悩み、心理状況といった条件を決めておくことで、チーム全体の認識がずれることなくそのペルソナに響く表現や訴求ポイントを考えられます。自社サイトにアクセス解析ツールを導入している場合は、その分析結果からユーザーの属性を割り出しても良いでしょう。ペルソナの条件をどこまで細かく作り込むのかは、広告のPDCAサイクルによって決めていくことをおすすめします。 A/Bテストを行う A/Bテストとは、異なる2つのパターンを実際に使用してみて、結果を比較する効果測定方法です。広告においても、広告文やバナー、動画でA/Bテストを行うと効果的です。例えば、バナー広告では、同じ文面でも使う写真の男女を変える、人数を変える、背景色を変える、写真ではなくイラストに変えるなど、さまざまなA/Bテストのパターンが考えられます。どのパターンがターゲットユーザーの心をつかむかは、実際に試してみるまで分からないため、何度もA/Bテストを繰り返しながら改善を図ると効果的です。 数字や記号で直感的に理解できる文章にする 広告は、見たいと思ってクリックする人は少ないため、なんとなく目にとまったときに興味・関心を喚起するフレーズを意識することが大切です。数字や記号を使用すると、目に入ったときに直感的に理解でき、クリックしてもらえる確率が高くなります。 「売れるWebサイトの心理テクニック15選」を使う ユーザーの購買心理は心理学でも研究されており、それを活用した心理テクニックが編み出されています。「売れるWebサイトの心理テクニック15選を結婚相談所に応用してみた」ではそれらの心理テクニックをWebサイト制作に応用した当社の事例を紹介していますが、これは広告文にも応用できるものです。ユーザーに刺さる広告文に悩む方は、心理テクニックを活用してみてもいいかもしれません。https://www.ecmarketing.co.jp/contents/archives/603  4.まとめ 広告のクリック率は、その広告の訴求ポイントがターゲットユーザーと合致することが大切です。クリック率を高めていくためには、ペルソナを設定したうえでニーズをしっかり考え、A/Bテストなどを繰り返しながら、ターゲットユーザーの興味と関心が引ける広告を追求していく必要があります。Googleが評価する、ユーザーにとって有益で関連性が高い広告を目指し、PDCAサイクルを回していきましょう。
  • 2020.07.17 WEB広告

    コンテンツマーケティングで設定したいKGI・KPIの作り方と注意点
    マーケティングでは、ゴールに至るプロセスを提示し、適切な目標を設定することが重要です。そこで決めておきたいのがKPI(重要業績評価指標)です。KPIはKGI(重要目標達成指標)と混同されやすい上に、コンテンツマーケティングでは明確なKPIの設定が難しいため、何を指標とすべきか悩む方が多いのではないでしょうか。この記事では、コンテンツマーケティングでKPIを設定する重要性とKGIとの違い、KPIの設定の仕方や注意点などを紹介していきます。  1.コンテンツマーケティングにおけるKPIの重要性   コンテンツマーケティングはWeb広告と比べて費用対効果が測りにくい施策です。Web広告はKPIとしてROAS(広告経由の売上÷広告費×100)が使われることが多く、100%を超えればコストを上回る売上を実現できた判断できます。一方、コンテンツマーケティングは、どのコンテンツがどれほど売上に貢献したかといった情報を、正確に把握することが難しい施策です。効果が疑問視され、結果が出る前に施策中止を余儀なくされるケースも少なくありません。そこで、目指すKGIに向けて適切なKPIを設定し、どれくらい成果が出たのかをさまざまな指標から測定することが大切です。社内での予算削減を回避するとともに、明確な主軸をおくことで、効果が見えやすくなります。  2.Webサイトの目的に合わせてKGIとKPIを設定する 企業経営やマーケティングなどの最終的な目標を数値化したのがKGIであり、そのKGIを達成するための戦術として落とし込んだ指標がKPIです。これはコンテンツマーケティングでも同様で、Webサイトの目的に合わせてKGI(最終的な目標)を設定し、そこからKPIに落とし込んでいきます。コンテンツマーケティングでは、自社のサービスや商品を知らない人に見つけてもらう認知の段階から、行動を後押ししてコンバージョンさせるところまで、あらゆるユーザーの行動をサポートできます。そのため、時期やセッション数などにより、コンテンツマーケティングで達成したいKGI・KPIが変わっていくことがほとんどです。コンテンツを通して自社が何を達成したいのか、目的を明らかにしたうえでKGIを設定し、KPIもそれに合わせて設定すると効果を確認しやすくなるでしょう。例えば、次のようなKGI・KPIが考えられます。<例> ①目的:コンテンツマーケティングを通して自社サービスや商品を知ってもらいたい (KGI)新規ユーザーの数 (KPI)セッション数②目的:見込み客を育成したい (KGI)再訪率 (KPI)会員登録者数本コラムではKPIに絞ってご紹介しますが、本来は企業の方向性ともなるKGIを設定し、そこからKPIを検討すると考えやすくなります。次章から、Webサイトの目的別にどのようなKPIを設定すればよいのかを見ていきましょう。  3. Webサイトの目的別に見るKPIの具体例 Webサイトの目的によって、どのようなKPIを設定するとよいのか3つ紹介します。 目的①.自社を知ってもらう オウンドメディアを運営する企業のケースでは、自社のサービスや商品を知らないユーザーに、まず「認知」してもらうことを目的とする場合、オウンドメディアの集客力がカギになります。そのため以下のようなKPIを設定し、効果測定を行います。検索順位 検索KWで表示される順位クリック数 検索KWでクリックされた回数PV数 ページごとのPV数UU数 サイトを訪問したユーザーの数SNSでのシェア数 FacebookやTwitterなどでコンテンツがシェアされた数UGC数 ユーザーが作成したコンテンツの数これらの数値は、Google Analyticsなどのアクセス解析ツールやGoogle Search Console、ソーシャルリスニングツールなど、各種ツールで簡単に確認できます。 目的②.見込み客を獲得する 十分な集客や認知ができたら、次は見込み客の獲得の段階に入ります。見込み客を増やすには、何度も再訪してもらう必要があります。「AISCEAS」や「DECAX」といった消費者行動パターンを見ると、ユーザーは気づきから行動までの間に情報収集、検索、比較、検討などの多くの段階を踏んでいます。AISCEAS :認知→興味・関心→検索→比較→検討→行動→共有 DECAX   :発見→関係→確認→購入→体験・共有サービスや商品に興味を持ったユーザーは、さらに詳しい情報を知るために検索を繰り返し、ほかの商品と何度も比較し確認してからようやく購入に至ります。そのためユーザーには、購入を決めるまでの間にサイトに何度か足を運んでもらうこと、つまり「再訪」してもらうことが非常に重要であると言えます。以下のように、再訪につながる指標をKPIに設定するとよいでしょう。資料請求の回数 SNSのフォロワー数 リピーターの数目的③.コンバージョンにつなげる 見込み客の数が順調に増えたら、最終段階としてコンバージョンを目的とします。コンテンツマーケティングの目的がコンバージョンにつなげることである場合には、そのままコンバージョン数をKGIとしてKPIを設定します。例えば、コンバージョンが「商品の購入」である場合、KGIはそのまま「商品購入者数」でKPIが「会員登録者数」、コンバージョンが「お問い合わせ」である場合は、KGIが「お問い合わせ数」でKPIが「メルマガの登録者数」などになります。KPIを考えるためにも、自社コンテンツのコンバージョンを何に設定するかを明確にしておくようにしましょう。  4. KPI設定時の注意点 コンテンツマーケティングでKPIを設定するときの注意点を、2つ紹介します。 KPIは多くても3つにする コンテンツマーケティングにおいて、KPIは多く設定すればよいというわけではありません。設定する数が多くなれば多くなるほど効果測定に時間がかかり、結果的に全部を追いきれず、余計な時間がかかってしまう恐れがあります。そのためKPIは前章で紹介した「サイトの目的」にあわせて多くても3個にとどめ、シンプルに提示するようにしましょう。効果測定を行うKPIの数を絞ることで、より深く分析を行えるようになります。 KPIは定期的に見直す コンテンツマーケティングではフェーズによって追うべき指標が異なるため、KPIもWebサイトのフェーズの変化にあわせて定期的に見直すことが重要です。例えばオウンドメディアを立ち上げたばかりの時期は「自社を知ってもらう」ことが目的になりますが、ある程度メディアの認知度が上がってきたら「見込み客を獲得する」フェーズに入ります。フェーズが変わればサイトの目的も変わるため、そのたびにKPIを適切なものに再設定することで、サイトの実情に合わせた運用ができるようになります。  5.まとめ  コンテンツマーケティングでは、最終的なコンバージョンだけをKPIに設定してしまうと、立ち上げ期や見込み客の獲得期には成果があがらず「結果を出せていない」との批判を受けかねません。中長期に渡る施策であるコンテンツマーケティングにおいては、サイトがどのフェーズにいるのかを認識したうえで、その都度適切な目標とKPIを設定し、効果測定を行うようにしましょう。
  • 2020.07.15 WEB広告

    【2020年版】コンテンツマーケティングの市場規模と今後の動向
    コンテンツマーケティングはWebマーケティングの代表的な施策のひとつです。Webでの集客方法としてコンテンツを活用する企業は数多く、マーケットは日々成長を続けています。その中でSNSや動画の普及は目覚ましく、コンテンツマーケティングがこれからどう変化していくのか、どう対応していけばいいのかと思っている方も多いかもしれません。この記事では、コンテンツマーケティングの市場規模と今後の動向、そして変化し続けるコンテンツマーケティングへの向き合い方について解説していきます。 1. コンテンツマーケティングの市場規模 一口に“コンテンツマーケティング”とは言っても、コンテンツSEOやSNSマーケティング、動画広告などさまざまな手法があります。それらを複合した日本のコンテンツマーケティング全体についての統計は残念ながら存在しないため、現在の市場規模については、いくつかの手法に分けて見ていきましょう。 SEO まずはSEOについてご紹介します。SEO施策においてコンテンツの重要性は年々高まっており、両者は切っても切れない関係性であるため、SEOの市場規模を把握することはコンテンツマーケティングの市場規模の理解にも役立ちます。日本のSEOの市場規模については、2016年にクロスニフィティが発表した統計データが最新です。発表によると、2015年の日本のSEO市場は前年比110.9%の395.4億円に成長していることがわかりました。2015年は外部リンクに代わってコンテンツマーケティングが注目を集め始めた頃で、そのまま堅調に伸びていくと予測されています。※クロスニフィティ「2016年度版国内SEO市場予測 (2014-2018)」より作成 直近のデータとして、日本の統計はありませんが代わりにアメリカの統計をご紹介します。日本はコンテンツマーケティング分野でアメリカより数年遅れているとされているため、アメリカのデータを見ると日本の傾向を予測する参考になります。Forbesの調査によると、2020年アメリカ企業はSEO関連サービスに800億ドル(約8兆8000億円)を費やすようになるとの予測を述べています。これは約65億ドル(約7150億円)を費やしていた2016年と比較して、約12倍もの大幅な伸びが期待されていることを意味しており、日本でも同様にSEO市場が拡大を続けていることが推測できます。 SNSマーケティング SNSマーケティングについては、インフルエンサーマーケティングとSNS広告に分解して見ていきましょう。まずインフルエンサーマーケティングですが、2019年にデジタルインファクトが実施した調査によると、2018年のインフルエンサーマーケティング市場は219億円で、そのうち最もシェアが多いのはYouTubeの39%と推定されています。※デジタルインファクト「インフルエンサーマーケティング市場規模 2017年-2028年」より作成 2020年のマーケット規模は予測値ではありますが、YouTubeとInstagramを中心に成長し続けることを見込んでいます。インフルエンサーマーケティングと同じく順調な伸びを見せているのがSNS広告です。2020年に電通グループの4社(D2C/CCI/電通/電通デジタル)が発表した「2019年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」からSNS広告の市場規模を見ると、2019年のSNS広告費は2,280億円であることがわかりました。リスティング広告やディスプレイ広告などを含むWeb広告全体のマーケットは約1兆6,630億円と推測されているため、SNS広告はその約14%のウェイトを占める広告媒体であるといえます。 動画(ビデオ)広告 動画広告の市場規模も、先ほどと同じ電通のデータから確認してみましょう。動画広告市場は拡大の一途をたどっており、2019年には3,184億円、前年比157.1%と大きく伸長しました。※D2C/CCI/電通/電通デジタル「2019年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」より作成 2020年に成長スピードの鈍化が予想されてはいるものの、SNS広告を上回る規模にまで成長しており、勢いのあるコンテンツであるといえるでしょう。  2.年14%の成長を見込むコンテンツマーケティング市場 コンテンツマーケティングの市場を分野ごとに分けてみてきましたが、どの領域でも堅実な伸びを見せており、コンテンツマーケティング市場全体が拡大を続けていることが分かりました。それでは、今後はどのようになっていくのでしょうか。2020年以降の予測についても日本に絞ったデータが見受けられないため、世界全体のマーケット予測から推測してみましょう。2020年3月にインドのリサーチ会社Research Diveのアナリストが出した統計によると、2018年に世界全体でのコンテンツマーケティング市場は367億8,660万ドル(約4兆46億円)だったのに対し、2026年には1,075億4060万ドル(約11兆8,294億円)に成長するとしています。これは2018年から2026年までに約3倍に成長することを意味しており、年平均成長率14.3%に該当する驚くべき数値です。コンテンツ内訳をみると、動画コンテンツの市場規模が最も大きく、年14.0%の成長率を示しています。しかし伸び率で見るとSNSマーケティングが群を抜いています。従来のプロモーション手法からSNS広告へシフトする企業が増えるのではと考えられており、動画コンテンツを上回る年平均15.2%の成長率が予測されているのです。国境がないWebマーケティングの世界を鑑みると、日本のコンテンツマーケティング市場も同様にますます成長するといえるでしょう。コンテンツマーケティングが成長を続ける背景には、インバウンドマーケティングの需要の高まりがあります。『インバウンドマーケティングはますます重要に!コンテンツマーケティングとの違い』で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。  3. 質のいいコンテンツを発信するという姿勢は変わらない 世界規模で見てめざましい伸びが予測されているコンテンツマーケティング市場では、SNSプラットフォームや動画コンテンツが台頭してきており、時代とともにさまざまな変化が生まれています。しかし「質のよいコンテンツを発信し続ける」というコンテンツマーケティングの根幹は、これまでも、そしてこれからも変わりはありません。コンテンツマーケティングにおいて「質のよいコンテンツ」とは、「ユーザーのインテント(検索意図)を満たすコンテンツ」を意味します。コンテンツを制作するときには、常にユーザーの立場になって、ユーザーがどのようなコンテンツを求めているのかを考え、必要とされるコンテンツを提供していくことが大切です。  4.まとめ  日本だけでなく、世界規模で見てもコンテンツマーケティングは堅調な伸びを示しており、このままさらに伸び続けると予測されています。中でもSNSや動画コンテンツの伸びが顕著です。コンテンツの種類や配信方法が変わっていっても、「ユーザーに価値を提供する」というコンテンツマーケティングの本質は変わりません。そのことを心に留め、コンテンツを制作していきましょう。
  • 2020.07.13 WEB広告

    コンテンツマーケティングにおいてオウンドメディアが出来ること
    コンテンツマーケティングにおいてオウンドメディアの運営は非常に有用な施策です。Web広告やSNSなどと組み合わせて使うことで、Web集客を強化することができます。この記事では、オウンドメディアを運営したいと考えている方に向けて、コンテンツマーケティングとの違い、オウンドメディアの役割、そして運営方法を紹介していきます。  1.コンテンツマーケティングとオウンドメディアの違い オウンドメディアを検討している人の中にも、「コンテンツマーケティング」と「オウンドメディア」の意味を混同してしまう人が少なくありません。しかし、この2つの用語は全く異なる意味を持っているため、曖昧な理解で使用するのは危険です。「コンテンツマーケティング」とは、動画やSNS、コラムといったコンテンツを用いたマーケティング手法のことで、様々なメディアを通した施策全体を指します。一方、オウンドメディアは、コンテンツを配信するために保有する自社メディアという位置づけです。つまりオウンドメディアは、「コンテンツマーケティングを行うために自社で保有するメディア」と考えるとよいでしょう。  2.オウンドメディアでできること オウンドメディアは、企業のブランディングとユーザーのナーチャリングを強化する施策です。 ブランディング オウンドメディアの大切な役割のひとつに「ブランディング」があります。ブランディングとは、ひと言で言うならば「企業や商材のイメージをユーザーに浸透させること」です。オウンドメディアは、コーポレートサイトではなくメディアという位置づけのため、伝えたい内容を自由に表現してユーザーに伝えられるメリットがあります。また、自社カラーを押し出した情報提供ができるため、オウンドメディアはブランディングに適した媒体といえるでしょう。ただし、オウンドメディアの運営者が複数いる場合、コンテンツごとに押し出すカラーが変わってしまうケースがあるため注意が必要です。徹底したブランディングのためには、メディアで押し出したい企業イメージを運営サイドで共有してレギュレーションを作成するなど、ブランドイメージを統一するための事前準備を必ずしておきましょう。 ナーチャリング オウンドメディアのもうひとつの大切な役割は「ナーチャリング」です。ナーチャリング(nurturing)とは、直訳すると「育成すること」ですが、マーケティングにおいては「ユーザーを見込み客に、見込み客を顧客に育てる」ことを指します。オウンドメディアでは単に自社サービスや商品を認知するだけではなく、様々なコンテンツを通して見込み客のモチベーションを高め、優良顧客に育てることも可能です。コンテンツの内容を工夫し、ユーザーに対して自社サービスや商品の有益な情報を繰り返し伝えれば、最終的にコンバージョンの後押しまでできるでしょう。  3.オウンドメディアの運営方法 実際にオウンドメディアの運営を始めるときの手順を紹介していきます。 手順①.サイトの方向性を決める オウンドメディアを運営するには、初めに「誰に向けて、どんなコンテンツを配信するのか」を大まかに決めます。例えば「40代サラリーマン初心者向けにマンション投資のコラムを配信する」「女子大生向けに自社製品(洋服)を使ったプチプラコーディネートを紹介する」といった大まかなもので構いません。難しいようであれば、運営方針だけでも決めておくとよいでしょう。 手順②.ペルソナ設定を行う サイトの方向性が決まったら、ペルソナを設定します。ペルソナは性別や年齢、職業や住んでいる場所、そしてどのような価値観を持っているのか、悩みは何かなど、詳細に設定しましょう。ペルソナの設定により、ユーザー目線のコンテンツを配信できたり、メディアに関わるメンバー間での認識違いを避けられたりといった多くのメリットがあります。 手順③.コンテンツのキーワード出しを行う サイトの方向性が定まりペルソナ設定まで済んだら、運営方針にあったキーワード案を出していきます。キーワードの選定はSEO対策として重要なポイントですが、もし難しい場合は「こんなコンテンツがWebサイトに欲しい」というものを検討し、内容だけ決めて作成してもよいでしょう。 手順④.各コンテンツで目標を立てる コンテンツを作成したら、1記事ごとに目標を立て、効果測定を行います。例えば、キーワードを設定して作成したコンテンツであれば検索順位、そうでないコンテンツはSNSのシェア数や「いいね」の数、記事LPなら遷移率など、コンテンツの内容と目的にあった目標値をそれぞれ定めましょう。 手順⑤.リライトを行う コンテンツは、公開したらそこで終了ではなく、そこからPDCAを回していくことが最も重要です。立てた目標に到達していないコンテンツがあれば原因を考えてリライトを行い、足りない情報を追加したり独自性を出したりします。もしリライトが難しいようであれば、同じキーワードを使用した記事を、別軸で作ってもよいでしょう。  4.まとめ ブランドの認知や見込み客のナーチャリングなど、様々な目的を達成できる可能性を秘めたオウンドメディアですが、方向性を定めておかないと誰にも刺さらないサイトになってしまうため注意が必要です。またサイトを作成したあとに継続して効果測定を行い、テストと検証、そして修正を繰り返すPDCAを回すことこそがオウンドメディアの運営であることを心に留め、成果の上がるサイト運営をしていきましょう。
  • 2020.07.10 WEB広告

    BtoB企業がコンテンツマーケティングを活用すべき理由とは?成功のコツと注意点
    Webサイトの集客力アップは、Web担当者を悩ませる難しい課題です。特にBtoBビジネスでは事例が公開されているものがそれほど多くないため、具体的なノウハウを探しにくい状況にあります。その中で注目されている集客方法がコンテンツマーケティングです。BtoCと同じように、BtoBにおいてもコンテンツマーケティングは有効とされていますが、その理由はどのようなものなのでしょうか。この記事では、BtoB企業がコンテンツマーケティングを活用するべき理由と、うまく活用するコツを紹介していきます。また、注意すべきポイントについてもお伝えしていきます。  1. BtoB企業でコンテンツマーケティングが有効な理由 BtoB企業とBtoC企業で、コンテンツマーケティングに取り組む際の違いについて聞かれることがよくありますが、集客のステージにおいて、実はそれほど大きな違いはありません。確かに、BtoBとBtoCでは購入プロセスが異なります。BtoBでは、購入を決める決裁者の前に担当者を挟むケースがあり、購入までに関わる人が多いという特徴があります。しかし、その場合は決裁者と担当者の両方のペルソナに向けてコンテンツを作成すれば良いため、そういった意味ではBtoC商材と根幹は同じだと言えます。ただ、BtoBは決裁フローが煩雑であるケースが多く、衣服や家電といったBtoC商材とは違って、すぐコンバージョンに至ることはあまりありません。クライアント側では、まず担当者が下調べをし、営業と商談し、必要であれば稟議をあげ、意思決定者の決裁を経てようやく購入や契約といった流れになります。一連のプロセスの中で重要なポイントは、顧客が「下調べ」をするということです。下調べの情報収集には検索エンジンが活用されることが多いため、下調べの段階で顧客が自社にリーチできるようなコンテンツを準備しておけば、有益な情報を提供しつつ自社をPRできます。コンテンツによって顧客の認知とリードを獲得できれば、営業との商談段階ではすでに競合から一歩先を行った状態を作ることに成功したと言ってもよいでしょう。  2.BtoB企業がコンテンツマーケティングで成功するためにすべきこと BtoB企業がコンテンツマーケティングで成功するためのポイントを、4つ紹介していきます。 担当者と決裁者のペルソナを設定する コンテンツマーケティングでは、どのペルソナに向けてコンテンツを配信するかという「ペルソナ設定」が非常に重要です。BtoC商材であれば、検索ユーザー=顧客となるケースがほとんどのため、単純に顧客のペルソナを設定すればよいのですが、BtoB商材の場合、検索ユーザー=顧客(決裁者)ではなく、検索ユーザー=担当者になる可能性があります。そのためコンテンツマーケティングに取り組む前に、担当者と決裁者の2つのペルソナを設定し、両者を対象にしたコンテンツを作成するようにしましょう。 ペルソナの行動段階に合わせたコンテンツを準備する コンテンツマーケティングを行うとき、ユーザーがコンバージョンに至る道筋を推測し、ユーザーの行動に合わせたコンテンツを用意する必要があります。そのためには、顧客が購買に至るまでのプロセスである「カスタマージャーニー」に基づいてコンテンツを作ることが有効です。カスタマージャーニーではユーザーの行動パターンを段階ごとに表しますが、一般的に顧客は「情報収集」から「選定」までに様々なステップを踏むため、ステップごとに適したコンテンツを用意することで、よりマーケティングの効果が出やすくなります。先述したとおり、BtoB企業では、決裁者と担当者の両方に向けてコンテンツを配信することが有効です。そのため、カスタマージャーニーは2通り作成し、決裁者と担当者で分けて必要なコンテンツを検討しましょう。 早めに始める コンテンツマーケティングは、実績が出るまでに数カ月かかることもある中長期的な施策です。始めるのであれば、できるだけ早く始めるようにしましょう。特に、競合がまだコンテンツマーケティングを始めていないのであればチャンスです。コンテンツマーケティングに注力するBtoB企業の数はBtoC企業に比べて少ないため、競合に先んじることで「〇〇の分野であればXX会社」というイメージを定着させ、一歩先を行けます。 外注と密なコミュニケーションを取る コンテンツを内製するのが難しい場合には外注することになりますが、その場合、外注とはしっかりとコミュニケーションを取るようにしましょう。BtoB企業の強みは、その分野のコアな専門知識を発信できることです。例え外注する場合でも、ノウハウをきちんと共有し、コンテンツにしっかりと落とし込むことによって、検索結果の中で差別化され、ユーザーに選ばれるコンテンツになります。  3.BtoB企業がコンテンツマーケティングで注意したいポイント BtoB企業がコンテンツマーケティングで注意するべきポイントを、3つ解説していきます。 社内の理解を得ておく 先述の通り、コンテンツマーケティングは実績が出始めるまで数カ月かかる中長期な施策です。加えて、費用対効果を算出しづらい施策でもあるため、社内であらかじめ理解を得ておかないと、「成果が出ていないのでは」と施策の中止や事業の縮小を求められる可能性があります。施策を始める前に、「BtoBでコンテンツマーケティングに取り組む企業はまだまだ少ないこと」「競合の先手を取るためには早めに始める必要があること」を関係部署や決裁者に伝え、十分な理解を得ておくようにしましょう。 営業(現場)の意見を反映する BtoBのコンテンツを制作するときには、営業(現場)の意見を反映するようにしましょう。クライアントにはどのような担当者が多いのか、どういったアプローチが有効なのか、どのような決裁フローを通してコンバージョンに至ることが多いのかといった情報は、顧客と直接コミュニケーションを取る現場の担当者が詳しいものです。マーケティングの現場では、データを根拠にしてPDCAを回しがちです。それは決して間違いではありませんが、データだけでは見えてこない「生の声」を現場から聞くことも忘れないようにしましょう。 運用の社内フローを簡素化する コンテンツは定期的な配信が望ましいことは言うまでもありませんが、社内の運用体制がきっちり構築されていなかったり、フローを明確化していなかったりした場合、配信が停滞し、最悪計画が頓挫してしまう可能性があります。コンテンツを継続的に配信して効果を出すためには、運用フローを簡素化するなど、施策の継続を考えた工夫を忘れないようにしましょう。  4.まとめ BtoBにおけるコンテンツマーケティングは、ペルソナを設定し、カスタマージャーニーに基づいたコンテンツの制作が必要なためBtoCと大きな違いはありません。しかし、BtoCではコンテンツの閲覧者=意思決定者ですが、BtoBではコンテンツの閲覧者=担当者になることがあります。誰向けのコンテンツを作成するかは熟考すべきポイントです。注意点としては、コンテンツに営業の意見を反映させること、運用フローを簡素化することです。またコンテンツマーケティングは、施策が中長期に渡り、進捗や成果を表しづらいため、社内の理解をしっかり得たうえで地道に取り組んでいくようにしましょう。
  • 2020.06.25 WEB広告

    コンテンツマーケティングの課題と具体的な解決方法
    コンテンツマーケティングは、短期間ですぐに結果が出る施策ではありません。中長期に取り組む必要があるため、その間にはさまざまな問題に直面するでしょう。そして多くの課題は、マーケター共通の悩みである場合が多いものです。この記事では、多くのマーケターが抱える課題を5つに分類し、それぞれの解決策をご紹介します。  1.コンテンツマーケティングの主な課題は5つ コンテンツマーケティングの課題は、「社内体制の課題」と「コンテンツマーケティング特有の課題」の大きく2つに分けられ、そこからさらに5つに細分化できます。●社内体制の課題予算が確保できない マーケティング戦略の欠如●コンテンツマーケティング特有の課題効果測定ができない コンテンツの内容が画一的になる 効果が出るまで時間がかかるコンテンツマーケティングを担当している方なら、おそらく1つや2つは思い当たる課題があるのではないでしょうか。次からはそれぞれの課題と解決方法について、詳しく紹介していきます。  2.課題①.予算が確保できない 多くのWeb担当者がまず悩むのは、予算が確保しづらいことです。コンテンツマーケティングは中長期的に取り組む施策ですが、成果が見られないと費用対効果を疑問に思うようになり、結果が出るのを待てずに、数ヶ月で施策を中止するケースも少なくありません。そうならないためには、以下のような解決策をとるようにしましょう。 継続することを第一に考える コンテンツマーケティングは中長期的に施策を実施し続けることで効果がでてきます。継続できなければ意味がありません。結果がすぐに出ないことを念頭に入れ、月々作成するするコンテンツ量をある程度減らしてでも、長期間続けられる範囲の予算で実施することが重要です。 コンテンツ制作を外部に委託する コンテンツを自社で作成する場合は、担当者がその作業に多くの時間を要します。原稿作成に慣れていない担当者であればなおさらです。費用対効果を考えると、コンテンツ作成のプロに委託した方が効率的な場合があります。そういった業務を外部に委託すれば、自社の人的リソースを戦略的に投下できるからです。  3.課題②.マーケティング戦略の欠如 自社のマーケティング戦略が欠如していることが原因で、コンテンツマーケティングが軌道に乗らないケースもあります。例えば、集客した後のプロセスを準備していない、期限や明確な目標値を設定していないためコストや時間がかかりすぎているといった場合には、以下のような対策を取りましょう。 コンテンツマーケティングの目的を明確化する まずはコンテンツマーケティングのゴールとなる目的を明確に定める必要があります。自社サイトへのアクセス数を増やしたいのか、資料請求につなげたいのか、それともSNSで拡散してほしいのかなど、目的に応じてコンテンツの内容や取るべき施策は異なります。目的が定まらなくては、戦略を練ることはできません。会社全体で達成したい目標から逆算し、コンテンツに求められる役割を明確にしましょう。 集客後のプロセスを考慮したコンテンツを作成する トラフィックは増えているのにCVにつながらず、費用対効果が低い場合には、集客した後のプロセスが設定されていないことが原因かもしれません。トラフィックがある程度あり、コンテンツマーケティングの目的も明確化されているのであれば、集めたユーザーにどのような行動をしてほしいかを考え、誘導するコンテンツを作成するようにしましょう。例①:ユーザーにコンテンツを拡散してほしい → 共有したくなるようなアンケートコンテンツを作成する例②:ユーザーに実店舗へ来店してほしい → 店舗で受けられるサービスの体験談コンテンツを作成する  4.課題③.効果測定がしづらい コンテンツマーケティングはコンバージョンを考えた場合、効果測定がしづらいため、その重要性がなかなか理解してもらえないケースが少なくありません。また、マーケター自身が、効果測定の方法を知らない可能性もあります。そのような場合には、次のような対処法が効果的です。 ユーザーの行動段階ごとに目標を立てる ユーザーはコンテンツを通して、いくつかの段階を踏んで行動します。よく言われるのが「AIDMA」や「AISCEAS」ですが、Web上でのユーザー行動をより反映したのが「AISCEAS」と言われています。AIDMA:認知→興味・関心→欲求→記憶→行動AISCEAS:認知→興味・関心→検索→比較→検討→行動→共有目標を立てるときには、この行動段階ごとに目標値(KPI)を設定すると、効果測定を行いやすいでしょう。 目標を多角的に見て数値に置き換える Webサイトの目標の中には、ブランディングや自社商品の認知度アップなど、目標値(KPI)を設定しにくいものもあるでしょう。そういった場合には、数値化できる基準を見つけて置き換えてみるのがおすすめです。例えば「ブランディング」が目標の場合、キャッチコピーでの検索ボリュームやUGCの数、あるいは採用応募者数などを数値目標とすると効果測定が可能です。  5.課題④.コンテンツの内容が画一的になる 自社商品に関連するKWを選定してコンテンツを制作すると、だんだんネタが切れてきて、同じような内容の記事ばかりが増えてしまいます。かといって一般的な内容のものにすると、他社のコンテンツと似通ってしまうため、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そういった場合には、以下のような対策を試してみるのがおすすめです。 情報提供の角度を変える 担当者としては、CVに直結しやすいコンテンツ作りに注力しがちですが、CVを直接アシストしなくても、ユーザーへの情報提供を通して間接的にCVにつなげるようなコンテンツも重要です。例えば、不動産投資の会社であれば、投資のノウハウだけではなく、資産運用や相続・贈与に関するコンテンツを提供することでユーザーを教育し将来の顧客として育成ができます。またそのようなコンテンツを通し、自社について知ってもらうことも、結果的には有効でしょう。 最新情報をインプットする コンテンツには、他社記事を参考にして作成した古い情報や、定説をもとにした文章が溢れています。そういった中で、コンテンツに最新の統計やニュースを付加すると独自のコンテンツとなります。自社が配信しているコンテンツに関係する業界に関して常にアンテナを張り、ニュースをインプットするように心がけ、新しいアイデアが生まれる環境をつくっておきましょう。  6.課題⑤.効果が出るまで時間がかかる コンテンツマーケティングは、コンテンツの作成自体に時間がかかるうえ、そこからさらに検索エンジンにインデックスされ上位表示されていくまでに時間がかかることも弱みのひとつです。この課題については、以下のような対処法を検討しましょう。 専門家主導でPDCAを回す コンテンツを闇雲に作成しても、Webサイトの評価は上がりません。まずはコンテンツマーケティングに詳しい人が先導して、効果が上がる仕組み作りから始め、短いサイクルでPDCAを回していくことが理想です。 Web広告を併用する サイトを立ち上げたばかりの時は、認知度も低く集客が難しいものです。アクセスもコンバージョンも上がらなければ、どう対策を打っていいかわからずモチベーションも下がります。そのような時は、リスティング広告やネイティブ広告といったWeb広告を併用し、認知拡大を図るのが効果的です。コラムなどのコンテンツは自然検索からの流入が多く、特定のキーワードを検索するユーザー以外の流入はあまり見込めません。まずは広告でユーザーに知ってもらう施策も検討しましょう。  7.まとめ コンテンツマーケティングに取り組んでいると、さまざまな課題に直面します。しかし課題の多くは、目的を明確化し、さらに課題を細分化して対策を考えることで解決できるものです。また人的リソースや経験が不足している場合には、費用対効果を考えると外部に業務を委託することが有効な場合もありますので、検討してみてください。
  • 2020.06.23 WEB広告

    コンテンツマーケティングでアンケートを活用すべき理由
    コンテンツマーケティングは、検索エンジンからの集客を実現するコンテンツSEOの手法が広く知られ、主に検索エンジンを使う顕在層へのアプローチ方法として実施されていますが、潜在層に対して認知を行う手法もあります。潜在層へのアプローチ方法として活用するのが「アンケートコンテンツ」です。アンケート調査の結果をコンテンツに活かすことにはどのようなメリットがあるのでしょうか。この記事では、コンテンツマーケティングでアンケートを活用するべき理由を詳しくご紹介していきます。  1.アンケートコンテンツとは アンケートや市場調査の結果をまとめたコンテンツを「アンケートコンテンツ」と呼びます。一般的にアンケートは、企業のマーケティングやユーザーニーズの把握を目的に行うことが多いのですが、使い方次第で企業のPRに役立てることも可能です。アンケートコンテンツを取り入れる手法は、実は、古くからPRの手法として存在していました。企業がアンケート調査を行い、そのアンケート結果をニュースリリースとして配信するものです。ニュースリリース配信サービスを活用すると、20~30のWebメディアにニュースとして掲載されるため幅広いユーザーにリーチすることができます。このアンケートコンテンツには、どのようなメリットがあるのかをみていきましょう。  2.アンケートコンテンツを活用するメリット アンケート結果をコンテンツに活用することには、2つの大きなメリットがあります。 ①.ニュースリリース配信で幅広いユーザーにリーチできる 1つ目のメリットは、アンケート調査で得た新しい情報を「ニュースリリース」として配信できることでしょう。通常のコラムなどは、ニュースとしては扱われないため、ニュースリリース配信サービスでは配信できないことを考えると、アンケートコンテンツならではの強みといえます。配信した情報は複数のWebメディアにニュースとして取り上げられ、ユニークなコンテンツであれば多くのニュースサイトに転載されたり、SNSなどで拡散されたりする可能性もあります。Webメディアに掲載されることで、幅広いユーザーにリーチできるため、自社について認知していないユーザーに知ってもらえる可能性が高いことがアンケートコンテンツの大きなメリットです。 ②.SNSで拡散されやすい 人は何か面白い情報を知った時には、他の人に教えたくなるものです。情報のなかでも「数値」という客観的なデータは、人によっていろいろな解釈ができるため、自分なりの解釈をSNSで共有するなど、会話の切り口にされやすいのが特徴です。アンケートコンテンツは「数値」という事実を伝えるため、興味関心を喚起することができれば、SNSで拡散される可能性が高まります。広く拡散された場合には、これまで接点のなかった層にまで認知されるため、非常に高いPR効果が期待できるでしょう。  3.アンケートの調査方法 アンケートコンテンツを作るためにはアンケートを実施する必要がありますが、調査方法は以下の3つが考えられます。 外部のプロへ依頼する モバイル端末の世帯保有率がおよそ95%となった今では、インターネットを利用してのアンケート調査を行うことが容易になりました。アンケートのアウトソーシングは比較的安価に依頼できるため、自社が集めたい情報に強いリサーチ会社を選び依頼するとよいでしょう。しかし、アンケート調査を行うだけではなく、結果を魅力的なコンテンツに落とし込まなければ意味がありません。アンケートをアウトソーシングするときには、コンテンツ作成を最終目標として、リサーチからコンテンツ作成まで一貫して取り組んでくれる会社に依頼するのがおすすめです。 既存顧客へアンケートを取る 既存顧客に対してアンケート調査を行うと、コストを抑えることができます。Googleフォームなど、Web上でアンケート調査できるシステムを利用すると、自動で集計まで行えるため便利です。ただし、アンケートに回答してくれる顧客が少なければ、回答率が低くアンケートの信頼性がなくなってしまう可能性があります。アンケートへの回答率を上げるため、クーポンやポイントの配布など、インセンティブを用意した方がよいでしょう。 セルフリサーチで作成する アンケート調査にあまり予算をかけられない場合には、自身で対象者を見つけてアンケート調査に協力してもらうのもひとつの手です。しかしアンケートの作成から対象者への依頼、結果の集計、分析、そしてコンテンツの作成まで自社で行うには非常に時間がかかります。結果的にトータルコストが高くなる可能性も少なくないため、注意しましょう。  4.ECマーケティングのアンケートコンテンツ ECマーケティングでは、コンテンツマーケティング施策の一環としてアンケートコンテンツ施策のサービスを提供しています。リサーチからコンテンツの作成まで一貫して行うため、手間をかけずにコンテンツ作成が可能です。アンケート結果をただまとめるだけではなく、最後まで読んでもらうことはもちろん、多くの人が興味を持ち拡散されるように工夫してコンテンツを作成しています。アンケートコンテンツの作成に興味がある、しかし自社で行うには人的リソースが不足しているような場合には、お気軽にご相談してください。  5.まとめ アンケートはユーザーや市場の動向を確認するだけでなく、コンテンツに活用して企業PRにつなげることもできます。これまで接点のなかった層にアプローチできる優れた施策のひとつです。しかしただアンケート結果をサイトに掲載すればよいわけではなく、多くの人の話題になるような魅力的なコンテンツに仕上げる必要があります。自社でアンケートコンテンツを作成することが不安な場合には、プロに依頼することも視野に入れ、アンケート結果を十分活用できるようにしてください。
  • 2020.06.17 WEB広告

    新卒がWebマーケティングの可能性を考えてみた
    Webマーケティングは他の業界よりも、歴史が浅いことで知られています。しかし、インターネット広告費がテレビメディア広告費を超えた今、どの企業においてもWebマーケティングは必要不可欠なものになりました。この記事では、新卒でこの業界に就職した筆者が、改めて『Webマーケティングの可能性』をテーマに、入社3か月ならではの視点でご紹介いたします。  1.そもそもWebマーケティングとは何か Webマーケティングとは簡潔に言うと、「企業がWeb活用して、商品やサービスが売れるしくみを作ること」です。と言ってもなかなかイメージがわかないですよね。ここで一つお聞きしたいのですが、皆さんはWebマーケティングにどのようなイメージを持っていますか?パソコンさえあればどこにいてもできる、費用対効果が数字でわかる、ベンチャー企業が多い、といった印象があるかと思います。入社する前の私はWebマーケティングに対して、エンジニアによって日々新しい技術が開発されている、労働時間が長い、渋谷のオフィスに私服で働く若い人が多い、といったメージを持っていました。しかし、実際に働いてみて、私のイメージは、細い作業が多く、泥臭く、営業では競合他社が多いため、非常に厳しい世界だということがわかりました。ですが、その中に計り知れない面白さと必要性も感じています。なぜ、私がこのように考えているか、次の章からWebマーケティングの魅力について詳しくご紹介します。  2.Webマーケティングの魅力 この章では、Webマーケティングの魅力をご紹介します。そのために現状と特徴を簡単に見てみましょう。 日本の市場規模 電通が発表した情報によると、2019年の総広告費は7兆円弱であり、インターネットの広告費は2兆1000億円、テレビの広告費が1兆8000億円と、初めて両者の関係が逆転しました。実際に、私もテレビCMよりYouTube広告の方を長く閲覧しているような気がします。実際に、働く人の観点ではどうでしょうか。正直に言うと、よく噂にされている通り労働時間が長い、営業が大変といった点はあります。しかし、伸びている業界に身を置くことは非常に楽しく刺激的です。実際、お客様とお話をすると、会社レベルでWebに注力していきたいと考えている方が多いので、今後もより伸びる可能性を秘めていると感じます。また、2018年の総務省の報告によると、日本でのインターネットの利用率は79.8%と発表されました。その中でも端末別にみると、パソコンが48.2%に対してスマートフォンは59.5%でした。つまり、今まで以上にネット広告や検索エンジンが身近になっていると考えられます。例えば、ユーザーはインターネットを使うたびに広告を目にしています。気づいていない広告もたくさんあります。そういった広告を目にしながら、私たちは、インターネットで物を購入します。私も入社前までは全くWeb広告を気にしていませんでした。そもそもどれがWeb広告なのかも知りませんでした。しかし、Webマーケティングを勉強して、今まで何気なく見ていたWebページがマーケティングの一部と知り、いかにWebマーケターが顧客の購入までの道筋や心理状態を細かく分析しているかを知りました。 Webマーケティングの特徴 では、具体的に私が感じたWebマーケティングの4つの特徴をお伝えします。 ①.ターゲティング これは簡単に言うとWebサイトを見るユーザーによって見せる広告を変えることです。テレビや電車の広告は、誰に対しても同じ広告を見せることしかできませんが、インターネット広告では、ユーザーがアクセスした履歴がわかるため、閲覧するユーザーごとに見せたい広告を表示することができます。よくよく考えてみると、これはすごい技術だと思います。確かに、プライバシーの観点から考えると疑問視されることもあります。私も最近Webサイトを閲覧している際によく見る「Cookie」に同意するボタンは押したいとは思いません。しかし、どのユーザーにどういった広告を見せるかを考えることは非常に面白い仕事です。 ②.リアルタイム Webでは、広告を何回表示したか、そのクリック率は何%であったか、購入までにどのサイトを見たかなど、ほぼ全ての情報が瞬時にわかります。そのため、最適な金額で、最適な広告を、最適なユーザーに出すことができます。Webではこれを、1秒以内に行えるのです。最適な広告を最適な価格で出すことができる。ケチな私にとっては、非常に相性がいい手法だと思います。 ③.低コスト 例えば、15秒のテレビCMを1回流すためには約100万円の費用がかかると言われています。(テレビ局や時間帯にもよりますが…)また、電車のつり革広告においても1週間掲載するためには数百万円の費用がかかります。一方、Web広告では理論上は1円から始められる広告も多くあります。もちろん1円で効果がでるとは限りません。しかし、社内のリソースが限られており、テレビCMを出すことが難しい企業にとっては、Web広告は圧倒的に低コストで広告出稿が可能です。 ④.効果測定 Webの世界では、どこのページに何回広告を出して、それが何回クリックされたか、そのうち何人が購入まで至ったかなど、ほぼ全ての数字がわかります。テレビCMや電車の車内広告では正確な費用対効果を出すことは難しいですが、Web広告では、はっきりと数値がわかりますので、費用対効果を正確に把握することができます。  3.主なWebマーケティングの手法4つ では、Webマーケティングの特徴を踏まえた上でどのような手法があるかを見てみましょう。この章では、よく用いられるWebマーケティングの手法を簡単にご紹介します。 SEO Search Engine Optimizationの略であり、直訳すると検索エンジン最適化です。簡単に言うと、Googleの検索結果の表示順位を上げる手法です。検索画面の上位に表示することができると、広告を出稿しなくても、Webサイトに多くの流入数を確保できます。最近では、優良なコンテンツをサイト内に継続して掲載するコンテンツマーケティングの一環としてSEOが行われています。 Web広告 Googleの検索エンジンで検索した際に表示されるキーワード連動型広告やWebメディアにバナーを掲載する広告です。例えば、検索結果画面の上から4つ目までに、「広告」の小さな文字を付けて表示するリスティング広告や、ヤフーなどのポータルサイトなどにバナーに表示する純広告などがあります。即効性が高く、簡単に運用することができ、リソースが少ない企業にはおすすめの手法です。ただ、人気の枠ではコストがかかるため、ある程度ノウハウを持った企業に依頼する方が良いでしょう。 Web接客ツール サイトに訪れたユーザーに対して表示するポップアップ式のバナーや、チャットボットのことです。メリットとしては、サイトからの離脱を防げる、購入を促すことができるといった点が挙げられます。他にも、サイトに訪れたユーザーの分析を行うものがあり、訪れたユーザーごとに対応できるため、多くのWebサイトで導入されています。 CRM Customer Relationship Management の略で、直訳すると顧客関係管理です。簡単に言うと、一度購入したユーザーにメールマガジンなどを配信することでコミュニ―ケーションを深め、リピーターやコアユーザーになってもらうための手法です。戦略的に行うことで、客単価やリピート率の向上を図ることができます。  4.まとめ Webマーケティングは、企業がWebを用いて商品が売れるしくみを作ることです。新卒で入社する前の私は、Webマーケティングに対して一言で言うと華やかなイメージを持っていました。しかし、実際に働いてみると数字に細かく、泥臭いイメージに代わりました。Webマーケティングの市場規模は年々増加しており、今後も多くの企業が注力していくことが予想されます。ターゲティングがしやすく低コストで始めることができる点は今までになかった魅力的なポイントです。今回は具体例として、SEO、Web広告、Web接客ツール、CRMをご紹介しました。これはほんの一部であり、他にも多くの手法があります。また、Webマーケターの魅力として、私はビジネスを考える力がとても身につくと考えています。これは、Webマーケティングのお客様がほぼすべての業界になるためです。実際に働いてみて、色々な業界のお客様について考えることは本当に楽しいと気づきました。今、Webマーケティングの世界へ一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。
  • 2020.06.15 WEB広告

    メガネメーカーのコンテンツマーケティングで分かったキーワード戦略
    コンテンツマーケティングで成果を出すためには、記事を作成する前に、どのキーワードに対して対策するか、キーワードを選定する際の戦略がとても大切です。結論からお伝えします。当社で支援させていただいた、メガネメーカーのオウンドメディアでは、月間ユーザー数が7ヶ月で432%と驚異的な伸びを記録しました。この記事では、メガネメーカーでのコンテンツマーケティングの経験を元に、成果を上げるためのキーワード戦略についてご紹介します。  1.コンテンツマーケティングとは キーワード戦略に入る前に、まずはコンテンツマーケティングについて復習です。コンテンツマーケティングは、ブログや動画、キャンペーンなどのユーザーにとって有益なコンテンツを、ネイティブ広告やSNS、MAツールを活用し、見込み客の集客から、最終的にファン化させるまでを担うマーケティング手法です。コンテンツマーケティングのポイントは3つです。ユーザーの役に立つコンテンツを継続的に提供する ユーザーを「認知・関心→理解→購入」へ導く 最終的に自社の顧客(ファン)を増やす  2.コンテンツマーケティングとコンテンツSEOの違い 混同されやすい言葉として、「コンテンツマーケティング」と「コンテンツSEO」があります。両者はコンテンツが持つ意味の範囲や手法が違います。先ほど述べた通り、コンテンツマーケティングはコンテンツを通してユーザーを認知から関心、理解、購入に促す方法ですが、コンテンツSEOは、自社メディア内で読み物(ブログやコラム)を作成し、検索エンジンでの表示順位を上げ、Webサイトへの流入ユーザーを増やす手法です。集客を目的とするコンテンツSEOで集客を実現するために重要なのは、コンテンツのテーマでなはく、検索エンジンで検索するユーザーの疑問や課題を解決できるコンテンツです。従って、ユーザーが検索するキーワードに対して、どれだけユーザーの知りたいことに応えられるかが重要になってきます。  3.なぜキーワード戦略が重要なのか キーワード戦略は、自社のWebサイトをユーザーに見つけてもらうための、重要な戦略です。よくある失敗は、キーワード戦略考えずに、書きやすいテーマから作成し記事を量産することです。結果的にWebサイトへの流入数が一向に増えないケースは少なくありません。キーワード戦略を立てずに記事を量産すると、例え1,2年粘り強く更新し続けても、検索エンジンで上位表示されなかったり、例え上位表示されたとしてもWebサイトへの集客が増えずに、施策自体が頓挫してしまったりという例はよくあります。これでは、非常にもったいないです。メガネメーカーのキーワード戦略では、主要キーワードの「メガネ」や「リーディンググラス」の順位改善を目的として、最初に対策キーワードを決定しました。  4.最初にターゲットを明確化させる キーワード戦略を行う際、最初に行うことはターゲットの選定です。メガネメーカーのコンテンツマーケティングでは、2つのターゲットに対して悩みや課題を解決出来る知識コンテンツを展開しました。1つ目は潜在層のお客様で、悩みや課題を解決したいユーザー。2つ目は既存のお客様でメガネに対する知識を深めたいユーザーです。<ターゲット>悩みや課題を解決したい潜在顧客 既存顧客だが、もっとメガネについて詳しく知りたいユーザー上記のターゲットに対して、コンテンツマーケティングで達成したい目的は、2つありました。<目的>潜在顧客にメガネメーカー様の商品を認知させる 既存顧客に対してメガネメーカーの商品を想起させるターゲットを整理することで、メガネメーカーに必要なコンテンツをより具体的に検討できました。  5.キーワード戦略のポイント メガネメーカーのコンテンツマーケティングの取り組みの中で、改めて実感したキーワード戦略で大切なポイントを3つお伝えします。 ①.対策キーワードを決める時、テーマから入らない よくある間違いが、テーマを最優先してしまうことです。テーマを優先的に決めると発生する問題として、企業が発信したい情報は必ずしもユーザーが求めていないケースが少なくありません。テーマから決めるのではなく、ターゲットを明確にした上で効率的に検索順位を上昇させることが可能なキーワードを選択しましょう。 ②.検索ボリュームの少ないキーワードが狙い目 月間検索数が少ないキーワードは対策しても、リーチできるユーザーが少ないので避ける。という考え方は、あまりおすすめしません。今回もでもそうでしたが、月間検索数が少ないキーワードであっても、複数のキーワードを対策することで、メインのキーワードが強化され、ビッグキーワードで10位以内を取得できた例があります。 ③.対策キーワードから考えられるユーザーの悩みや解決したいことを理解する 対策キーワードからユーザーの検索意図を理解した上でコンテンツを作成することが大切です。例えば、「メガネ 曲がった」とユーザーが検索する時、ユーザーは何に悩み、解決したいと考えるでしょうか。Googleはユーザーの検索意図を理解し最適な検索結果を表示させるために、検索アルゴリズムのアップデートを繰り返しています。もちろん、Googleが提供する検索結果がすべてユーザーニーズに合っているわけではありませんが、多くのケースでユーザーの意図に沿う検索結果になっていると思います。作成するコンテンツとGoogleが考えるユーザーの検索意図のズレを無くすことは、検索順位を改善するために重要です。対策キーワードを決める際は、該当のキーワードでどんなWebページが上位表示をされるか事前に調べることをおすすめします。  6.まとめ コンテンツマーケティングにおいて、キーワード戦略は非常に重要です。それでは、キーワード戦略のおさらいです。対策キーワードを決める時、テーマから入らない 検索ボリュームの少ないキーワードも軽視しない 対策キーワードから考えられるユーザーの悩みや解決したいことを理解するメガネメーカーのコンテンツマーケティングでは、以上のようなキーワード戦略のポイントを抑えて記事を作成した結果、わずか半年で大きな流入改善が実現できました。当社では、定期的にセミナーも開催しており、コラムだけではお伝えしきれない情報をご提供しております。お困りの際はぜひご活用ください。
  • 2020.06.12 WEB広告

    コンテンツマーケティングのメリットと始め方
    昨今のWeb上での情報氾濫のなかで、Webサイトを作るだけでは集客が難しくなってきています。Web広告で短期的な集客はできても、自発的にサイトを訪問してくれるユーザーを増やすことは難しく、商品やサービスの情報だけを紹介しても、販売にまで結びつけることもそう簡単ではありません。そんな中、継続的な集客や顧客育成方法として注目を集めているのが「コンテンツマーケティング」です。この記事では、コンテンツマーケティングの導入による効果やメリットについて解説します。  1.コンテンツマーケティング導入の目的と効果 コンテンツマーケティングは、潜在層を顕在化させる、つまり潜在ニーズを掘り起こし自社商品・サービスに興味を持ってもらうためのWeb施策と思われがちです。しかし実際には、新規顧客の獲得や既存顧客のファン化など、作成するコンテンツによってさまざまな効果を得られます。コンテンツにもさまざまな種類があり、コラム、記事、SNS、あるいは動画などを通して自社サイトの認知を高め、集客を確保していくことができます。  2.コンテンツマーケティングのメリット コンテンツマーケティングを自社サイトに取り入れることで、どのようなメリットがあるのでしょうか。 費用効果が高い コンテンツマーケティングは、特別なスキルがなくても既存の社内コンテンツやSNS、ブログなど身近なコンテンツを活用して、比較的安価に、かつ手軽に始められます。検索エンジンから自社のコンテンツが良質なコンテンツであると判断されれば、上位表示されるようになり、その期間に制限はありません。アルゴリズムの変化などで順位が変動する可能性があるものの、長期間上位表示させ集客をある程度維持することができ、費用対効果が非常に高い施策といえるでしょう。 ユーザーをナーチャリングできる ユーザーの行動段階に合わせたコンテンツを作成し、ユーザーをナーチャリング(顧客育成)できることもコンテンツマーケティングのメリットです。化粧品メーカーを例に見ると、まだ自社商品を知らないユーザーに対しては、「美白化粧水 安い」で上位表示させるコンテンツを作成して、安価な化粧品を探しているユーザーをWebサイトに来訪させ、自社商品を知ってもらえるでしょう。一方、すでに商品を知っているユーザーに対しては、「美白化粧水 〇〇(会社名) 成分」で記事を作り、さらに詳しい情報を提供することで、検討段階に入ってもらえます。このようにユーザーを育成し態度変容させられるのも、コンテンツマーケティングの特徴と言えるでしょう。 CVの後押しもできる コンテンツマーケティングでは主にサイトへの集客を目的とする企業が多く、その場合、サイトへのアクセスが増加したものの、肝心のCVにつながらない…と悩む人も少なくありません。実は、記事内容を工夫すれば、コンテンツでCVを後押しすることができるのです。例えば、モデルルームの来場予約をCVとしている場合には、「モデルルームに実際に行ってみた」といった体験記が有効的です。モデルルームに興味はあるものの、現場の雰囲気が分からずためらっているユーザーの不安を解消できるためです。ユーザーがCVに至るまでに障壁となっている要素を明白にし、それを解消するコンテンツを作成すれば、CVもサポートできます。 ファン作りに貢献できる コンテンツに独自性を出し、継続的に情報発信をしていけば、ユーザーを自社のファンにすることもできます。とくにSNSなどを活用し、双方向にコミュニケーションが取れるような工夫をすると、大きな効果が得られます。コンテンツマーケティングは、ユーザーとの継続的・長期的な関係を作り出す手助けをしてくれるのです。 SNSで拡散される可能性がある ブログやオウンドメディアの場合、ユーザーは主に検索エンジンから流入してくることが多く、検索エンジンを利用するユーザー以外の集客は難しくなります。しかしSNSを使用すると情報が拡散され、自社について知らない人や関心が少ない人にも、コンテンツを届けられるようになり、結果的に少ない予算で多数の人に企業イメージをアプローチできるため、ブランディングにもつながります。 コンテンツが資産として蓄積される コンテンツは作成したら終わりではなく、Web上にずっと残り続けます。コンテンツの数を増やし続けると、どんなにトラフィックが小さくても資産となり、ドメインを強化していきます。結果的に、ビッグワードでの上位表示が実現していくでしょう。  3.コンテンツマーケティングの始め方 コンテンツマーケティングを始めるには、外注する方法と自社で始める方法の2通りがあります。どちらを選ぶにしても、基本的にはコンテンツマーケティングで達成したいこと、そして記事や動画、漫画などのコンテンツを作成する目的を明確にして進めていきます。ECマーケティングでは、コンテンツ制作と、インハウス支援の両方を行っています。コンテンツ制作では、キーワード調査・分析を綿密に行った上で記事を作成するため、結果が出やすく上位を狙えます。インハウス支援では、コンテンツマーケティングのプロによる勉強会、掲載コラムの分析や修正指示などを通し、コンテンツの改善をサポートいたします。もしコンテンツマーケティングにご興味があれば、どうぞお気軽にご相談ください。  4.まとめ コンテンツマーケティングは作成するコンテンツによって、新規顧客の獲得から既存顧客のファン化まで、さまざまな効果を発揮します。費用対効果が高い、CVの後押しができるなど多くのメリットがあり、手軽に始められるマーケティング施策のひとつです。コンテンツマーケティングを行う場合は、それにより何を達成したいのか目的を明確化して長期的な視点で展開していくことをおすすめします。
  • 2020.06.09 WEB広告

    WebマーケティングDX支援サービスについて
    私たちは、日頃からECサイトを中心に売上アップのサポートを行っております。6月1日に、アフターコロナへの備えとして、中小企業に向けたデジタルシフトを支援するクラウド型の新サービス「WebマーケティングDX支援サービス」をリリースし、大きな反響をいただきました。その中で、トライアルに関するご質問やご要望を数多くいただき、本日6月9日よりトライアルサービスとして、2つの新サービスをリリースいたしました。今回は、改めてWebマーケティングDX支援サービスついてご紹介した後、2つの新サービスについて詳しくご紹介していきます。  1.WebマーケティングDX支援サービスとは まずは、「WebマーケティングDX支援サービス」の概要と提供背景について、改めてご紹介します。WebマーケティングDX支援サービスについて詳しくは、下記をご確認ください。https://www.ecmarketing.co.jp/contents/archives/535 サービスの提供背景 新型コロナ禍の中で、売上に大きなダメージを受けている企業も少なくありません。こうした中、Webサイトを活用したオンラインでの事業展開は、業績回復の“鍵”となっています。しかし、中小企業のDXでは、Webサイトそのものやデータをうまく活用できていないという問題があるのも事実です。こうした課題を解決するために、累計800サイト以上のECサイトやマーケティングサイトのコンサルティングを実施してきたECマーケティングでは、「WebマーケティングDX支援サービス」をリリースいたしました。 WebマーケティングDX支援サービスについて 6月1日にリリースしたWebマーケティングDX支援サービスでは、次の4つのプランをご提供しています。Webマーケティング基礎研修プラン Webサイト集客プラン ECサイトメールマーケティングプラン Webサイト改善プランそれぞれのプランは6ヵ月契約を基本とし、企業様のニーズに合わせたサービスとなっています。「Webマーケティング基礎研修プラン」は、Web担当者育成にも活用していただけるよう、Webマーケティングの基本的な考え方から、実践方法をお伝えしています。その他のプランは、集客・メールマーケティング・サイト改善という、Webマーケティングで特に悩みの多い領域に特化し、サポートだけでなく実務部分も一部代行させていただく内容になっています。  2.新サービス-トライアルプラン-について ここからは、新たにサービス追加したトライアルプランについて、詳しくお伝えしていきます。トライアルプランでは、ユーザビリティに特化したものと基本からWebマーケティングを初めていただける2つのサービスをご用意しております。 短期ユーザビリティ改善プラン こちらのプランは、すぐにWebサイトを改善し、お問い合わせ数や購入数の改善をしたいという企業様におすすめです。1ヵ月目に、今の状況や悩みをお聞きし改善の方向性を刷り合わせた上で、競合調査及び現状サイトの改善点を整理し、3ヶ月目には具体的な改善案をご提供いたします。また、月3回までオンライン相談会を実施いたしますので、サイト改善はもちろんWebマーケティング全般について、お気軽にご相談ください。【プラン詳細】提供サービス1ヶ月目:キックオフミーティング 2ヶ月目:競合ベンチマーク評価 3ヶ月目:ユーザビリティ改善指示書契約期間 3ヶ月提供金額  15万円/月×3ヵ月  短期WebマーケティングDX研修プラン こちらのプランは、Webマーケティングを基礎から始めたいという企業様におすすめのサービスです。Webマーケティングの基本や戦略作成方法のご紹介に加え、施策策定の基本となるペルソナとコンバージョンシナリオを弊社で作成いたします。もちろん、月3回までオンライン相談可能ですので、具体的なWebマーケティングの施策についてもご相談いただけます。【プラン詳細】提供サービス1ヶ月目:Webマーケティングの基礎(1.5時間程度) 2ヶ月目:ペルソナ、コンバージョンシナリオ作成(1.5時間) 3ヶ月目:Web活用のための戦略作成方法の解説(1.5時間)契約期間 3ヶ月提供金額 5万円/月×3か月  3.最後に この度は、「WebマーケティングDX支援サービス」に新たに追加された2つの新サービスについてご紹介してきました。Webサイトを活用したオンラインでの事業展開は、今後避けられないのではないでしょうか。今回新たに追加した2つのプランはもちろん、既存の4つのプランについても、興味のある方は、お気軽にご連絡ください。WebマーケティングDX支援サービスの4つのプランは、下記をご確認ください。https://www.ecmarketing.co.jp/contents/archives/535 
  • 2020.05.27 WEB広告

    WebマーケティングDX支援サービスについて
    私たちは、日頃からECサイトを中心に売上アップのサポートを行っております。この度、アフターコロナへの備えとして、中小企業に向けたデジタルシフトを支援するクラウド型の新サービス「WebマーケティングDX支援サービス」をリリースすることとなりました。そこで今回は、WebマーケティングDX支援サービスを提供する背景やサービス内容について詳しくご紹介していきます。  1.サービスの提供背景 新型コロナ禍の中で、リアルでの集客が冷え込み、売上に大きなダメージを受けているところも少なくありません。国内で店舗ビジネス事業をメイン展開して企業では、その影響は大きかったのではないでしょうか。また、弊社のようにBtoBでビジネスを展開している企業でも、従来の訪問型営業では思うように営業活動ができない状況になっています。こうした中で、Webサイトを活用したオンラインでの事業展開は、業績回復の“鍵”となることは言うまでもなく、オンラインでの商品・サービスの認知促進、サービス提供、販売などのDX(デジタルトランスフォーメーション)による展開は、避けられないのではないでしょうか。一方で、中小企業のDXでは、下記のような躓きやすい大きな課題があるのも事実です。Webサイトのアクセスが増えない Webサイトがユーザーとってアクセスしやすいものではい ECサイトでユーザーのアドレスは保有しているが活用できていない Webサイトを活用して何から始めればいいのかわからないこうした課題を解決するために、累計800サイト以上のECサイトやマーケティングサイトのコンサルティングを実施してきたECマーケティングでは、本サービスをリリースする運びとなりました。  2.WebマーケティングDX支援サービスの詳細 WebマーケティングDX支援サービスとは、業績回復や業績アップにデジタルシフトを考えているクライアントに対して、ECマーケティングが培ってきたWebマーケティングノウハウをオンラインでご提供するサービスです。まずは、日頃からご相談を受ける機会の多い4つのプランからスタートしていきますが、ご相談いただく内容に合わせて提供サービスを拡充していく予定です。Webマーケティング基礎研修プラン Webサイト集客プラン ECサイトメールマーケティングプラン Webサイト改善プランそれでは、各プランについて、詳しくご紹介していきます。 Webマーケティング基礎研修プラン こちらのプランでは、「Webマーケティングを基礎から学びたい」「Web担当者を育成したい」といった声にお応えするために、Webマーケティングの基本的な考え方から、実践方法を毎月のウェビナーでご紹介していきます。こちらのウェビナーの動画として保存して頂き、いつでもご覧いただくことが可能です。また、月3回までビデオ会議を実施いたしますので、ウェビナーでノウハウを蓄えるだけでなく、疑問の解決~実践までしっかりとお手伝いさせていただきます。よくある集中講座やセミナーでは、「いざ実践してみると思うようにいかない」と悩みを抱えるWeb担当者は少なくありません。また、マーケティングの知識が増えていく中で、疑問に感じるポイントを変わってくるかと思います。本サービスでは、そうした問題を防ぐためにも短期的な講座ではなく、毎月確実にステップアップしていけるようなプランを設計いたしました。【プラン詳細】提供サービス月1回のWebマーケティング研修(ウェビナー:1.5時間程度) 月3回までのビデオ会議相談の受付契約期間 6ヶ月~提供金額 5万円/月※本プランはサポートのみになります。 ※実務部分の代行を実施する場合は、別途費用が発生いたします。 Webサイト集客プラン ここからは、私たちがWebサイト運営の一部を代行させていただくプランになります。まず、Webサイト集客プランでは、実際にSEO(検索エンジンからの集客)に必要なコンテンツ(記事)を作成し、納品いたします。「サイトはあるけど全く見られていない」「広告を打ち続けなければ人が来ない」など、集客面に不安がある企業様に特におすすめです。もちろん、ただ記事を納品して終わりではなく、こちらのプランでも月1回のウェビナーと月3回までご利用いただけるビデオ会議をご用意しておりますので、SEOに限らず集客周りやWebマーケティング全般に関するサポートを実施いたします。【プラン詳細】提供サービスコンテンツSEO(2ヶ月目以降月3本の記事提供) 月1回のWebマーケティング研修(ウェビナー:1.5時間程度) 月3回までのビデオ会議相談の受付契約期間 6ヶ月~提供金額 20万円/月 ECサイトメールマーケティングプラン こちらのプランでは、ユーザーのメールアドレスを活用し、リピーターの獲得や売上アップをサポートいたします。実際に、購買データの分析やお客様に送るメールもお作りします。「お客様のアドレスはログイン情報の確認にしか使っていない」「リピーターがどの程度いるのか分らない」「リピーターが増えない」といった悩みを抱えている企業様におすすめです。このプランでも、研修やビデオ会議がありますので、Webマーケティングやリピーター獲得について、何でもご相談ください。【プラン詳細】提供サービスCRMサービス(購買分析からメルマガ作成まで/メルマガテキスト10原稿まで) 月1回のWebマーケティング研修(ウェビナー:1.5時間程度) 月3回までのビデオ会議相談の受付契約期間 6ヶ月~提供金額 20万円/月※HTMLメールの作成は、本プランの対象外になります。 ※HTMLメールの作成には、別途デザイン・コーディング費用が発生いたします。 Webサイト改善プラン 最後のプランは、Webサイト改善プランです。本プランでは、実際にWebサイトの分析・改善案の提示をECマーケティングで行います。ユーザーを集めることはできても、購入・お問い合わせに結び付かないという企業様におすすめです。自社サイトの分析はもちろん、競合調査や分析を基にした改善案の策定方法までお伝えしていきますので、自社資産としても活用いただけるかと思います。【プラン詳細】提供サービスUI/UX改善サービス(UI改善指示から今後のWeb戦略プラン作成まで) 月1回のWebマーケティング研修(ウェビナー:1.5時間程度) 月3回までのビデオ会議相談の受付契約期間 6ヶ月~提供金額 20万円/月  3.最後に コロナによって市況が変化する中、アフターコロナにおいては、大きな事業転換が求められています。Webサイトを活用したオンラインでの事業展開は、業績回復のポイントであり、DX(デジタルトランスフォーメーション)の導入は、避けられないのではないでしょうか。中小企業の売上アップに関わるWebマーケティングに特化したクラウド型の中小企業向けDX支援サービス「WebマーケティングDX支援サービス」に興味のある方は、お気軽にご連絡ください。 
  • 2020.02.19 WEB広告

    コンテンツマーケティングの3つの手法と実践方法
    近年マーケティングの一環として、あちこちで取り入れられているのがコンテンツマーケティングですが、いざ始めようとなると、何から手をつけるべきか迷ってしまったり、そもそも何のことだか分らないという方も少なくありません。そこで今回は、コンテンツマーケティングを行う際に知っておきたい主な手法と実践法、やってしまいがちな注意点をご紹介していきます。  1.コンテンツマーケティングとは コンテンツマーケティングとは、コンテンツ(文章や動画、画像など)を活用し、企業やブランドの認知度・信頼度を上げることで、最終的な購買のアシストをすることです。そのため、顕在層はもちろん、潜在層を含めたあらゆるユーザーに価値のある情報を届ける必要があります。次の章から、詳しくコンテンツマーケティングの手法についてご紹介していきます。また、コンテンツマーケティングに含まれる領域については、いくつかの考え方がありますが、本記事におけるコンテンツマーケティングとは、”直接的な広告を使用せずにWebサイト上のコンテンツを活用すること”と定義しています。  2.コンテンツマーケティングの3つの手法 コンテンツには、動画やイラストなど含まれますが、今回は文章をメインとしたコンテンツマーケティング手法を3つ解説していきます。 手法①.コンテンツSEO コンテンツSEOとは、Yahoo!やGoogleなどの検索サイトから自然な流入を増やすための施策であり、「コンテンツマーケティング=コンテンツSEO」と考えている方も多いです。ユーザーが抱えている悩みや疑問に対し、的確な解決策を提示するコンテンツを作成することで、検索結果で上位表示を獲得しWebサイトの認知度や安心感を高め、信頼関係を築いていきます。 手法②.特集コンテンツ 特集コンテンツでは自然検索からの流入は見込まず、使用イメージや説得力を高め、自社商品の魅力を伝えることを目的とします。例えば、アンケートや取材の結果などをまとめるページ、商品の特徴をわかりやすく解説するページなどを使って、コンテンツを作成していきます。コンテンツSEOでは、”○○の悩みや問題を抱えているユーザー”という少し大雑把なターゲットを設定しますが、特集コンテンツでは”1人のペルソナ”を作成し、そのユーザーが求めているコンテンツを制作する方が良いものになりやすいです。特集コンテンツでは、売り色を出さないケースがほとんどです。 手法③.獲得コンテンツ(記事LP) 獲得コンテンツ(記事LP)は、見た目は特集コンテンツと近いですが、次の2つの点で大きく異なります。・購入直前の顕在層向けのコンテンツ ・売り色を前面に出すコンテンツ自社や競合他社の商品を購入しようとしているユーザーに対し、自社商品の魅力や、競合他社との違いを訴えかけることで、自社商品の購入を促します。そのため、ネイティブ広告などで使用されることも多く、商品自体の宣伝に活用されるケースも少なくありません。また、特集コンテンツとは違い、問い合わせ先を明確にし、購入ページへ繋げる導線は複数設置されることが特徴です。  3.コンテンツマーケティングの実践方法 これまでは、文章を主としたコンテンツを活用したマーケティング手法についてお伝えしてきましたが、ここからはコンテンツマーケティングの実践方法を解説していきます。 コンテンツの目的を明確化する コンテンツを制作していくうちに、良質なコンテンツを作成することだけを追い求めてしまうことがあります。しかし、コンテンツマーケティングの目標は、あくまで”企業やブランドの認知度・信頼度を上げる”ことです。制作者や会社の満足度が高いコンテンツを制作することが目的とならないように注意するようにしましょう。おすすめは、SEOや滞在時間、読了率、SNS上のシェア数など、コンテンツを作成する前に、そのコンテンツを作る目的を明確化しておくことです。この作業をすることで、基準となる数値目標が設定でき、抽象的になりやすいコンテンツの評価が行いやすくなるというメリットもあります。 コンテンツプランニング 次に、それぞれの目的にあわせて、どういったコンテンツを作成すればいいのか、ざっくりと企画していきます。仮のタイトルや、どのような内容にするのかを百文字~二百文字程度でまとめていきます。コンテンツプランニングでは、コンテンツ全体の大まかな構成を決めるだけで、細かく章立てまでする必要はありません。 ペルソナ設計 コンテンツを作成する目的やざっくりとした内容を作成した後、ターゲットとしているユーザーが持つニーズを明確に想定していきます。コンテンツを作る目的に合わせて、ニーズの洗い出しに留めるか、架空のユーザー像を詳細に設定するかは変わってきます。目安としては、購入に近いユーザー向けのコンテンツは詳細に設定し、購入に遠いユーザー向けのコンテンツはニーズの洗い出し程度にすることです。 コンテンツの構成作成 ユーザー像を絞り込んだ後は、いよいよ記事の構成案を作成していきます。構成作成にもさまざまな方法がありますが、ここでは最も一般的なものを1つご紹介します。まず「仮タイトル・コンテンツの目的・対象ユーザー」を明記します。次に、各章の見出しを記載し、各見出しの内容を百文字~二百文字程度で書いていきます。最後に、出来上がった構成案とコンテンツの目的や対象ユーザーにズレがないかを確認し、問題なければ完成になります。 コンテンツ制作 作成した構成案とペルソナをもとに、コンテンツを作成していきます。制作時のポイントは、一度完成させ何度も書き直していくことです。一回でイメージ通りのコンテンツを作成することが理想ですが、何度も修正作業を行った方が早く良いものができる可能性が高い傾向にあります。  4.コンテンツマーケティングの注意点 コンテンツマーケティングでは、ユーザーの関心を引きつけ、信頼を築き上げるために気を付けなければならないことがあります。最後に、コンテンツマーケティングを行う際の注意する点を簡単に3つご紹介します。 ①.自社視点のコンテンツが多い 自社商品が魅力的だからといってそればかりを取り上げてしまい、押し売りのように感じられてしまってはユーザーには見てもらえません。また、こだわりが強すぎる記事など、発信側の視点からしか作られていないコンテンツも同様です。自社商品を自慢したい気持ちはグッとこらえて、ユーザーにメリットがある情報発信を心がけるようにしましょう。(記事LPは除きます) ②.更新されない コンテンツマーケティングは中長期的な施策ですので、広告のようにすぐに結果が出るものではありません。(基本的には半年~1年程度で兆しが見えてきます)そのため、直近の業務を優先し更新が止まってしまうことも多いですが、月に1回程度であっても、定期的に更新され続けていることが重要です。 ③.法に違反する Webサイトを運営するうえで避けて通れないことが、ちょっとした不注意で違反しかねない法に関することです。トラブルが発生しやすいものでもあるので、自社が扱うコンテンツに関わるものだけでも把握するようにしてください。特に気を付けたいものとして、次のようなものが挙げられます。著作権 個人情報保護法 薬機法 古物営業法 景品表示法  5.まとめ 今回は、コンテンツマーケティングを行うにあたって、主に使われる3つの手法と実践方法の解説、陥りやすい状況の注意点をお伝えしてきました。コンテンツマーケティングでは、ユーザー像や目的に沿ったコンテンツを作成することが重要です。自社の主張ばかりを押し付けるのではなく、ユーザーの視点を大切にしたコンテンツを届けることで、お互いの利益に繋げることができるでしょう。
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    2017.01.06 WEB広告

    結局KPIはCPA?なんちゃってアトリビューションは卒業するのニャ【隣の席のニャーケッター】
    猫はヒトが隠したものを探しあてるのが得意です。そう、意外とよく見ているのです。ヒトだけでなく、マーケットも・・・ということで、新☆コーナー「隣の席のニャーケッター」はじめました!猫目線で、webマーケティング、広告、現場で起きているリアルな話題を気まぐれに発信。「あるある!」「なるほど!」「ニャんと!」と思ってもらえるようがんばるのニャ。[voice icon="https://www.ecmarketing.co.jp/contents/wp-content/uploads/2017/01/357d2aa89e6d24d93ae07d3949391e94.jpg" name="ニャーケッタ" type="l line"]アトリビューションという言葉、だいぶ定着したね。[/voice][voice icon="https://www.ecmarketing.co.jp/contents/wp-content/uploads/2017/01/436233306d7c1e9a6506c9a931d5b2b6.png" name="A氏" type="r line"][でも、実際はwebメディアだけで取り上げられたり、展示会でセッションされる割に、広告主の現場に浸透してないのが不思議です。なんでこうも温度差あるかなって。[/voice][voice icon="https://www.ecmarketing.co.jp/contents/wp-content/uploads/2017/01/357d2aa89e6d24d93ae07d3949391e94.jpg" name="ニャーケッタ" type="l line"]まるで効果測定ツールの導入社数だけひとりで増えてるみたいニャ?[/voice][voice icon="https://www.ecmarketing.co.jp/contents/wp-content/uploads/2017/01/436233306d7c1e9a6506c9a931d5b2b6.png" name="A氏" type="r line"]そうそう、ひとり歩きアトリビューション(苦笑)[/voice][voice icon="https://www.ecmarketing.co.jp/contents/wp-content/uploads/2017/01/357d2aa89e6d24d93ae07d3949391e94.jpg" name="ニャーケッタ" type="l line"]これは何か依存症のニオイがするのニャ。よし、記念すべき 第一回「隣の席のニャーケッター」のテーマは決まりニャ。[/voice]  そもそも、なぜ効果測定ツールを導入しているのか? [voice icon="https://www.ecmarketing.co.jp/contents/wp-content/uploads/2017/01/436233306d7c1e9a6506c9a931d5b2b6.png" name="A氏" type="r line"]どのツールがイイとかあるんですか?[/voice][voice icon="https://www.ecmarketing.co.jp/contents/wp-content/uploads/2017/01/357d2aa89e6d24d93ae07d3949391e94.jpg" name="ニャーケッタ" type="l line"]それが一概に言えないニャ。機能やコスト以外にもサイト環境やツールベンダーの担当者との相性とか、色々あるニャ。ニャーもいくつか使ったことがあるけど、共通して言えるのは、どれも管理画面のインターフェースが残念だったのニャ。[/voice][voice icon="https://www.ecmarketing.co.jp/contents/wp-content/uploads/2017/01/436233306d7c1e9a6506c9a931d5b2b6.png" name="A氏" type="r line"]・・・ユーザビリティが悪いとこまめに見なくなりそうですね。[/voice][voice icon="https://www.ecmarketing.co.jp/contents/wp-content/uploads/2017/01/357d2aa89e6d24d93ae07d3949391e94.jpg" name="ニャーケッタ" type="l line"]さて、複数の広告媒体を同時出稿するとどうしても発生してしまう重複CV。[/voice][voice icon="https://www.ecmarketing.co.jp/contents/wp-content/uploads/2017/01/436233306d7c1e9a6506c9a931d5b2b6.png" name="A氏" type="r line"]あー、全部のCV数を合計すると数が合わない、ってやつですね。[/voice][voice icon="https://www.ecmarketing.co.jp/contents/wp-content/uploads/2017/01/357d2aa89e6d24d93ae07d3949391e94.jpg" name="ニャーケッタ" type="l line"]それを見える化したり、媒体同士の派生効果を一元管理するために入れるのニャ。[/voice][voice icon="https://www.ecmarketing.co.jp/contents/wp-content/uploads/2017/01/436233306d7c1e9a6506c9a931d5b2b6.png" name="A氏" type="r line"]ということは、いろんな広告を常に出稿しているサイトや広告費が大きいサイトでないと、ツール代元取れないですね。[/voice][voice icon="https://www.ecmarketing.co.jp/contents/wp-content/uploads/2017/01/357d2aa89e6d24d93ae07d3949391e94.jpg" name="ニャーケッタ" type="l line"]そうだニャ。便利な反面、ツールで見るほど広告出稿していないサイトや、殆ど活用していないのに導入しているケースも多いニャ。[/voice][voice icon="https://www.ecmarketing.co.jp/contents/wp-content/uploads/2017/01/436233306d7c1e9a6506c9a931d5b2b6.png" name="A氏" type="r line"]それってなんかもったいないですね。それなら広告費に充てたほうがいいのでは。[/voice][voice icon="https://www.ecmarketing.co.jp/contents/wp-content/uploads/2017/01/357d2aa89e6d24d93ae07d3949391e94.jpg" name="ニャーケッタ" type="l line"]そういうのは、最近流行りの「内製化」現象と捉えてるニャ。[/voice][voice icon="https://www.ecmarketing.co.jp/contents/wp-content/uploads/2017/01/436233306d7c1e9a6506c9a931d5b2b6.png" name="A氏" type="r line"]・・・本を買っただけで自分磨きしたつもりになっちゃうあの感覚に似てますね(笑)[/voice][voice icon="https://www.ecmarketing.co.jp/contents/wp-content/uploads/2017/01/357d2aa89e6d24d93ae07d3949391e94.jpg" name="ニャーケッタ" type="l line"]まぁ、各社それぞれニャ。効果測定ツールは、あくまでも「有料広告」がどう作用したかを見るもの。ただし、「分散型チャネル」といわれる昨今、広告の前後に接することが多い「自然検索」がどう作用しているのか見えないため、ツールを入れても十分な「アトリビューション分析」はできていないのニャ。[/voice]  これってデジャブ?広告主の【超】あるある反応 [voice icon="https://www.ecmarketing.co.jp/contents/wp-content/uploads/2017/01/357d2aa89e6d24d93ae07d3949391e94.jpg" name="ニャーケッタ" type="l line"]例えばこんな結果が出たとする。①検索連動広告(SEM) コスト10万円CV100件 CPA1,000円②SNS広告 コスト20万円 CV50件 CPA4,000円③アドネットワーク広告 コスト30万円 CV3件 CPA100,000円するとたいていの広告担当者は一番CPAの高い③の継続に拒否反応を示し、停めたいと言い出すニャ。 これ、よくあるある風景。 [/voice][voice icon="https://www.ecmarketing.co.jp/contents/wp-content/uploads/2017/01/436233306d7c1e9a6506c9a931d5b2b6.png" name="A氏" type="r line"]たしかにデジャヴですね(笑)[/voice][voice icon="https://www.ecmarketing.co.jp/contents/wp-content/uploads/2017/01/357d2aa89e6d24d93ae07d3949391e94.jpg" name="ニャーケッタ" type="l line"]だけど、果たしてこれは正しい判断なのか、もう少し詳しく見てみたい。[/voice]  認知/獲得 その広告、役割どっち? [voice icon="https://www.ecmarketing.co.jp/contents/wp-content/uploads/2017/01/357d2aa89e6d24d93ae07d3949391e94.jpg" name="ニャーケッタ" type="l line"]広告には大きく【認知】【獲得】2つの役割があるのニャ。先に挙げた結果の内訳を例にするとこうなるニャ。①検索連動広告:出稿はすべて社名・商品名のみ。つまり、すでに知っている人の検索に対してアプローチしているから役割は【獲得】。②SNS広告:CVの9割がリターゲティング、残り1割が興味関心セグメントによるオーディエンス配信。この場合、9割のリタゲが【獲得】で残り1割の興味関心セグメントが【認知】。③アドネットワーク広告:リタゲなし100%オーディエンス配信だから【認知】となるのニャ。さて、ここで問題提起。【認知】【獲得】この2つ、アプローチしているターゲットのフェーズ・モチベーションは全く異なりCVRに差がつくのは当然なのに、KPIはCPA一択というのはおかしいと思わないかニャ?[/voice]  広告設計は役割とKPIを明確に、そして貫け。 [voice icon="https://www.ecmarketing.co.jp/contents/wp-content/uploads/2017/01/357d2aa89e6d24d93ae07d3949391e94.jpg" name="ニャーケッタ" type="l line"]【認知】【獲得】それぞれKPIは何にすべきか方針は様々。昨今ユーザはBtoC・BtoBいずれもCVに至るまで複数回あらゆるサイトを訪問するケースがほとんどニャ。[/voice][voice icon="https://www.ecmarketing.co.jp/contents/wp-content/uploads/2017/01/436233306d7c1e9a6506c9a931d5b2b6.png" name="A氏" type="r line"]いわゆる分散型チャネルってやつですね。[/voice][voice icon="https://www.ecmarketing.co.jp/contents/wp-content/uploads/2017/01/357d2aa89e6d24d93ae07d3949391e94.jpg" name="ニャーケッタ" type="l line"]そうニャ。ユーザは求める情報(ゴール)にたどり着くまで、ネットという海を泳ぐ間に色々な情報に触れるということを想定したKPI設定例を紹介するニャ。KPIは優先度の高い指標から見ていくと、結果に対するジャッジもスムーズなのニャ。【認知】・・・新規訪問率>CPC>直帰率>指名検索流入数【獲得】・・・CPA>CV数重要なのは、ここで定めたKPIを途中で混在させないことニャ。よくやってしまいがちなのが【認知】にCPAを求めてしまったりすること。[/voice][voice icon="https://www.ecmarketing.co.jp/contents/wp-content/uploads/2017/01/436233306d7c1e9a6506c9a931d5b2b6.png" name="A氏" type="r line"]それ!すごく感じます。結局全部CPAかっていう。[/voice][voice icon="https://www.ecmarketing.co.jp/contents/wp-content/uploads/2017/01/357d2aa89e6d24d93ae07d3949391e94.jpg" name="ニャーケッタ" type="l line"]良質な【認知】ができていれば、かならず【獲得】のほうで派生効果が出てくるニャ。この方針にそって実際に取り組んだ事例を紹介するニャ。とあるサイトAではリタゲ【獲得】のパフォーマンスが良く、もっと件数を増やしたいと考えたニャ。そこで、ある【認知】媒体Xを投下したところ、CPC25円、新規訪問率95%、直帰率55%、CVはゼロだったのニャ。だけど、【獲得】のほうは件数が約3倍近く増えたのニャ。新規の訪問が増えたからさすがにCVRは下がったけど、結果的にCPAは若干上がった程度で商戦の波に乗れたのニャ。また指名検索ユーザの新規訪問率が3倍以上(18%→58%)まではね上がったことからも【認知】が効いたことが分ったのニャ。[/voice][voice icon="https://www.ecmarketing.co.jp/contents/wp-content/uploads/2017/01/436233306d7c1e9a6506c9a931d5b2b6.png" name="A氏" type="r line"]それすごいですね、わかりやすい波及効果![/voice][voice icon="https://www.ecmarketing.co.jp/contents/wp-content/uploads/2017/01/357d2aa89e6d24d93ae07d3949391e94.jpg" name="ニャーケッタ" type="l line"]勝因はターゲットイメージの連想からの媒体選定やランディングページもあるけれど、一番大きいのは【認知】と【獲得】のKPIを貫いたことにあるのニャ。【認知】は約2ヶ月CVゼロ出稿だったけど、KPIを混在させずに続けたのニャ。もし途中で止めていたら、この時の【認知】媒体Xの良さを知らずに見切っていたと思うニャ。つまりなんでもCPA1本道で判断するのは「他社との競争に打ち勝つ優良な武器」を自ら捨ててしまうこともなりうるわけニャ。[/voice][voice icon="https://www.ecmarketing.co.jp/contents/wp-content/uploads/2017/01/436233306d7c1e9a6506c9a931d5b2b6.png" name="A氏" type="r line"]考え深い事例ですね。この話が理解できるかどうかで競争から一歩抜きん出れるかどうかが決まりそうな気がします。[/voice]  できれば無料でアトリビューションしたい! [voice icon="https://www.ecmarketing.co.jp/contents/wp-content/uploads/2017/01/357d2aa89e6d24d93ae07d3949391e94.jpg" name="ニャーケッタ" type="l line"]計測ツールにお金をかけるくらいなら、その分広告費に充てたい。[/voice][voice icon="https://www.ecmarketing.co.jp/contents/wp-content/uploads/2017/01/436233306d7c1e9a6506c9a931d5b2b6.png" name="A氏" type="r line"]それすごく同感です![/voice][voice icon="https://www.ecmarketing.co.jp/contents/wp-content/uploads/2017/01/357d2aa89e6d24d93ae07d3949391e94.jpg" name="ニャーケッタ" type="l line"]そこで推奨するのが「みんな大好きGoogleAnalytics」これで無料アトリビューションできるのニャ。それには3つだけポイントがあるニャ。1.広告は全てパラメータを付与2.リタゲは超絶優秀な1媒体に厳選3.【認知】実施中は【獲得】のCPCをいつもより気をつける 以上ニャ。ECサイトはAnalyticsのEコマースタグが入っていると完璧ニャ。 あとは訪問回数ごとにCV経路を出して、媒体毎に収益を割り戻せば、こんな風に(下図)無料のAnalyticsでもかなりフェアな判断ができるようになるニャ。 それにAnalyticsなら、サチコ(Google Search Console)と同期すれば自然検索のボリューム・訪問数も同時に確認できるのが面白いのニャ。広告測定ツールでは見れない自然検索も含めた検証ができるのもGoogleAnalyticsならでは。こんな便利なものが無料で提供されているのに、意外と活用できていない人は多く、もったいないニャ。[/voice][voice icon="https://www.ecmarketing.co.jp/contents/wp-content/uploads/2017/01/436233306d7c1e9a6506c9a931d5b2b6.png" name="A氏" type="r line"]無料のツールも使いこなせていないのに有料の計測ツールを入れるってそもそも変な話ですね(笑)[/voice][voice icon="https://www.ecmarketing.co.jp/contents/wp-content/uploads/2017/01/357d2aa89e6d24d93ae07d3949391e94.jpg" name="ニャーケッタ" type="l line"]まずはAnalyticsを使って今自社で行っている集客施策がどう波及しているのか、見てみて欲しいのニャ。[/voice]