サイトリニューアルを成功に近づける手順とポイント


「デザインが古くなった」「コンテンツが増えすぎてサイト構造が複雑になりすぎた」などの理由で、サイトリニューアルを考えている方も多いのではないでしょうか。部分的な改修で問題が解決できなくなった時、リニューアルですべてを刷新することで大幅な改善が期待できます。

しかし、リニューアルは新しいホームページを一から作り上げるのと同じぐらい労力が必要で、失敗すると今よりもセッション数やコンバージョン率が下がる可能性があるため事前準備が大切です。

この記事では、サイトリニューアルで成功するための4つの手順を解説します。

1.サイトリニューアルは事前準備が肝

サイトリニューアルをするときには、まず次の2つを行う必要があります。

リニューアルの目標や目的を明確にする

なぜサイトリニューアルを考えたのか、その目標や目的を明確にしましょう。なんとなく今のデザインが気に入らない、競合が新しくしたから負けたくないといった理由では、リニューアルは成功しません。

階層が複雑になりすぎてユーザビリティに問題がでている、新しい取り組みを始めるのでターゲットを変更するなど、目的を明確にすることで新しいWebサイトの方向性を定めましょう。

いきなりワイヤーフレームを作成しない

Webサイトのリニューアルを単にデザインの変更と考えて、いきなりワイヤーフレームを作成する人がいますが、それではうまくいきません。サイトのリニューアルはあくまでも「問題解決の手段」ですので、感覚で進めず数値目標を定めましょう。

例えば、リニューアルの目的を「問い合わせの数を増やす」と設定したら、次は「問い合わせの数を半年後までに月20件にする」など具体的な数字にします。数値目標を定めることで、その目標を達成するための課題点や改善ポイントが明確になり、、リニューアル後のPDCAも回しやすくなります。

また、競合サイトを参考にしてマネをするのではなく、今のサイトの問題点を整理し、自社のターゲットユーザーに合致するホームページにしましょう。

 

2. サイトリニューアルで成功するための4つの手順

ここからはサイトリニューアルで成功するための手順を、4つに分けて解説します。

手順1.課題整理・改善案検討

まずは既存サイトの課題点を洗い出し、改善案を検討します。サイトの分析方法は主に4つありますが、自社にもっとも適した方法を選ぶ、あるいは組み合わせるようにしてください。

ヒューリスティック評価 プロの視点からサイトを主観的に分析する方法
アクセスログ解析 アクセスログデータから課題を洗い出す方法
被験者テスト 被験者にWebサイトを利用してもらい、課題店を見つける方法
ベンチマーク評価 競合他社や規模や売上が似ているWebサイトと自社サイトを比較しながら分析する手法

Webサイトのユーザビリティの分析方法については『ユーザビリティ改善で効果的な4つの分析方法』で詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。

手順2.サイト構造設計

次に、Webサイトのメインユーザーとなるペルソナを設計し、そのペルソナがどういった経路でコンバージョンに至るかを図式化したコンバージョンシナリオを作成しましょう。

コンバージョンシナリオをもとにカテゴリの構成などを考え、サイト構造を一覧にしたサイト構造設計を作成します。

ペルソナ設定 自社サービスのメインユーザーとして具体的に仮定した人物像
コンバージョンシナリオ ペルソナがどうやってWebサイトに訪れ、どういった経路をたどってコンバージョンに至るかを図式化したもの
サイト構造設計 Webサイトの構造を図式化したもの。サイトマップとも呼ばれる

手順3.ページ設計

Webサイトのレイアウトを決める設計図のことをワイヤーフレームと呼びます。トップページと、レイアウトの異なるテンプレートごとにワイヤーフレームを作成しましょう。

この段階からそれぞれのページのキーワードを何にするのか、内部リンクをどう繋げるのか、グロナビには何を置くのかなどについて、SEOを十分意識したうえで検討します。

手順4.デザイン・コーディング

作成したワイヤーフレームを参考に、デザインを設計します。デザインが確定したら、コーディングしてサイトリニューアルの完了です。

 

3. サイトリニューアルで失敗しないために

サイトリニューアルで失敗しないためには、前章で解説した手順を守ることが鉄則です。手順に沿って制作していけば失敗のリスクを大幅に下げられます。特に、現状の課題を洗い出し、リニューアルの方向性を明確化することはもっとも重要ですので、時間をかけて行いましょう。

感覚だけで進めてしまっても、見た目的に何となくよさそうなWebサイトができあがるかもしれません。しかし、前述の手順を踏んでリニューアルをしないとPDCAが回しづらく、効果検証も難しくなってしまいます。

 

4.まとめ

サイトリニューアルは、明確な目標がないまま進めてしまうと成功から遠ざかってしまいます。デザインなど見た目だけが新しくなっても、効果は上がらないでしょう。

サイトリニューアルの目的は、既存サイトの問題解決です。そのためには、まず問題を抽出し、どのように解決していくのかの方向性を定め、手順を守って進めていってください。

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