インドネシアでEC事業者が外資100%で参入OKに

 

昨日(2016年1月16日)、インドネシアでEC事業者であれば外資100%で参入が可能になるという記事がジャカルタグローブというメディアで紹介され、私を含め東南アジアのEC業界関係者で話題になりました。

Indonesia to Allow 100  Foreigners Ownership in E Commerce   Jakarta Globe

http://jakartaglobe.beritasatu.com/business/indonesia-allow-100-foreigners-ownership-e-commerce/

 

ちなみにマレーシアとシンガポールではEC事業者にかぎらず、ほとんどの業種で外資100%参入ですが、これだけ話題になるということは、人口2億人を擁するインドネシアの市場が注目されているということかと考えます。

一方で、シンガポールとマレーシアでは逆に外資参入のハードルを徐々に上げていく方向性(外国人向けの就労ビザ発行要件の条件が厳しくなる方向性)だったので、今回のインドネシアの動きから、再び東南アジア全体で外資に対してOPENになる方向性になる一つのきっかけになってくれればいいなと期待しています。

 

東南アジアの大手ECサイトの送料、配送日数から見る市場ステイタス

 

東南アジアを代表するECサイトZALORA(ファッション、拠点マレーシア、年商185億円)と、LAZADA(オールジャンル、拠点シンガポール、年商461億円)の送料と配送日数を一覧にしてみました。

(※この記事は全て金額の単位は全て日本円に換算しています。)

 

 

ZALORA(ファッション、拠点マレーシア、年商185億円)

zalora

zalora送料グラフ

zalora送料一覧表

 

LAZADA(オールジャンル、拠点シンガポール、年商461億円)

lazadaキャプチャー

LAZADA送料グラフ

LAZADA送料一覧表

 

両サイトとも、送料設定においては、特にシンガポールとクアラルンプルでは、ECの普及が非常に進んでいる東京の水準と比較しても遜色なく、むしろ送料の安さでは一層ハードルが低い設定になっています。交通にかかるコストが低いクアラルンプル(マレーシア)では、1件あたり100円~200円というのは妥当な相場といえますが、物価が非常に高いシンガポールにおいて、210円~330円というのは、非常に競争力のある設定だと考えます。

 

配送日数については、シンガポールとクアラルンプルでも1~4営業日とばらつきがあり、送料設定以上に、ECサイトの実力による差が大きく出ているようです。

この点(配送日数)については、日本において、大抵の商品が注文したら翌日、場合によっては当日に届くという状況にまでなっている現状とは、差がまだあります。

 

また、バンコクとジャカルタでは、場合によっては1ヶ月以上かかる、という記載も商品個別には見受けられることから、日常的にあらゆる商品をネットで購入する、という状況までは、まだ少し(数年)は時間が掛かりそうな印象を持ちました。

 

以上の状況と、現地(特にマレーシア)で滞在している感覚と足しあわせて、既に日本並にあるいはそれ以上にECが普及しているシンガポールを除く東南アジアの以下3カ国のEC市場のステイタスは、以下くらいではないかと考えます。

 

マレーシア (この1,2年でECの普及が急速に進む、日本の2005,6年位)

 ↓

タイ (この3~5年でECの普及が急速に進む、日本の2002,3年位)

 ↓

インドネシア (この3~7年でECの普及が急速に進む、日本の2001,2年位)

 

※中盤までデータ中心に来ながら、最後は感覚的にエイっとまとめました。・・・汗

 

 

 

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