【政令指定都市編】わかりやすい/わかりにくいサイトはどこ?地方自治体サイトユーザビリティランキング


コロナ禍での自粛の影響や、ワクチン接種予約やマイナンバーカード申請など、多くの人が今まで以上に地方自治体のホームページを利用するようになっています。また、デジタル庁が発足し、行政のデジタル化に向けた取り組みが進む一方で、実際の各行政サイトの使いにくさに直面し、ストレスを感じている方が多いのではないかと推測します。

そこで、弊社は、これまで企業・官公庁サイトのサイトユーザビリティ調査及び改善を800サイト以上実施してきた知見を活かし、これらの行政サイトの価値向上に寄与するため、今回地方自治体(政令指定都市)のサイトユーザビリティの評価を行いました。

1.調査方法

弊社コンサルタントチーム3人の評価者によるヒューリスティック評価法(ユーザビリティのセオリーと経験則による評価法)。サイトごとに以下の評価基準に沿って評価。3人の採点の平均をとって評価点としました。(2021年5月実施)

<評価軸と点数配分>
評価軸1:トップページの視認性と操作性(20点)
評価軸2:ナビゲーションの視認性と操作性(20点)
評価軸3:キーワード検索の視認性と操作性(10点)
評価軸4:情報ページの視認性と操作性(20点)
評価軸5:ユースケース1:住民票取得(10点)
評価軸6:ユースケース2:区民事務所・出張所の確認(10点)
評価軸7:ユースケース3:新型コロナウイルス接種予約方法の確認(10点)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
合計 100点

 

2.調査結果のサマリー

調査結果のサマリーと主なポイントは以下の通り

ユーザビリティランキング1位「千葉市」

総合点 87.8点/100点

トップページのナビゲーション設計とイラストをつかったメリハリがあり淡々としがちな行政サイトを見やすくしている。トップページ以外も見出しごとにイラストを用いてメリハリを出し、見やすさにつながっている。

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ユーザビリティランキング2位「浜松市」

総合点 65.3点/100点

PCとスマホどちらでも見やすいように、配色を用いた意味づけと画面サイズを考慮したレイアウトなどが工夫されている。

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ユーザビリティランキング3位「横浜市」( https://www.city.yokohama.lg.jp/ )

総合点 54.5点/100点

メニューごとにアイコンがあり、かつ、ユーザー目線にたったラベリングがなされており、自分に必要なページにたどり着きやすい。

>>横浜市のWebサイトはこちら

 

反対に、今後の改善伸びしろが大きいという意味で、今後の期待を込めて、ランキング下位のサイトも紹介します。

上記トップ3と比較すると、その使いやすさの違いが際立ちます。

 

ユーザビリティ改善 伸びしろ1位「堺市」

総合点 24.8点/100点

PCでキーワード検索をすると、スマホ用のレイアウトが表示され、ロゴを押しても最初のページ(PC用レイアウト)に戻れないなど、未完成の状態で公開されている。

【改善のヒント】
1)「スマートフォン用サイトを表示しますか?」と聞かず自動的に表示する
2)キーワード検索結果からユーザーのデバイスにあったページを表示する

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ユーザビリティ改善 伸びしろ2位「新潟市」

総合点 27.2点/100点

特にスマホサイトにおいて、ユーザーにとっての選択肢(数・レイアウトを両面)が見渡せるようになっていない、画像サイズが小さいなど、PCのためにスマホが犠牲になっている。

【改善のヒント】
1)スマホサイトで見えるサイズで画像を作成する
2)1階層ごとにユーザーに表示するメニュー数を7項目前後にグルーピングする

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ユーザビリティ改善 伸びしろ3位「岡山市」

総合点 27.9点/100点

多くのユーザー(住民)にとって主要なメニューとなる「暮らしの情報」配下メニューの選択肢に到達するまでが遠いため、どこで何ができるか、を把握しにくい。キーワード検索の精度も低く、関係ない頁が多くヒットする。

【改善のヒント】
「暮らしの情報」ページ冒頭で配下メニューが表示されるようにレイアウト変更、また「暮らしの情報」ページのメニューをグルーピングし再整理する。

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3.【参考】サイトユーザビリティランキング上位、下位 各10都市 点数一覧

最後に、今回調査した20政令指定都市のWebサイトユーザビリティランキングを上位10都市、下位10都市にわけてご紹介します。


 

4.ECマーケティングのサイトユーザビリティ改善サービス

ECマーケティング株式会社では、客観的な目線でマーケティングサイトの改善点を洗い出し、CVR、ひいては売り上げを上げる「ユーザビリティコンサルティング」を提供しています。すでに課題を感じているお客様も、まずサイトを客観的に見て欲しいというお客様も、ぜひまずはお問い合わせください。私が直接コンサルティングさせていただきます。

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もちろん、この記事をご覧になった行政のご担当者様からのお問い合わせも、お待ちしております!

   


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